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【web3/NFT】海外を見て思う、日本のこれからの可能性とは?

8ships Twitter Space(9/10/2023)-Part2
Host: Terry T
Main Speaker:Em - Just a Japanese girl / CHAI CHAI @ Crypto Girl

前記事では、Korea Blockchain Week参加を終えたばかりのTerryが実際に現地に行って感じたことをシェア!次は、日本が世界とビジネスをやっていく上で重要なポイントについてや、日本と世界の違いを見た上で、これからの日本の可能性について話していくよ!

日本人はビジネスにおいて、ピュアすぎる

GaryVeeは10年後しか見てないから、もしアーティストが今「Garyと一緒にやるのは良くない」と思ってたとしても、最終的に「一緒にやって良かった」って思えるものをGaryは作るんだと思う。
Garyが目指してるのはウォルト・ディズニーレベルだから、「繋がってて良かった」って思えるような人になればいいと思うし。

日本の人たちは、アメリカのファウンダーをよいしょしがちだけど、それをやめてほしいんだよね。

韓国も接待文化だから、そういうところが見えた部分もあったけど、グローバル要素をうまく取り入れてるから、海外の人にとっては日本よりも韓国の方がやりやすいんだと思う。

韓国の人たちはビジネスセンスも持ってたりもするから、接待しながらも自分のプラスに持っていくところもあるんだろうけど、日本の人たちは本当にピュアなところからビジネスの場面に来ちゃってたりするから、騙されて終わるというか、そういうのはすごく怖いなと思う。

日本人は真面目すぎるんだよね。

もうちょっとラクに生きればいいのになって思う。
便利のラクじゃなくて、心のラク。

人生で「こうしなきゃいけない」っていうのはゼロだからね。
もちろん、法律を犯すのは別だけど。

もっと自分でいていいんだよ。
人それぞれ、全員違うわけだからさ。

web3はダークも正義もめちゃくちゃ分かりやすいと思う。
「何がベストか?」っていうのをちゃんと作っていく上で、アメリカとか韓国、シンガポールとは違って、日本のweb3でめちゃくちゃいいと思うのが、まだ色がついてないんだよね。

だから、うちらがどういうweb3社会にしていけるかを決められるっていうところに関しては、本当に可能性しかないと俺は思う。

日本でNFTに入ってる人たちは、純粋な人たちが正直多いとは思うのね。
現実社会を知らなかったり、ビジネスサイドの考えが無さすぎるというか。

だから、誰もが大人として、ちゃんと仕組みを作らないと、最終的には利用されて終わっていく。

そういった意味では、なぜ世界の人たちが日本に来ずに、韓国に行ったかっていうのは分かる。
人間って超シンプルだから、楽しかったり、ビジネスとかお金とか、全ての面でプラスがあったら、そっちに行くし、プラスが無ければ来ない。

「何で日本はweb3やってないの?」ってめっちゃ聞かれるんだけど、別に大企業もNFT出してるじゃん?
だけど誰も知らないのは、そのNFTは企業の自己満で作ったようなもので、クソみたいな感じだから。

そうじゃなくて、世界にずっと残るような仕組みで作っていかないと。

GaryVee:ブルーチップNFTプロジェクト「VeeFriends」のファウンダー。彼1人の力でCryptoPunksを有名にさせたほど、NFT/web3界での影響力を持っており、「NFT界に1番一般人を入れた人物」と言われている。バドワイザーやペプシなどの一流企業をクライアントに持つ世界的なマーケティング会社のCEOを務めるなど世界的起業家でもある

KBWで良かったところ

Korea Blockchain Weekですごく良かったのが、イベントがアメリカっぽかった。

日本のweb3イベントは、ビジネスカンファレンス系が多いじゃん。
だけど、イベントにいる人たちと話せば話すほど、全員「クソつまらない」って言ってるのよ。

イベントに参加してる人たちがみんなつまらないと思いながら、そのイベントに参加してるっていう、もう訳が分からない状態になってる。

「web3ではクソつまらないビジネスカンファレンス系のイベントをやめましょう!」っていうのを8shipsでも、Rising3xでもやっていく。

Korea Blockchain Weekのイベントは、楽しさっていうのはあったし、オープンさもあったし、海外の人たちも多くてグローバル感もあって、web3の良さを感じれた。

日本のweb3/NFTイベントを運営してる人たちは、本当に海外から学んできてほしい。

自分らしさを出すのはいいし、むしろ出してほしいって思うんだけど、センス無いならそれをちゃんと客観的に理解して、できないところはプロに任せるとかしないと、ただの自己満になる。

ただ、韓国のイベントがアメリカと違うところは、オープンでグローバルなんだけど、参加してる人たちに裏がある人も多分かなりいる。

価値観とか楽しみとかで繋がるんじゃなくて、利害関係のために繋がるというか。

“こいつは俺にプラスがあるから繋がろう”っていう気持ちとか、そういうのが見え隠れする部分があった。

日本ならもっと良いものが作れる

web3の1番重要なところは「人間」だと思うから、肩書だけを見て話す人には本当に興味がないし、人として話せる人と繋がりたい。

派手なイベントも俺は別に嫌じゃないのよ。
DJ SODAを呼びたいか?NewJeansを呼びたいか?って言ったら呼びたいし、韓国の整形文化の話もあるけど、見た目が良い方がいいか?って言ったら、良いに越したことはない。

だけど、見た目だけが良くて中身がないのであればどうなんだろうっていうところで、韓国のイベントは凄く派手だけど、きめ細やかさとか中身はまだまだだなって感じた。

そこに関しては、もし日本で同じだけのお金をかけて作るなら、最低でも10倍良いものは確実に作れると思う。

ただ、韓国とか他の国の凄いところって、60%で走れることなの。
日本は90%見えないと動かないのよ。

だから、スピード感がweb3とか新しいテクノロジーでは大事だし、オープンマインドさは圧倒的に日本が負けてると思う。

日本のweb3/NFT界って「自分たちで良いものを作れば良いですよね」みたいな感じでどんどん狭くなっていってると思うのね。
それは色んな人たちと話してても感じるんだけど、「それweb3じゃないからね」っていうのは本当に言いたい。

web3のアートって、今までよりもっとオープンになるもので、デジタルアートがweb3っていうわけではないと俺は思ってる。

デジタルアートだけど、グローバルに外から色んなものを取り入れて、ブロックチェーンで繋がってる。
それが世界の人たちにも見えるっていうのが、web3のデジタルアーティストだと思うから。

「グローバル」って言ってると、「Terryはアメリカが好きなんでしょ?」って言ってくる人もいるんだけど、インターネットも世界から来てるし、鉄道もロンドンから来てるし、日本の全てのものは世界から影響されてるからね。

別に影響を受けるのは、良いことなのよ。
文明が全部、日本から来てるわけがないから。

日本はまだまだこれから

日本だけを見てたら、NFTとかブロックチェーンが衰退していってるなって思うけど、世界を見ると全然衰退してないよね。

今、韓国が「弱ってる」って言われてこれなら、世界がブロックチェーンとかweb3に見てる将来っていうのは凄いな、めっちゃ可能性あるなって思う。

日本のコミケみたいな形だけでは終わらないと思うし、本当に社会現象レベルなるというか、他の国ではもうなってる。

みんなまだまだ可能性しか感じてないし、日本はこれからじゃないの?って思う。

だから俺は、2024年が日本の年になるように動いてるし、日本のweb3/NFTはまだスタートしてないと思う。

日本ってどっちかと言うと、IPであったり、ブランドとか、プロダクトを作るのが上手い国じゃん。
だからこそ「日本はなんでweb3に入ってないの?」っていう質問が韓国では1番多かった。

これから、NFTテクノロジーとかを使ってどうしていくのか?っていうとこにはなってくると思うんだけど、今ある既存のプロダクトをどうやってweb3化していくのか?っていうのが、多分ホットになっていくんじゃないかと思う。

ブランドIPをゼロから作りましょうっていうのよりも、既存のブランドとかIPをうまく活用して、web3テクノロジーをうまく取り入れましょうっていう。

独自のIPとかブランド作るところもあるとは思うけど、今のPFPプロジェクトのやり方だと、基本的には多分ほぼ不可能だとは思う。

だからこそweb3/NFTが面白いと思うのは、今ルールがないから。

日本人にとってルールを作るのは難しいけど、ルールができたら走れる。

そういう意味では、これらかどうなるのかっていう感じではあるし、楽しみ。

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