恥
生きるということは恥ずかしいことの積み重ねだなぁと思う。
あんなことを言っちゃった、あんなことをしちゃった、
うわ、私ってば超恥ずかしい。
恥ずかしさの中で身悶えする。
恥のど真ん中に入って、
「恥入る」
でもしばらくすると、ふっと力が抜けて、
こんな自分をも相手してくれている家族や仲間に
ごめんなさいとありがとうの気持ちが溢れてくる。
そうすると、恥ずかしい自分をも抱きしめたくなる。
こんな経験させてくれる私の命。
生きているからこそ、
命があるからこそ、感じられている。
ありがたい。
じゃあ、自分にできることはなんだろう?
この思いをもとに、次はどうする?何をする?
・・・流れが生まれる。動き出す。
「恥」から少しだけ「間合い」が取れてくるんだ。
この「間合い」が大切だと思う。
「間合い」は感謝で、根源の喜びだ。
間合いがあって、動き出す。
恥+間で
「はじ」「ま」る。=始まる。
次の流れが始まってゆくんだ。
でね。
「恥」というエナジーが種となり「芽」を出すんだ。
「恥」+「芽」=はじめる。
行動し始める。
ちなみに
「恥」には「隠しどころ、陰部」という意味もある。
陰のエナジーは
「間合い」を以て
陽へと転ずる。
そんなことをつらつらと思う
秋の夜更け。
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