見出し画像

【web3/NFT】KROたちやアメリカのOGとの話をシェア!

8ships Twitter Space(8/20/2023)-Part1
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese Girl

GM!!

日本はお盆明けだね。

今週はLAでKevin Rose, Justin Mezzell, Charlie, Emilyと昼からweb3/NFTのことについて語った!

俺が考えてることが、今の感じだとまあまあ想定通りに来てるから、これから多分何百ステップってあるけど、全部うまくいけば、本当に日本の色んな人たちの生き方が変わると思う。

Kevin Rose:「web2.0の申し子」とも呼ばれる世界的な起業家。ブルーチップNFTプロジェクトPROOF/Moonbirdsのファウンダー。Twitter、Facebook、Medium、Blue Bottle Coffeeなどにも投資しており、Google Venturesのゼネラルパートナーを務めた経歴も持つ
Justin Mezzell:NFTプロジェクトProof、Moonbirdsの共同創設者兼、プロダクト最高責任者。GoogleやFacebook、New York Timesをクライアントに持つフリーランスのイラストレーター/デザイナーとしても活動している
Charlie:NFTプロジェクト「Sakazuki」、サントリーグループWeb3スタートアップ「Good Measure」ファウンダー。ハイボールとハイボールジョッキの「ファザー」と呼ばれている

今こそ本物を見分ける時期

「NFTをくっつけて売りました」っていうのは、ビジネスじゃなくて叩き売りみたいな営業なんだよね。
「トレンドにガンガン乗って、今ホットなものを作りましょう」みたいな日本の起業家も多い。

TonyっていうCryptoPunksを100体以上ミントしたOGの人の家に呼んでもらったんだけど、そういう人とお金のこととかは話さない。
「今後のweb3どうなるんだろう?」とか「今のNFTプロジェクトどう思う?」みたいなのを10時間くらい話して、本当に最高だった。

彼は全くもって上からじゃないし、自分を見せびらかすようなことはしない。

前から言ってるけど、今後の日本のNFTプロジェクトの99.9%はゼロになると思うけど、テクノロジーは残るわけよね。
「このテクノロジーをどう使ったら、人にプラスを与えられるんだろう?」っていうところをベースに考えてる人たちが、やっぱりプラスになっていくっていう話をした。

Bored Ape Yacht Clubも香港でApeFestっていうイベントをやるけど、かなりリスクが高いと思ってる。
俺もめちゃくちゃ詳しいわけじゃないけど、カルチャーをビルドしようとしてるのか、ハイプをビルドしようとしてるのかっていうところでは、ちょっと雲行きが怪しいなって思う。

もちろん誰が残るかは分からないけど、今本物を見分ける時期ではあるのかなと思う。

CryptoPunks:10000点の24x24のピクセルアートNFT。ほとんどが人物のイラストだが、猿やゾンビ、エイリアンなどもあり、現代のクリプトアートムーブメントにインスピレーションを与えたプロジェクト
Bored Ape Yacht Club:10,000点のNFTコレクションで、それぞれの画像には漫画の猿が描かれている有名なNFTプロジェクトの一つ。Yacht Clubの会員カードとして機能し、会員限定の特典にアクセスすることができる

RECURの件から

RECURが11月にマーケットプレイスを閉じて、サービスを終了することを発表した。

サンリオもRECURとパートナーシップを組んで、ハローキティとかのNFTを出したりしてたんだけど、日本のIPを持ってる企業も、多分よく理解せずにIPを上げちゃったり貸しちゃったりしてるのね。

日本のIPを持ってる企業とかと話すと、本当にびっくりするくらい全く知らないから、簡単に言えばシンプルに騙されてるのかなって思う。

ただ、日本の企業がweb3/NFTにフルコミットせずに守りの体制だったことで大火傷はしてないのは、いいことかもしれないけど。
例えば、ONE PIECEのTシャツが売れなかったからと言って、ONE PIECEのIPは悪くならないわけだからね。

そういう意味では、日本はまだまだこれから色々可能性が超あるんじゃないかなと思ってる。

RECURのパス自体は300ドル(約43,000円)で、一時期フロアだけでも多分800ドル(約116,000円)くらいになってて、トータルで8,000〜9,000万ドル(約116〜130億円)くらいお金が集まったんじゃないかっていうところでは、告訴されるんじゃないかっていう話が上がってる。

PROOFとかGaryVeeが強いと思うのは、やってる人たちが大成功してる人たちっていうのと資金力が強いから。
やっぱり経営のノウハウとかビジネスを知ってないと、俺は正直、どうやってビジネスを成功させるの?っていう考えなの。

客観的に「なんでこれに〇〇ドルの価値があるのか?」っていうのを常に見ないといけない。

Tonyに聞いたら、やっぱりCryptoPunksのコミュニティは最強らしい。

CryptoPunksのコミュニティが強いのは、カルチャーがあるからなんだよ。

別にユーティリティとか約束してないわけじゃん。
だけど、CryptoPunksを持ってる人たちは「所属したい」っていう気持ちがあって、そこにどれくらいの価値があるのかっていうところ。

そういう作り方とかは、すごく学ぶことがたくさんあるなと思うし、面白い。

RECUR:“to make web3 simple(web3をシンプルに)”をミッションに掲げ、すべての人々がweb3にアクセスしやすくなるように、そのために必要なすべてのツール、ガイダンス、セキュリティを提供している
PROOF:NFTコレクターとアーティスト1000人からなるNFTプロジェクト。アートを称え、コレクターをつなぎ、クリエイティブな起業家精神をアクティブにする、コミュニティ中心のプロダクトを作っている
GaryVee:ブルーチップNFTプロジェクト「VeeFriends」のファウンダー。彼1人の力でCryptoPunksを有名にさせたほど、NFT/web3界での影響力を持っており、「NFT界に1番一般人を入れた人物」と言われている。バドワイザーやペプシなどの一流企業をクライアントに持つ世界的なマーケティング会社のCEOを務めるなど世界的起業家でもある


Kevin Rose, Justin Mezzell, Charlieと @Los Angels

Kevin RoseらとLAでランチミーティング!

Kevinたちと朝からダウンタウンLAにあるPROOFのギャラリーで会って、ランチに行って、昼間からテキーラとか色んなお酒を飲んで、ご飯も美味しかったんだけど、最高なのが「web3/NFTどう思う?」って話せること。
それだけで俺は超幸せ。

俺NFTにめちゃくちゃお金を使ったし、もっと高かったときに売っとけば良かったかなって思うこともあるけど、売ってしまってたら今の関係性とかがなかったって思うと、今俺が作ってるものの方が100倍価値があると思うし、お金で買えないものがある。

本当にみんなに言ってるけど、絶対的に、お金で買えないものを作れるかどうかが全てのカギだから。
お金で買えないから、お金でその一部に関わりたいってなるわけで。

その「お金で買えないもの」っていうのが、日本人が大得意な部分だと俺は本当に思うのよ。
だからこそ、日本人が持ってるものって、世界の人たちは感じにくい。

日本の素晴らしさっていうのは、そういうところを大事にする文化だから、それをNFTを通じて表現できれば、いいコミュニティを作れるんじゃないかなと思ってる。

だけど正直言って、今のクリプトとかブロックチェーンの集まりは、多分「100人中2〜3人本物いればいいか」くらいのもの。
ビジネスカンファレンス系のイベントは、「愛をお金で買えるぞ」って宣伝してるような、「偽物集まれ!」みたいなシステムで、本物が逆に逃げていくシステムだよね。

お金ってあくまでも「これくらいの価値がある」って感じたものに対して、後からつけるものだから。

web/NFTテクノロジーの可能性自体は変わってない

みんな、今ワクワクしてないと、自分も流されてると思っていいくらい。
本物しか残らない、今なの。
本当の、ちゃんとしたものを求める人間なのであれば、逆に今が1番楽しい時期になる。

web3の可能性は、変わってない。

Amazonが大暴落したとき、ジェフ・ベゾスもみんなから「お前も消えるんだろ」って思われてたけど、彼は最初から本物を作ろうとしてたわけだからね。
そこの違いは大きい。

テクノロジー自体は最初から最後まで変わってなくて、それを使う人たちが騙そうとするだけ。
だから、これから。

想定してなかったことも起きるからこそ、人生って楽しい。

最初から目標は変わってないし、俺はただ楽しいことしたいだけだから。
ここに楽しいことをしたい人たちが集まればいいし、シンプルに、うちらが思う「楽しいこと」っていうものに価値があるのであれば、多くの人たちがそこに価値を感じて「入りたい!」ってなる。

web3は「みんなで楽しくしようぜ!」っていう空気感だから。


続きは、【web3/NFT】なぜweb3/NFTに入ったのか?改めて、自分はどうしていきたいのか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?