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【web3/NFT】今週のNFT NEWS !(Boss Beauties/goblintown.wtf)

8ships Twitter Space(4/16/2023)-Part1
Host: Terry T
Main Speaker:Just a Japanese Girl-Em / CHAI CHAI @ Crypto Girl

GM!!

今日は何気に8ships Twitter Space 1周年!
この1年でGaryVeeとかKevin Roseが来るイベントをして...っていうのはまさかの道のりだね。

GaryVee:ブルーチップNFTプロジェクト「VeeFriends」のファウンダー。彼1人の力でCryptoPunksを有名にさせたほど、NFT/web3界での影響力を持っており、「NFT界に1番一般人を入れた人物」と言われている。バドワイザーやペプシなどの一流企業をクライアントに持つ世界的なマーケティング会社のCEOを務めるなど世界的起業家でもある
Kevin Rose:「web2.0の申し子」とも呼ばれる世界的な起業家。ブルーチップNFTプロジェクトPROOFのファウンダー。Twitter、Facebook、Medium、Blue Bottle Coffeeなどにも投資しており、Google Venturesのゼネラルパートナーを務めた経歴も持つ

急に絵が変わったBoss Beautiesの件

Boss Beautiesっていう女性系のNFTプロジェクトがあるんだけど、ファウンダーがビジネス関係にまあまあ繋がりを持ってて、バービーとかMARVELとか色んなところと提携したりして注目を浴びたんだよね。

そのNFTをEmilyは初期の頃からずっと持ってるんだけど、Emilyが買ったものはMartial Artsっていうトレイトで、柔道着みたいな服を着てて、胸のところに日本の国旗がついてるのね。

それが4月の最初らへんにアナウンスもなしに日本の国旗が無くなってたから、コミュニティメンバーの人たちが指摘をしたのよ。

その後にファウンダーがアナウンスしたんだけど、国旗を無くした理由としては、前から日本の国旗があることに対して「Martial Arts=日本っていうのはおかしいから国旗を取ってほしい」っていう声があったからとのことだった。

理由は理解できるんだけど、やっぱりホルダーからしてみれば、何のアナウンスメントもなく急に変わるのっておかしくない?っていう。

もちろん、うちらがIP(知的財産権)を持ってるわけでもないから、Boss Beauties側が変えられるんだけれども、日本の国旗があったっていうのは、Emilyとしては買ったときにすごくデカかったわけよね。

Emilyがこのことに対してBoss BeautiesのDiscordで言ったら、結構ディスカッションがすごく濃くなったんだけど、それに対しての対応の仕方が英語では“Toxic Positivity”って言って、簡単に言うと問題に対して話し合うっていうよりかはそれから目を背けるポジティブさというか、
「気持ちは分かるんだけど、日本の国旗がなくなっても良い絵だよ」みたいな感じで返ってきたのね。

でも、「ポジティブにしよう!=問題から目を逸らす」ではないじゃん。

やっぱりweb2ファウンダーのチームとweb3ファウンダーのチームの違いというか、これがすごく難しいんだと思う。

web2のやり方でやろうとしてるから、web3の考えとかコンセプトを受け入れられないというか、理解できないんだと思う。

今回の件はリスクマネジメントの問題でやってるとは思うんだけど、Discordでの対応とかを見ると、それでweb2ベースのチームなのかweb3ベースのチームなのかっていうのは分かる。

web3を誰が早く理解して、誰が見えてるかっていうのはすごく難しい話だとは思うんだけど、普通に考えると、web2の成功事例をそっくりそのまま持ってきてweb3に入れるかって言ったらそうはいかなくて、web3を学ばないといけない。

ただBoss Beautiesのことで言うと、ミスをしてもちゃんとした責任者の人が対応したのはポジティブなことだと思う。

Boss Beauties:これからの女性100万人をweb3の世界に連れて行くというミッションを掲げている女性系NFTプロジェクト。絵のトレイトにはシェフや警官、CEOなど様々な職業のものがある

リターンや価値は、お金だけじゃない

日本は声を上げないじゃん。

俺、「日本は最強の国だよ」って言ってるけど、古き良きものもあれば悪しき習慣のどっちもあるから。

自分はどこと繋がりたいか、どういうことをやりたいかをみる。

今web3界で短期視野のデイトレーダーの人たちがいるのは別に悪くないんだけど、普通だったら会社って5年とか10年とかのスパンで作っていく。

その作っていく過程をオープンにした方がいいと思うけど、あまりにも早く結果を期待しすぎなところはあるし、リターンをお金でしか見てないような気がする。

例えば、日曜の朝にTwitter Spaceを聞きに来るようなコミュニティがあるってところにもっと価値を感じたり、イベントに参加できるっていうところに価値を感じるべきで。
CHAIが内輪の結婚式に呼んでくれたけど、俺はそこに価値を感じるわけよ。

人生最後まで繋がる友だちができる価値って、とてつもなく高い。

どうなるかは分からないけど、NFTを買うことによって信頼できる友達ができるっていうのは超すごい。

goblintown.wtfのメタデータが全てリフレッシュされた件について

goblintown.wtfは、フリーミントのトレンドを作ったと言われてるプロジェクト。
俺とEmilyはファウンダーと何回か会ったことがあって、日本の血も入ってる人なんだけど、どっちかと言うと考え方はweb3っぽい。

今後どうなるかは分からないけど、goblintown.wtfは常に「Noユーティリティ」「Noリターン」「何もしませんよ」っていうのは言い続けてて、それでもあのコミュニティが好きでやってる人たちが入ってる。

「自分たちはこうですよ」って言ってるようなもので、それが彼らのブランドなわけじゃん。

メタデータが全てリフレッシュされて絵が変わったことに関しても、色んな意見があったけど、リフレッシュした理由としては明確で、新しいNFTを買えるようにして、ロイヤリティが無くなるのを避けるため。

今話されてるのは、他のプロジェクトもそうするんじゃないかっていうところ。

goblintown.wtfは自分たちのマーケットプレイスも作るっていうのも言ってて、他のプロジェクトもそうするんだろうねってなってる。

例えば、Yuga Labsは逆に、メタデータを絶対変えられないようにしてる。

CryptoPunksも変えられるらしいんだけど、何が大事か?って言ったら、その証明書が大事なわけよ。

今までは絵が大事だったんだけど、デジタルだったら全く同じコピーを作れちゃうっていうところで、どれが本物かっていうのを見分けられるのがブロックチェーンのテクノロジー。

これからも起こりうるweb2とweb3のぶつかり合いみたいなものだとは思うし、goblintown.wtfは、また新しい絵に変わるらしいんだけど。

だけど、そもそも変更するっていう行為が、例えば、ルイ・ヴィトンの服を買った次の日に旦那が急にルイ・ヴィトンのロゴを外して「なんかこっちの方が似合うと思って」「でも領収書があるからルイ・ヴィトンだったっていう証明は残るよ!」って言われても「そういうことじゃないじゃん!」っていう。

理由は何にせよ、そもそもNFTを変えること自体いいことなのか?っていうところが問題。
多分みんな変えられないって思ってたから。

ちなみにBeepleのイベントで「Beepleが今サインしてるよー!」って言ってくれたのがgoblintown.wtfのファウンダー。

goblintown.wtf:9,999体のゴブリンのNFTコレクション。「Beepleもチームの一員なのではないか」等の噂が広まり、人気を博した
Yuga Labs:過去最大のNFTプロジェクトであるBored Ape Yacht Clubを立ち上げ、CryptoPunksを買収したNFT界隈で非常に影響力のある組織
CryptoPunks:10000点の24x24のピクセルアートNFT。ほとんどが人物のイラストだが、猿やゾンビ、エイリアンなどもあり、現代のクリプトアートムーブメントにインスピレーションを与えたプロジェクト
Beeple:本名はMike Winkelmann。世界的なデジタルアーティストで、彼の作品である『Everydays – The First 5000 Days』は2021年3月12日にオークションハウスで6900万ドル(約75億円)で落札された


続きは、【web3/NFT】NFT.NYCはどうだった?&今週のNFT NEWS !(Nakamigos/a KID called BEAST)


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