HomeMiniLive映像を観て

Anthos一生推す。
今はそれしか考えられない。Anthos一生推す。出会えて良かった。

最初に断っておくがこれはあくまで感想記事なので考察は一切ない。ただただAnthosにHolicなAntholicのひとりとして、思うことを書き連ねただけ。
それとムービー内容のネタバレにガンガン触れていくつもり。

セトリが良い

セトリが良い。もうこれしか言えない。セトリが良い……

1. Event Opening VTR
2. S.T.O.P [MV]
3. Juliet [MV]
4. Me Against Myself [MV]
5. ChangeYourWorld [MV]
6. BIRTH [MV]
7. Event Special VTR

あのなあ、これはな、泣いてしまう。私はCYWに狂わされたオタクなのだが(理人担当チセファンなので察してほしい)、この、CYWに向けてエモを積み重ねるようなセトリ。マジか? マジか……もうすでにムービーを何周かしているが毎回CYWで感極まって泣いてしまう。

ただ、これはHomeMiniLive用のセトリで、本来のイベント用のセトリではなかったのだろうとは思う。5巻の発売日が延期にならなければCYWの代わりにI know, Who I amが入り、攻撃性の高いSTOPとIknow~のどちらかがトップバッター、もう一方はアンコ前のトリにして会場をアッパーに持って行っていたはず。BIRTHはアンコの大トリ確定だし。
そう思えばCYW狂は棚ぼた的に好きな曲を最高の位置で聴けてしまったなあと喜びと申し訳なさの間で揺れてしまうのだが、それはそれとしてやはり良いものは良い。

今回トップバッターになったSTOPの攻撃力の高さには信頼しかない。絶対にアガる。OPの映像で歓声が沸き、キャストが登場して一旦静まった会場がSTOPのイントロで再び沸き上がるのが目に浮かぶようだ。理人さんのSTOPに合わせて紫のペンラ振りたかった。
そしてこの熱気を引き継ぎながらJuliet、MAMでダンスとラップを見せつけてCYWで泣かせてくる。きっとこのままライブをやっていたならMAMのトロピカルなアウトロで一度拍手が起こって、からのボトルメッセージの音が響き渡って。固唾をのむ会場をCYWのピアノが包み込む。こんなの泣かずにいられるか? 私は無理だった。あまりにも完璧なセトリ。

実はチケットを持っていなかったのでライブが中止になろうがなんだろうが結局見れなかったのだが、それでも想像せずにはいられなかった。あまりにも美しい流れ。Anthosの曲はどれも良いのだが、こうして組み立てられるとまた違った感情が心を埋める。
基本的に私が曲を聴くときはプレイリストランダム再生か発売順でループなのでCYW→MAMの順番が多かったのだがMAM→CYW、この流れ、やばい。「Always I need you and thinkin' bout you baby」「Always I need u, Where?」と歌い叫んだあとに「もう I left you」だ。「これからの長い長い孤独 君の幸せ願うとI kick it」だ。情緒がめちゃくちゃになる。ただでさえ理人とチセに狂わされたオタクは「そんなとき彩りある花が~」のフレーズで崩れ落ちるのに。

とりあえずHomeMiniLiveというタイトルのプレイリストは作った。これで動画が閉じても疑似的にシャブを浴びれる(言い方)。

映像が良い

考察など吹っ飛ばしてもAnthosのムービーは満足度が高いのだが(コンセプトがしっかりしていて、色味や構図の面からもまとまりが良く、情報量も多めで間延びした感じがないのが良いのかなと分析している)、それをこう、これだけ浴びせられると、もうな、人間って生命機能が狂うな……狂ってしまうな……
上述の通り曲だけでもヤバかったのだが、CYWの映像なんかまともに見れたもんじゃなかったし、BIRTHに至っては「もうむり……」って呟きながら見ていた。EDに入るときには満足感通り越していっそ疲労感。呼吸はめちゃくちゃ。息を飲むように見ていたつもりで、本当に息が止まっていたんだと思う。
何度も見てきた映像のはずなのだ。それなのに、この曲を生で聴けたはず、このMVが流されるモニターの前にAnthosがいて、私たちAntholicに向かって歌ってくれたはずと思うだけで苦しいものがあった。

切り替わっていく風景はどれも美しくて、Anthosのこれまでを知る私たちはその映像の意味を(正しくはなくとも)汲み取ることができる。STOPのトルソーに心を痛め、Julietの扉にメンバーの心中を想い、MAMの線路にAnthosの行く末を案じる。
それだけの力を持つムービー群だ。苦しくならないわけがない。そう言い訳をさせてほしい。

OPとEDの映像もまあーーーーーーーー素晴らしくて震えた。OPのこの不穏な雰囲気からスタートする感じ、まさに華Doll*。EDでは1stSeason締めくくりの意味もあったのだろう、各モチーフの答え合わせもあった。
マジでこれ、2日間限定公開じゃ無理足りない。またどこかで見返すタイミングが欲しい。スクショはバシャバシャ撮ったけども。

歌が上手い

あたりまえ体操なのだがAnthosのことを語るときはやはりここに触れておきたい。たぶん現時点の男性声優業界においてトップクラスの演技力とトップクラスの歌唱力を兼ね備えた人選だと思うから。

歌が上手い。何を歌わせても誰に歌わせても歌が上手い。それは歌声担当の理人に限らず、美声コンビと言われる薫に限らず、だ。全員何をさせても歌が上手い。

改めて聴いて改めて感じるところを列挙するが、理人お前の歌唱力マジで何? オタクは感情が極まるとキレるものだがとりあえず理人にはキレる。これはキレる。意味がわからん。理人、というか、伊東健人、何……? 歌うために生まれてきたの……? 声優になってくれてありがとう、理人になってくれてありがとう。理人として歌ってくれてありがとう。
STOP、そのキャラクター性を維持してそこまで語気を強めた歌い方はしていないのに静かな強さが存在するし、そのままJulietやMAMで美しさを極めてくる。Julietの「夢の隙間」という歌いだしで毎回ぞわっと来るのだ。CYWはいつも言っている通り「忘れない光景」あたりで泣き崩れるしラストの「Love」の一言だけでもうだめ。だめだ……好きだ……このふり幅を持ちつつも「灯堂理人」として、歌声担当として歌いきるのだから伊東健人の表現力にひれ伏すしかない。

薫は相変わらず高音が綺麗……透明感のある声に柔らかいビブラート。美しすぎてびっくりする。CYW系のバラードに合うタイプの声だとは思うが、正直、Julietのソロ歌唱があったら聴いてみたいと強く思う。Julietがそもそもハモり前提の掛け合いソングなのでソロverを欲するのなんとなく変な感じはするが薫が絶対にハマるという確信もある。

凌駕、濱野大輝はUnknownからラップ担当だったのでもうそこは今更言及不要なのかなと思うが後半になるにつれ通常歌唱パートでもかなり目立つところを担当するようになってきて……MAMの「抱えきれないこの感情もすべて」が刺さるという話はしたっけ? あそこでいつも凌駕の感情が迫ってくるようで泣き出したくなってしまう。
Anthosが声の透明感と高め音域で貫いてくる薫タイプ、圧倒的表現力で中音域に強みのある理人タイプで分かれるなら凌駕は理人タイプの低音特化かなと思う。薫、陽汰、チセのグループと理人、凌駕、眞紘のグループかな。とにかく凌駕もそれくらい表現力やべえなと思っている。

チセは発音ひとつで「チセちゃんだ!」ってわかるくらいのその華やかな声が良い。やはりCYWの「I Hate my life」が心臓を掴んでくるけどこういうテーマのど真ん中みたいなパートじゃなくても「チセちゃんだ……」ってしみじみさせてしまうような力を持っている。MAMの「おもむろに目を伏せたんだ」とか好きだな……そもそもチセが共感覚ワードを使うと勝手にしんどくなるオタクなので「目」という単語をチセが発音すること自体がしんどいというところもあるのだけども。

陽汰は本当に立ち回りが上手……! もちろん陽汰としての声のまま、STOPの強さ、CYWのさみしさを秘めた勇気みたいなものを見せてくる。陽汰自身はCYWを気に入っている様子だったのでついついそればっかり聴いてしまうが陽汰の声はある程度スピード感のある曲でも映えると思うし、絶対絶対BIRTHが最高だと思うのでBIRTHソロver聴きてえ。
えっ……陽汰のAntholic、聴きたくない……? 全曲ソロverがあるなら全曲聴きたいけどどれか一曲なら陽汰はBIRTHじゃない……? BIRTHだよ!(セルフ相槌)だよな(自己完結)

眞紘はさあ……なんかもうさあ……SilentMessageが真骨頂みたいなとこはあるじゃん……実は華ドールに来る前までは山下誠一郎がこんなに歌上手いと知らなくてUnknownを聴いたときフェイクでひっくり返ったオタクで。Anthosの曲で山下誠一郎の歌唱力を知っていって、4巻発売の頃には山下誠一郎の歌については理解しきったつもりでいた。それでもSilentMessage、本当にびっくりした。Unknown超えてくるの……? す、救い出してくださ……やめろ……しんど……
HomeMiniLiveの記事なのでそこでの曲に限定するが例えばラップひとつとってもCYWの「I just mean that, you prove it love.」からのMAMの「自分以外の誰かを求めてしまうのは弱いことなの? Tell me why」に行くと心臓がぎゅうってなる……CYWの柔らかさからのMAMの切迫感。強い
山下誠一郎自身がヒップホップを好むということでラップの技術はそこから来たのか……? と思ったり。

Anthos、本当に歌が上手い……

For what?

正直ここを語りたくてこの記事書いた。

新曲。
「Antholic」。
MV付き。

崩れ落ちて泣いた。

インストでスタッフロール流れて終わりかな~なんて思ったら理人さんの歌声が入ってきて理人担当ぼくAntholicくんは崩れ落ちて泣いた。理人さんとチセちゃんが好きなオタクだから次に入ってきたのがチセの声でもう立ち上がれなくなった。
Anthosへの感謝の気持ちで胸がいっぱいでどうしようもない。

「Antholic」は、私たちの歌だ。私たちに向けた歌だ。AnthosがAntholicに向けて、これまでこうして歩んできたんだと、これからもこうして歩んでいくんだと伝えてくれる歌だった。

Anthosの歩んできた道のりが生半可なものではないと私たちは知っている。CDを聴き進めるたびAnthosたちと共に一喜一憂し、開花を祈り、地獄に怯え、励まし、励まされて一日を生き抜いてきた。
私個人に限ればこの言葉にまったくの嘘偽りはなく、Anthosがいたから死なずに生きて、ここにいる。AnthosのCDを買うことだけを希望に生き抜いた日々があったのだ。確かに私は3巻からリアルタイムのAntholicなので歴は浅いが、それでもだ。
そういった日々を、Anthosが歌ってくれた。

言わせてほしい。
Anthosを応援していて、良かった。
Anthosを好きになれて、良かった。
Anthosに出会えて良かった。本当に、だいすき。

この「Antholic」、MVもかなり良くてこれまでのドラマパートのまとめになっている。MVやジャケットイラストをブロマイドにして散らすことで時系列を作り、そこに開花を示すそれぞれの花を差し込んでいる。
こうして見ると5巻5時間分のドラマパート(現時点では4巻4時間分だが)の経過がはっきり見れて苦しい。キャラクターのブロマイドもそれぞれの心理的な距離感を示すようで、最初は理人とチセに距離があったのに後半ではほぼ隣同士で配置されるようになっていて……最後のところ、ハート型に向かい合うように置かれていて胸がいっぱいだ。理人とチセ、本当に、あんな地獄から始まって……今こんなに仲が良いんだ……こんなに……

そして問題の。どきどきしながらラストまで見守ったが、赤いアネモネがあった。眞紘が赤いアネモネと共に笑っていた。

ありがとう、AntholicMV。安心して5巻ドラマパートに挑める。

楽しませてもらいました。ありがとう、だいすきです理人さん。「Antholic」をラストに流すのマジでずるい苦しいだいすき。

おわりに

Antholicで良かった。Anthosありがとう。本当に今はこれに尽きる。

私がAnthosに出会って半年。Anthosの曲を聴かない日はなかったし、Anthosの曲に救われない日もなかった。Anthosのために費やした時間も字数もこのnoteにある通りだ。
Anthosにもらった力は計り知れない。

それだけの力をAnthosに還元できているかはわからない。こうしてネットで叫んでいても直接Anthosの売り上げにつながるわけじゃないし。

ただ今は、何かをAnthosに返したくて仕方がない。何も還元できていなくても、そう思うのだ。Antholicに歌ってくれたあの歌ぐらいのものを、Anthosに返したい。
だからと言ってはっきりとどうするべきかはわからないが、ひとまずこのnoteがあるうちはまたいろいろと書いていこうと思う。それだけでもAnthosに繋がるものがあると信じて。

本当にありがとう、Anthos。
5巻で1stSeasonは閉じることになりますが2ndSeasonも変わらず応援していきます。また素敵な歌を聴かせてください。そうしたら、それだけのものを、私たちは受け取って、またあなたたちに還元していきます。
いつだってAnthosとAntholicが繋がっていられますように。

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