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虎の門今昔(ほぼひとりごと(2021年4月30日(金)))

(写真は、古い建物の先に見える虎ノ門の再開発地区。虎ノ門の今昔が撮れました)

#虎ノ門今昔 #虎ノ門再開発 #虎ノ門ヒルズ


昔からある升本の看板が目立っています。環状二号線(新虎通り)と虎ノ門ヒルズが出来てから、風景が激変しました。晴海地区からのBRTや空港リムジンバスのターミナルも新ビルの中に出来ています。


今のところ、裏通りには昭和のころそのものの小さな建物やお店が残り、外側にある升本のようなビルに囲まれ、どんどんと進んでいる、大規模再開発の波から守られているような感じになっています。


大手ゼネコンの広告に歴史に残る仕事をするというキャッチコピーがありました。確かにそうだと思いますが、一方で、歴史的なものを壊すことにもなるということにも気づきます。壊したら戻りません。


こどものころ、コンクリートの建物や道路の寿命は永遠だと思っていたましたが、そんなことはありませんでした。地震の多い日本ではヨーロッパの石の建物よりずっと寿命が短いと言われています。


耐震性や快適性を考えると、仕方ないことだとは思いますが、一方的に今が昔になってしまうのは寂しい気もします。もっとも、今と昔が混在し始めると、やはり新しいビルの方が良いなと思ってもしまいます。


升本ビルは、自分の年令よりは少し若いのではと思いますが、今の建物の気持ちになってみると、とても不安になってしまいました。規則正しい再開発の足音が、少しづつ大きく、速くなってくるような気がします。


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