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【web3/NFT】Korea Blockchain Weekに行って現地で感じたこと
8ships Twitter Space(9/10/2023)-Part1
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl
GM!!
Terryは韓国から帰ってきたばかり!
Korea Blockchain Weekはみんな絶対行った方が良かったよ。
マイナス面も色々あるけど、可能性っていうところでは、日本では感じれないものがあった。
Korea Blockchain Week:2023年9月4日〜10日にわたり韓国で行われたイベント。業界の重鎮によるキーノートスピーチ、世界的な専門家によるパネルディスカッション、そして投資家やクリプト愛好者向けのネットワーキングの機会が儲けられている。FACTBLOCKが設立、Hashedが共同運営してお理、2023年に6年ぶりに開催された
KBWで感じたこと
韓国の印象は、超大阪っぽい。
大阪が東京を意識せずに世界を意識してたら、韓国みたいになったんだろうなって思う。
Korea Blockchain Weekはめちゃくちゃ楽しくて、感じることがあった。
日本から2時間で行ける距離なのに、こうも違うんだって思ったし、日本にとってのヒントが死ぬほどあるんじゃないかなと思った。
何で海外のNFTプロジェクトの人たちが日本には来ず、韓国に行ったのか?っていうところに関して、“韓国に行くだろうな”っていう明確な理由がそこにあるというか。
韓国で俺が話した人は、ほぼ全員英語を普通に話せてたし、海外経験のある人がすごく多かった。
あとは、海外から来てる人の数も、日本とは比べ物にならないくらい多かった。
そういう意味では、日本はポテンシャルがあると同時に、韓国から学ぶところはすごくあるなと思う。
ただ、英語ができる日本人は少ないから、もしKorea Blockchain Weekに行けてたとしても、どこまで感じられたかな?っていうのはある。
CryptoPunksのブランチイベントにも行ったけど、やっぱりレベルが全然違うね。
そもそもある程度お金を持ってる人たちだから、頭のいい人たちが多い。
「韓国は去年に比べてトーンダウンしてる」みたいな話があったけど、日本の100倍くらい盛り上がってはいる。
でも、意味のないイベントも超あったとは思う。
ただ単にお金をかけて、ちょっと派手にして、イベントの目的が何か分からないみたいな。
ただ、トータル的には良かったと思う。
日本よりもちゃんと、デジタルアートの価値を感じてる人は多いのかなと思った。
0N1 ForceのイベントにはDJ SODAもいて、ファウンダーが「最高のパーティだった!」っていうようなツイートしてたんだけど、それってよく分からないな...って思ったりもする。
どういう意図かは分からないんだけど、何が目的なんだろう?っていう疑問がある。
イベント屋さんとかコンサートのプロデューサーが、それを言うのは分かるんだけど、NFTプロジェクトのファウンダーがそれを言うのは、なんでなんだろう?というか。
ファウンダーの良い話を聞いてたから、どこを目指してるんだろう?みたいな興味が逆に湧く。
CryptoPunks:10000点の24x24のピクセルアートNFT。ほとんどが人物のイラストだが、猿やゾンビ、エイリアンなどもあり、現代のクリプトアートムーブメントにインスピレーションを与えたプロジェクト
ON1 Force:2021年8月にリリースされた、0N1(日本の鬼に由来)と呼ばれる7,777体の空想の戦士を描いたNFTコレクション。日本のアニメスタイルとカルチャーからインスピレーションを受けたアートワークが特徴で、横顔PFPコレクションの元祖とも言われている
🇰🇷✈️🔜🇸🇬
— Em - Just a Japanese girl (mom) (@JapaneseNFTgirl) September 16, 2023
A passport issue extended my stay in Korea, where is my second hometown and also I’m in awe of Web3 innovation!
The Web3 vibes were inspiring, and there’s much that Japan could learn from this rapid progress. However, I’ve always recognized Japan’s massive potential… pic.twitter.com/RcV2S9bZM1
アーティストも「最低限のお金があれば」ではなく、次世代のことを考えた動きを
最終的に、ほぼ、アーティストよりもビジネスが勝つのよ。
だからアーティストは、うまく利用されるっていうシステムになるというか。
圧倒的な作者とかじゃない限り、「作るだけの人」になっちゃうから、力を持てないんだよね。
本当にweb3で、作る人にも力を持たせたいのであれば、ちゃんと仕組みを作らないと。
「web3だから絶対にクリエイターに力が行く」わけがない。
ただ、俺がアーティストの肩だけを持ちたくないのは、自己満のアーティストも多いと思うのよ。
次の世代の子たちが食べていけなくなることを考えずに、「自分が良ければいい」っていうのは、超傲慢な生き方だと思うから。
社会で生きてる限り、次の世代のこともちょっとは考えてほしい。
特に親の人たちとかは、そう考えないのかな?って思ったりもする。
「最低限生活できるだけのお金があればいい」って人もいるけど、基本的に「便利」って欲なのよ。
例えば、インターネットも欲なんだよね。
だって、それがなくても生きていけるわけじゃん。
今、オーバーサイズの服が流行ってるけど、少し前まではスキニーのものが流行ってたよね。
だから、ファッション業界としては、ガラッと変えないと売れないし、新しい流行の服がスタンダードになったら、それを持ってない人たちは買わないといけない。
だけどトレンドって、基本的にはファッション業界が作ったものなわけ。
そこを見たときに、どれだけ「最低限の生活ができればいいから、私はそこまで求めません」って言っても、知らない間に人間の欲求っていうのは作られてるわけよ。
日本の教育で自我を作らせない分、会社が作ったトレンドですごく操りやすいというか、上手くできてるなと思う。
これからのアーティストのあり方とかは自分たちで考えていかないとというか、今このTwitter Spaceを聞いてる人たちが命を賭けて1%変えられたら、凄くいいとは思う。
変えるっていうことは、そんな簡単なことじゃないから。
日本にとってプラスなものは、世界から取り入れた方がいい
今うちらが思ってるスタンダードって実は誰かが作ったもので、今はweb3のスタンダードを作れる時期。
韓国のいいところもあれば、悪いところもあるし、日本がそのまま真似してもダメ。
日本のweb1とかweb2を見たときに、MDプレイヤーとかiモードとか、いい線行ってるんだけど、基本的に日本だけで流行って、世界では全く流行らずに消えていくものを作ってきてる。
もちろんそこで稼ぐ会社はいっぱいあるし、一時的な会社の売り上げは莫大なんだけど、カルチャーではない。
日本人って「日本はこれだから、私たちは受け入れません」みたいなスタンスが多いんだけど、俺としては「日本にとってプラスなものを取り入れたらいいじゃん」みたいな超シンプルな考え方なんだよね。
ただ怖いのが、今人気のNFTプロジェクトは特に、基本的にファウンダーのマーケティングセンスがめちゃくちゃ高くて、口が上手い人たちが多い。
いいこととか正しいことをめちゃくちゃ言うんだけど、俺は裏側の話にも入ってたりするから、「そんなクリーンじゃねえよ!」みたいに思うところもある。
うちらはNFTバブルを経験してた
1〜2年前の日本のweb3/NFT界のハイプで、うちらはバブルを経験してるんだよね。
だって、World of Womenが8ETHで「安くね!?」ってなってたからね(笑)
そこで誰かが「なんでこれが8ETHなんですか?」「何故このNFTプロジェクトが上がり続けると思うんでしょうか?」って言う声もないわけよね。
あの時代、うちらはもうバブルの中に生きてたのよ。
web3/NFT界に入ってなかった人たちは、それを見て「バカじゃねえの?」ってなるけど、バブルの中に入ってるうちらは「お前たちがバカなんだよ!」みたいな感じだから(笑)
バブルの外だった人たちは「騙されたね」ってなるけど、例えば俺とかは、NFTに入れた金額以上のリターンをもらってる。
俺は、NFTはチケットだと思ってる。
ジムと同じで、そこに入ってからどれだけ頑張るかで全てが決まるというか。
NFTバブルは存在してたけど、web2にもバブルがあったわけよ。
バブルって定期的にあって、ビットコインも4年前にバーって上がって、落ちたけど、そこからそれまで以上に上がったわけで。
人間の欲求の塊によって一気に上がるんだけど、あれってただ単に短期的にリターンを求めてるからバブル化するだけであって、ブロックチェーンテクノロジーとかNFTテクノロジーとか、
ベースのプロダクトは変わってなくて、むしろ進化していってるわけ。
そこを信じてる人たちにとっては、バブルとか全く関係ないんだよね。
だから、本物と偽物を見分けるっていうのがとてつもなく大事になってくる。
World of Women:10,000人の女性のデジタルイラストによる肖像画を集めたNFTコレクション。World of Womenは、コレクションだけでなく、NFTにおける女性の多様性、リーダー性を高めることにも取り組んでいる
続きは、【web3/NFT】海外を見て思う、日本のこれからの可能性とは?へ
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