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京都で沙羅双樹の花の色を愛でる #2023/6/17-18

わかる人にはわかる写真
真実はいつもひもつ

今年2回目の京都です
6月、梅雨の季節とは思えない晴天ぶり
今回は東林院の沙羅双樹の花を観にきました

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。

たぶん多くの人が聞いたことのあるやつ。平家物語です
私は中学生の国語の授業で暗記課題がありました。覚えた当時は課題としか思わずただ暗記してたけど、能動的に文化に触れるようになった今となっては、やっておいてよかったなとなる機会が増えました

東林院へは妙心寺南門を目指していくといいみたいです。GoogleMapの案内で東林院めざしていったら閉鎖されてる門に案内されて、近所のおうちの塀で案内掲示だしてくれてました。ありがたや…

妙心寺南門からinします
壁に囲われた建物がいろいろあってちょっと迷子になりそうでした

なんやかんやあって東林院につきました
手前のところで拝観券を購入できます。お抹茶付きの券にしました

いよいよ沙羅双樹です

お花まるまる落ちるんですね。花は明け方に咲いて夕方には落ちてしまうんだそう。はやい、儚すぎる…
私たちが眺めてる間でもポト...という音ともに花が落ちてました。終わりを感じる音で胸がギュッとしました

それはそうとして、お花は厚みのある白い花弁と黄色でとてもかわいらしいです
たくさん花つくんですね、たくさんおちてました
お庭のサイドにも木があり、落ちた花が狛犬のおみみにのったりしててよかった

ピーカン晴れだったのでたっぷり陽の光がはいって木陰がキラキラしてました

沙羅双樹の花のねりきりと葉のかたちの落雁、お抹茶です
ねりきり久しぶりに食べました、ほんのりの甘さがいいですね…

姿勢を正してお庭を眺めながら心落ち着かせてお茶をいただきまして。京都には年2,3回来てますが、微妙に拝観期間とタイミングがあわず今年やっとでした。ので、念願叶ってよかったです


またね。

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