【web3/NFT】ジャニーズやAstar Networkの件などから学べることとは?
8ships Twitter Space(9/17/2023)-Part1
Host: Terry T
Main Speaker:CHAI CHAI @ Crypto Girl / Em - Just a Japanese girl
GM!!
Emilyは今TOKEN2049 Singaporeのサイドイベントに参加しに、シンガポールに来てるよ!
イベントリストを見る感じ、Korea Blockchain Weekよりもイベントの数は圧倒的。
Terryは今週1日8〜10件ミーティングが入ってたんだけど、思ってるよりも日本のNFT界は多分そこまで未来が明るくない。
だけど、日本の大企業とかと話すと、かなり今アツくて、むしろもっと活発的になってるんじゃないかってくらいだと思う。
芸能関係だったりビジネス関係、エンターテイメント関係、色んなところに繋がりがどんどん広がって行ってる。
めちゃくちゃ面白いよ!
ジャニーズタレント広告起用停止の件から学べることとは?
ジャニーズタレントを広告に起用していた企業が、相次いでジャニーズタレントの起用を中止・見直ししていってるけど、企業側からすると、そういうのをちゃんと表明しないといけない状態になってるんだろうとは思う。
問題としては、基本的にテレビ業界の人たちもみんな知ってたっていうところで、トカゲの尻尾切りじゃないけど、早々に「自分たちは違いますよ」っていうのを証明しないとっていうところなんだと思う。
日本はリスクマネジメントはめっちゃ早い。
だけど、それはポジティブなリスクマネジメントっていうよりも、自分たちを守るためにめちゃくちゃ動くの。
日本でいろんなところと話してて、すごく面白いなって思うのが、「70年前くらいのビジネスモデルがまだ残ってんのか...!」ってくらいのやり方。
色々企業と話をさせてもらってるんだけど、値段を言わないんだよね。
こっちとしては予算を組みたいから「希望の値段を言ってください」って言っても、「色々あって分かんないんですよね」「逆に値段を言ってもらえたら、それで提案させてもらいますよ」って感じ。
いや、自分たちの会社なんだから、どれくらい出せるか知ってるでしょ!みたいな。
こんなの世界でやっていけるわけがないのね。
交渉って言えば交渉なんだけど、ネット社会の今、オープンになってる中で、日本っていうものがとてつもなくオープンじゃないなっていうのがある。
だけどそれと同時に、ジャニーズの問題を見て学ぶところもある。
日本の会社って基本的には、リスクがやべえってなった時しか動かないんだよ。
なんでもそうなんだけど、1人が立ち上がったらみんなが立ち上がる。
別に2番手3番手が悪いわけではないけど、1番最初に動いた人が1番リスクを取るから。
日本のシステムを見て良さとかも感じるけど、このビジネスモデルで世界と戦っていくなら本当に大変だと思う。
人生が楽しくなるか?だけ
日本は形をすごく求めるから、ビジョンの話をしても全くもってピンとこない。
だけど、日本の大企業の中にも「何かチャレンジしたい」っていう人たちはいて、そういう人たちと今会わせてもらってるから面白いよ。
全員が力を合わせれば本当に面白いことができそうだなっていうのはすごく感じていて、今超ワクワクしてるし、俺は今人生で1番楽しい。
本当に、人生賭けるなら今だと思うよ。
去年とかNFTに何十万、何百万円のお金突っ込んだ人もいると思うけど、その価値が発揮されていくのが、これからの1年間くらいだと思う。
色んな企業と話してることが実現したら、本当に日本は変わると思う。
全てにおいて、人生が楽しくなるか?ならないか?だけだから。
ワクワクする人生っていうのは絶対的にリスクが伴っちゃうわけで。
だけど日本人には、リスクはないと俺は思う。
むしろ、逆リスクがあると思う。
精神的なリスクというか、日本で超絶ハッピーな人ってとてつもなく少ないのよ。
お金の不安とかも、もちろんあるとは思うんだけど。
どれだけ大企業で奴隷のように働いても、日本の会社は基本的に仕組みで動いてるから、簡単に言えば「その人がいないと絶対にいけない」っていうのがなくて、誰も充実感を得てないみたいな状態。
そんな中で家族に癒しを求めるっていう人も多くて、「自分が家族のためにいる」じゃなくて、「家族がその人のためにいる」みたいな形になってるのよ。
「お金を引き換えに癒しをもらう」みたいなシステムだと、子供にとってあんまりいいメンタルステージにはならないよね。
今週話題となったAstar Networkの件について
俺もめっちゃ詳しくは知らないんだけど、Astar Networkの経緯をざっくり知ってる範囲で話すと、彼らがやろうとしてたビジョンはチェーンとチェーンを繋げる、マルチチェーンのシステムだったわけよね。
だけど、マルチチェーンいらなくね?ってなったり、みんなAstar Networkを信じて買ったり、ファウンダーの渡辺創太もカリスマ経営者みたいな感じだからそこのハイプもあったんだけど、今週初めて、違うレイヤー2の仕組みにビジョンを変えたわけよね。
彼としては「1年間死ぬほど考えてこうなったんだよ」ってことなんだけど、買った人たちも死ぬほど考えて、自分のお給料からお金を出して買ったわけで、みんな頑張ってる中で「死ぬほど頑張った」っていうのは自己満の世界。
方向性を変えるのは全然いいと思うのよ。
だけど多分、今回の1番の問題は、「こっちでいきますよ」って言ったことを信じてたのに、いきなりそれが変わったっていうコミュニケーションのところに対する不満かなと思う。
Twitterを見る限り、「裏切られた」みたいな反応をしてる人は多かったから。
「頑張ってるから凄いでしょ」じゃなくて、「信じてくれた人に説明しろよ」と俺は思う。
「日本人がやってるところだから」っていうので応援してる日本の人たちも多かったけど、今回の件とかもきっかけになるのかなと思う。
彼らが方向性を変えて、これからどうなるかは分からないけど、だからこそ今すごく面白い時期になるのかなって思う。
ジャニーズやAstar Networkの件から感じること
ジャニーズの件とかAstar Networkの件とかで色々感じたのは、日本ってやっぱり、今変わる時期なんだなっていうこと。
誰が残るか、どういう選択肢がベストかは分からない。
東山紀之がジャニーズの社長になったり、井ノ原快彦がジャニーズアイランドの社長になったりしたけど、彼らはパフォーマーとしてはプロだったけど、ビジネスセンスは超ないわけじゃん。
色んな人と会うけど、お金をいっぱい持ってる人たちも、承認欲求で生きてたりする。
東山紀之の前にジャニーズの社長だった藤島ジュリー景子も、自分の代でジャニーズを潰したくないっていう気持ちがあるんだと思うのね。
だけど、そこのプライドとか、守るべきものは何なんだろう?ってういうのをもう1回客観的に見直さないと。
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