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【web3/NFT】日本の可能性/世界で話題となったDoodlesの件

8ships Twitter Space(3/19/2023)-Part1
Host: Terry T
Main Speaker:Just a Japanese Girl-Em / CHAI CHAI @ Crypto Girl

GMGM!!

TerryもEmilyも日本に来たよ!
やっぱり日本のサービスは丁寧だよね。

日本の可能性

日本の素晴らしいところって、パッと見でも魅力的な人はすごく多いし、サービスもきめ細やか。

だけど安すぎだと思うんだよね。
安すぎるのは買う側としては嬉しいんだけど、日本で1番価値があると思う日本人が安く買われていくのが1番の懸念点なんだよね。
すごくフェアじゃないというか。

今京都にいるんだけど、京都では一見さんお断りのお店もあったり、「外国人の扱いが悪かった」っていうお店も多いっぽいんだけど、難しいからだと思うんだよね。
文化を教えないといけなかったり、仕草とか姿勢とかカルチャーを伝えていかないといけないわけじゃん。

日本に住んでたら気付かないかもしれないけど、日本には守るべきものばっかりあるのよ。
だから毎日すげぇ可能性しか感じない。

俺が外国の投資家だったら本当に日本を買いまくると思うし、NFTでも日本の技術が買われてるっていうのは行われてるじゃん。

そこに対してうちらとしては、Kevin Roseは俺とEmilyが知る限りでは、伝統とか気にしてない日本人よりもクラフトに対してのリスペクトがめちゃくちゃあるから、すげぇ合ってると思うし、Kevin Roseともし話す機会があればそういう話をしてほしい。

自分のプロジェクトを売るんじゃなくて、“What do you think about the crafts of Japan?(日本のクラフトについてどう思う?)”とかね。

日本に対して可能性しか感じないのは、俺だけじゃないと思うのよ。

世界の人たちも「日本のポテンシャル高くね?」って思うと思うのね。
俺よりも圧倒的に力を持ってる人たちが「根こそぎ買っちゃいましょう」みたいなことを企んでるはずなのよ。

俺としてはやっぱり、またクリエイティブな人とか若い子たちとかが利用されるべきではないし、全部じゃないのは知ってるんだけど、大企業とか日本の伝統を残すことよりもお金だけの人ももちろんいるわけで。

伝統って言ったらなんか難しい言葉に聞こえるけど、日本人の人の良さが守られるのかとかそういうところも含めて、今すごく危機感や怖さを感じてる。

Kevin Rose:「web2.0の申し子」とも呼ばれる世界的な起業家。NFTプロジェクトPROOF Collective、Moonbirdsのファウンダー

先を見ているからこそ

日本でいろいろミーティングをしてるんだけど、最初に試されるというか、まあまあ上から話されたりするんだよね。

俺とかEmilyは、偉そうに話したりするのはダサいと思ってるわけよ。
俺を紹介するときはショボく出してほしいというか、アメリカで20年やってる会社では「俺のことをインターンとして紹介してね」って言ってたんだよね。
みんな「社長です」って言うと身構えるけど、インターンだと「あ、インターンなの!?」って感じで仲良くなれるから。

やっぱり俺は普通に仲良くなりたいんだよね。
偉く思われたくないというか、「凄い」って自分で言うことじゃなくなくて、一緒に付き合っていく中でリスペクトが生まれていくのかなって思う。

ここにいる8shipsのメンバーが「あのTwitter Spaceはもっと先を見てるよ」とかっていうのを伝えていってほしい。

8shipsのメンバーが素晴らしいなって思うのは、俺らの話し方は上部だけ見たら「日本貶しててクズだな」ってなるわけよ。
だからみんな俺を試しにかかると思うのね。

だけど俺は死ぬほど考えてるから全部答えられるし、そこでようやく相手も心を許してくれるというか。

試すこと自体が悪いわけじゃないし、むしろ楽しい!

そもそも俺は全員と仕事をしたいとは思わないし、同じような価値観を持った人たちと進められたらいいなと思ってるから。

日本の良さを本当に守りたいならグローバルに

ミーティングの中で「グローバルじゃなくてもいいじゃん」って人はいるし、外国人向けにしなくていいものもあるけど、本当に日本の良さを守りたいなら長期の視点を持たないと絶対に無理だと思う。

「グローバルに味方がいた方がいいじゃん」ってだけの話で、「8shipsでグローバルに行かなきゃいけない!」ってことではなくて、「守る手段として、世界を味方につけましょう」ってことなんだよね。

京都が外国の人たちで溢れてるのはそこに経済力とかがあるわけで、守るためにはお客さんとかお金とかいろいろ必要なわけじゃん。

ただ、そういうのをしなくていい場合もあると思ってて、俺が今回感じたのは、京都の超老舗の旅館とか料亭とかは外国人向けにしなくてもマーケットが存在するからいいわけよ。
だけど、今まで日本人観光客だけで回ってたところは回らなくなってくるから。

日本のクリエイターたちは日本だけの小さいマーケットに囚われずに、世界を見ながら自分が好きなクリエーションとかをした方がいいと思う。

「グローバルにいくべきだ」っていうところに関しては、お客さんが多い方がいいに決まってるし、日本人にしか持ってもらいたくないっていうのはすごく狭い考え方だと思う。
日本の心を理解してる人に思ってもらいたいっていうのは分かるけど、人種で区切るのは違うと思うし、全くもってweb3の考え方じゃないから。

Doodlesの発言から

今回のDoodlesの発言があったじゃん。

Moonbirdsもこの前「アートのPFPプロジェクトでやっていきます」っていう発言をしたけど、MoonbirdsとかDoodlesがああやって発言するのは超大事だなって思ってる。

フリッパーたちは嫌だと思うけど、本当に信じてる人たちにとっては、逆に“やっぱりそうだよね”ってなるから。

簡単に言えば、例えば「うちらはラーメン屋さんだから、ラーメン食べたくなかったり、うちらのスタイルが嫌な人は出ていってください」っていうこと。
そこは8shipsも同じで、「グローバルな団体だから、外国人嫌いな人とか海外に全く興味ないって人は出ていってください」になる。

基本的にはフリッパーが大事なのか、本当に信じてくれるコミュニティを作りたいのかって言ったときに、DoodlesとかMoonbirdsはどっちかというとコミュニティの方を大事にしてるってだけ。

流動性とかトレードボリュームとかは正直全く意味がないと思ってて、やっぱり頭のいいトップのファウンダーたちはセカンダリー(二次流通)でお金儲けしようとしてる訳がない。

そもそもちゃんとしたビジネスを作るのにNFTはすごく強いツールだけど、NFTがビジネスを成功に導くわけじゃない。
NFTがあることで成功する可能性がとてつもなく高くなるっていうのはあるんだけど、あくまでもプロダクトやサービスが大事。

俺としてはDoodlesもMoonbirdsもはっきり言ったのも、それによってフロアが下がったのも好印象。
逆にフロアが下がらないプロジェクトの方が俺は怪しいって思っちゃう。

Doodlesのことをネガティブに言ってたりする人たちに対して、“あ、短期視野なんだ”ってすぐに分かるから、それが嬉しいのよね。

ネガティブなこと言うにしても、例えば、ちゃんとデータから分析して言うとかはあるべきだと思うけど、フリッパーが力をめっちゃ持ってるから、その人たちをどうにかしてあぶり出さないと良いコミュニティを作れないのよね。

フロアプライスを保ってるプロジェクトって、「今後色々するよ」ってあやふやに言ってるか、企業がバックボーンでお金入れ続けてるかっていうは全然あり得ると思う。

断言をしないと「これをするかもしれない」っていう推測もできるけど、断言しちゃうとそれ以上はないから可能性がなくなるわけよね。

あと断言すると長期的なコツコツの動きになるから、長期投資家とかにとってはいい。
俺は人間関係と同じように、最低でも10年、永遠に続く可能性があるプロジェクトと関わりたい。

俺はトレーディングとか株とかも大好きだから、別にフリッパーが悪だとは言ってないんだけど、プロジェクトにの最初のコアな数千人はやっぱり良い人がいた方がいいと思うし、良いフリパーと悪いフリッパーがいるとは思うから、そこはバランスだと思う。

Doodles:10,000種類の猫、人間、ピクルス、花、宇宙人をパステルカラーと虹で装飾されたアートが特徴のNFTプロジェクト。トップNFTプロジェクトのうちの一つで、立ち上げ当初から強力なコミュニティを育成・維持している
Moonbirds:シリコンバレーの起業家Kevin Roseが手掛ける10,000点のPFPプロジェクト。フクロウのpixel画が特徴

続きは、【web3/NFT】BEEPLE STUDIOSに行って/空気感を守るために!

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