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2023年!仕事編

今年度入職、ぴちぴちの新卒!!!!から
9ヶ月が経とうとしてるわけで。

1年のほとんどのエネルギーと時間を仕事に費やしたわけなので、ちょっとだけ仕事の振り返りをしたいなと思います。


回復期リハビリテーション病院
理学療法士

わたしの所属です。
メインは片麻痺患者の生活復帰のための身体機能回復。
片麻痺といっても重症度はそれぞれだし、
記憶とか言語能力とかに障害が出る方もいる。
そんな方々とのリハビリ。


入職して2ヶ月弱は、研修と見学がメインだった。
5月末から担当患者を持たせてもらった。



①今年の目標

あれはおそらく6月の初め。
とんでもなく経験年数がある先生の見学につかせてもらった時。
「あなたはこの一年でどう成長したい?」
って訊かれた。

わたしは咄嗟に答えられなかった。
ゆっくりでいいよ、と言ってもらいながら
わたしが出した答えは、

"これだけは誰にも負けないっていう武器を見つけること"。


先生からしたら予想外の答えだったんだと思う。
めっちゃ笑われた。

今考えれば、
もっと臨床の技術をあげたいとか、
こんな患者さん持ちたいとか、
こういう経験したいとか、
いいようはあったはずなのに(笑)

とんでもなく抽象的な答えをしてしまったから。
それでも先生は、
「来年覚えてたらどんな武器が見つかったか聞くからね」なんて言って、
その後は普通に臨床の話してくれた。


先生は絶対覚えてないと思う。
でもわたしは覚えてる。

この1年、
先生にいつ聞かれてもいいように、
自分の武器を必死で探してた。


答えは見つかった。
わたしの先輩方と上司が一緒に見つけてくれた。

わたしの武器は
"人との関わり方"
コミュニケーション能力があるひとはいる。
もっと臨床技術があるひとはごまんといる。


でも。
はじめましての時、
患者さんの気分が落ち込んでる時、
お互い慣れてきた時、
患者さんの「今こうしたい」「こうして欲しい」
に合わせる能力は人一倍あるんじゃないかな。

それは患者さんだけじゃなくて。
同期や上司に対してもそれができる。
"場の雰囲気を見る"ことには多少長けてるかもしれないなって。

ここ最近見つけたことです。



職業柄もあって、
職場の人たちは人を見抜くのが上手な人が多い。

「長女でしょ」と
人生で聞き飽きるほど言われたわたしが、
「あなたは中間子だよね」と
初めて言われたのも職場の上司だった。

そんな上司たちがお世辞でも褒めてくれるのは
「あなたは患者さんと関わるのが上手。」
「余裕を感じる丁寧さ。」
「(緊急性が高い)場で動けている」
と、技術ではない部分。


正直技術より嬉しい。
わたしの根幹だもん。

親切、丁寧。
どこぞの引越し業者じゃないけど、
技術で劣る自分が大切にしてること。



わたしの武器は"人と関わること"
胸を張って答えたいと思います!


ということでひょんなことからできた2023年の目標、
達成!!!!!



②つらかったこと

1つ目は、やりがいがない時期。
夏前にコロナクラスターが起きて、色々なことが大幅に制限された。
使える器具、行動範囲、治療方法。
その中でしなきゃいけないって患者さんにも相当なストレスだったと思うし、わたしたちにとってもやりがいが薄れた時期だった。
それに、わたしの担当患者が退院したり転院したりして、やれることも少なかった!
同期に、大丈夫?しんどい顔してる。って声かけられたのもこのタイミングだったと思う。


2つ目は、症例発表。
こういうリハビリをやりました
このくらい良くなりました
っていうのを発表するんだけど。

自分の症例の患者さんが相当な癖強で、
治療ができない経緯とか、
その中でどんな工夫したかとか、
伝えるのに精一杯。
自分がやったことを論理立てて話すのってとっっっても難しいし、何で良くなったのか考察するのだって至難。


動画編集もスライド作成も
ぜーーーーーんぶ業務時間外にやるから、
この時期は毎日22時に退勤。

その間ももちろんリハビリには手抜けないし、
やることは毎日いっぱい出てくるわけで。
11月末までの記憶はほぼない。

症例発表は年1回必須なので、
この地獄が毎年来るのかと思うと
今から憂鬱すぎる。



てなわけで社会人一年目の振り返り。
色々なこと経験させてもらって、入職時より大成長したんじゃないかなって、自分では思う。
それでも同期たちに劣るところは山程あるし、胸を張って理学療法ができているとは言えないけど、年度末までもうちょっと頑張ろうかなって思える職場に入れたわたしは幸せだなと。


12/31も仕事だけど^_^
2023年もお疲れさま!!!!わたし!!!

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