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ナンジャタウン想いで

 スターリッシュツアーズコラボなんて行くしかないので行きました。その記録です。

※ナンジャタウン内では、ほかの作品のコラボも同時に行っていましたが、この記事では割愛させていただきます。



 ナンジャタウンなんて何年も行ってないので、「あれどこにあるっけ?」というところから始まりまして、そういや池袋のサンシャインシティにうたプのイベントで行った時に中で見たなということを思い出し、無事に池袋まで到達できました。
 最近、「うたプリ」という名称自体が略称なのにもかかわらず、それすら言うのをめんどくさがって、「うたプ」といってしまいます。怒られそうです。

 さて、お恥ずかしいことに出足がとても遅くなり到着が午後になってしまったのですが、その日はまつげの調子が良く、めちゃめちゃ上がってくれたので気分はよかったです。まつパを検討しています。
 そして、時間帯の関係か、まったく並ばずにチケットを頂くことができました。数年前に行った時はほぼ開園と同時に行ったのか(記憶が定かではないのですが)下の階まで列になっていてかなり待った記憶がありましたので、こんな入るの楽だったっけと拍子抜けしました。
 ちなみに、チケット購入の前に、「スターリッシュツアーズのゲームは景品がなくなったので終了しました」という内容の看板があり、終わってるだろうなと思ってましたが、やはりでした。本当はやりたかったです。正直、景品目当てでなく単純にゲームがやりたかったのですが……まあしょうがないので、すっぱり諦めてコラボフードとミニキャラ化した猫ST☆RISHの展示を見に行くことにしました。


 中に入り、やはりと言っては失礼ですが、テーマパークに入るとその独特の完成された空間に圧倒されます。
 まず、コラボフード目当てで飲食店が並ぶ通りへと行くことにしました。が、その空間がすごい。あ、そういえばナンジャタウンってこんな空間だったなと思い出しました。中華的な雰囲気がある俗っぽい少し怪しげな裏通りの作りで、リアルなら少し行くのを躊躇うくらいの雰囲気です。
 コラボフードですが、入ってすぐのところにありました。一ノ瀬トキヤくんのコラボフードは「蒸し鶏バーガー」というなんともトキヤくんらしく、そして「TRIGGER CHANCE」のイメージの舞台であるアメリカをしっかり感じさせるものでした。野菜も盛り合わせられていて嬉しくなってしまいました。
 毎回なのですがイベントでコラボフードがでると、「アイドルの皆さんはきっとこのメニューを試食しているにちがいない」という妄想するのですが、正直トキヤくんイメージと言われてカロリー盛り盛りのフードが出てくると、これをトキヤくんは試食したのかと疑問に思ってしまうので、今回は試食したなという妄想に確定の印を押せそうでよかったです。

 注文をすると、時間が時間というのはあるとは思うのですが、結構すぐにお渡ししてくださいました。
 さて、食べようと思ったのですが、いかんせん席がない。
 仕様がないので立ち食い用のところで写真を撮り、食べる際はベンチに座ることにしました。

 そして蒸し鶏バーガーがこちら。

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 味ですが、めっちゃ好みでした。私があまり脂っぽいものや濃いものが好きではないというのがあるかもしれませんが、バーガーなのにスルスルいける。でもちゃんとバーガーでおいしかったです。
 詳しく言いますと、パンはちゃんとバーガーのパンなのですが、野菜がたくさん入っていて、おそらくシーザードレッシングがかけられているようです。そして、野菜と相まった蒸し鶏がおいしい!ベチャベチャしてないし、ちゃんと鳥肉の味がして、ボリュームもありましたし、あっさり食べれる一方で満足感がありました。おいしかったです。
 旗は持ち帰りました。家に飾ってはためさせようと思います。旗だけに。


 え?なに??ブロマイドのトキヤくんが最高にかっこいい???


 はぁ………………


 当然すぎて言う必要がありませんね……


 なんせ自由の女神をウインク一発で落とした男ですから、そんなのア×リカをとったも同然ですし。
 そしてこのドヤ顔です。とんでもない。この調子で宇宙の全ても奪いとってほしいです。




 さて、トキヤくんのコラボフードを食べ終わった後は、ナンジャタウンを楽しもうと思います。

 中華的な裏通りを進むと大正・昭和の庶民的な雰囲気のある通りに出ました。そこに500円で日経か読売の特定の生年月日の新聞を出してくれる機械があったのでやってみることに。

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 日経新聞の機械に500円を入れ、トキヤくんのおそらくの生年月日を入れると新聞の一面か二面どっちを出しますかという表記が出たので一面を選択し、すぐに下からその日の一面が紙に印刷されて出てきました。大見出しには「連立政権発足つまずく」と書いてありまして、思わずツッコんでしまいました。いつの時代の日本は変わらないですね。


 場所が変わりまして、「ドッキンガム広場」という絵本の中にいるみたいなファンシーな空間の中に、スピリチュアル的な怪しさ奇妙さがあるエリアに訪れました。エリアにある装置一つ一つに遊び心が散りばめられていまして、ネタバレは避けますが、おすすめの場所を写真で置いておきます。

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 また、チュッパチャプスのベンディングマシーンが置いてありまして、面白そうなのでやってみました。ショッピングモールとかで見た気もするのですが、こういう機会でないとなかなか手を出さないので試しです。一回200円で最低でも4本は出てくるみたいです。

 結果がこちら。

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 4本でした。同じ味が二種類あるように見えますが、グレープ2、チェリー1、ストロベリー1です。まあ、最低は出るという数しか出ませんでしたが、紫色の(グレープ)が2本出てきただけでかなり嬉しくなりましましたし(お前、紫なら何でもいいのかとなりそうですが)、チュッパチャプスのベンディングマシーンを初めてやった気がするのでやれただけで満足です。チュッパチャプス自体数年ぶりに手に取りますし、いまもなめながらこの記事を書いていますが、久しぶりになめるとこんな味だったっけなんて思いつつ、俗っぽい味が逆においしいと感じます。


 また、「もののけ番外地」という江戸時代の幽霊通りのようなところで、墓石の裏に書いてある家系を当てる神経衰弱をやりましたが、全て揃った時のモーションがポップなのがまた不気味でよかったです。
 また、ここのエリア、お手洗いまで作り込みがすごい、ぜひ入ってください。お手洗いをすすめてどうするという感じですが。
 お手洗いに入ったときに、ちょうど家族連れのお子さんがいて「あ、人だった!」と言われました。このエリアですから幽霊でも出ると思ったようです。大丈夫ちゃんと地に足ついてるよ。



 「もののけ番外地」を抜けると、スターリッシュツアーズコラボコーナーがありました。一気に明るくなりましたね。

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 アトラクションのゲームがやっていれば人だかりだったのだと思うのですが、壁に飾ってあるミニキャラ化したST☆RISHの写真を撮ることがこの場の主な目的になりそうです。写真を撮るにはよかったと思いましょう。

 そしてこれが猫トキヤくんです。

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 え?????かっこいいいいいかわいいいいいいい
 みんな猫の種類が違うのですがトキヤくんは黒っぽい、しっぽがふさふさした猫のようです。こんな猫ちゃんに空の旅をエスコートされたいです。

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 最高???こんな支配猫最強すぎる。スター猫。あなたに世界を教えてほしいです。

 いや、写真撮るだけなんて言いつつ、この空間、BGMでスターリッシュツアーズのセトリが流れていてそれだけでテンション爆上がりしましたし、コーナーの壁の裏には公式がYouTubeで公開しているスターリッシュツアーズの宣伝PVがモニターに映されていて、めちゃめちゃ盛り上がっちゃいました。いや、家で見れるんですけど、なんかこう、イベント会場にあるとまた別にうれしさと楽しさがあるじゃないですか。毎回トキヤくんが「Bakyun!」するところで私の心臓が「Bakyun!」され跳ね上がるところまでがお約束です。

 余談ですが、スターリッシュツアーズコラボコーナーに来るお客さんの話で、30歳前後の若い女性が一番多いのは予想できるのですが、カップルで来ていて彼氏さんも連れ添いとかでなく二人とも好きで来ているといった方がいたり、お母様が好きなのかお子さんも一緒に家族連れで来ている方がいたり、実際に広く多く愛されているのを見ると、なんだかうれしくなりますね。何様かという話ですが。

 スターリッシュツアーズのLIVE自体の話になりますが、知り合いの評価も高くてとっても鼻が高いです。私自身の話ではないのですがね。



 さて、小腹がすきましたので、コラボのソフトクリームを食べに行こうと思います。

 ナンジャタウンは2階建てになっているようで、ソフトクリームは上の階のHugood!CAFEというところでいただけるみたいです。またグッズもその階で売っているようでした。

 エスカレーターで上がると、一階の世界観作りこみ具合とは打って変わって無機質な感じの白い空間が現れました。
 壁のところにリアルに彫られた猫の置物がいて、確かにナンジャタウンの猫というイメージでまとめられてはいますが、雰囲気が違いすぎる。びっくりしました。箇所箇所にアンティークっぽい小物が置いてあったりもするのですが、これはこれで奇妙な空間です。これはその空間の一部ですが、タイプライターがいい味出してますね。

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 また、もし行かれることがある際には、ここの階にあるロッカーに注目してみてください。ネタバレをしたくないのでいいませんが、私は思わず声が出てしまいました。

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 さて奥まで進むと、Hugood!CAFEが見えました。少し並びましたが、無事にトキヤくんもなかがのったソフトクリームをいただくことに。
 カップとコーンが選べるようで、私はコーンにしました。プラス料金を払えばアイドルもなかを追加できたり、ST☆RISHのロゴもなかを追加できるようでしたが、私はスタンダードでいくことにします。コンビで好きという方など(料金はかかってしまいますが)増やせるのはいいですね。

 そして案の定席が空いてなかったので少し離れたいすに座りました。

 ではそのソフトクリームはこちら

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 いすの近くに小さい机があったのですが、そこに猫ちゃんの置物がありまして、とって食べようとしているみたいですね。あげませんよ。

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うん。良い。

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 さて、さんざん見ましたから食事としましょう。
 このトキヤくんをひと思いに某巨人のごとくまる飲みしようと思います。「やめろぉぉぉぉ」という声が聞こえた気が......しませんでしたが、味はもなかでした。

 ソフトクリームおいしかったです。
 私がちんたら食べていたら今日おろしたばかりの洋服にたらしました。そういうこともあるでしょう。拭いたらとれたのでしみにならないと思いたいです。



 食べ終わったので、もう少しナンジャタウンをみてから後にしようと思います。正直アトラクションに乗っていないのですが、見ているだけで面白く満足してしまいました。ナンジャタウン内はアトラクションもありますが、以前やったことのあるものだと、探偵になりきってナンジャタウン内にあるキーワードなどを探しながら謎を解いていくゲームはなかなかに難しくやりごたえがあったという記憶があります。



 少し中をみていたらナンジャタウンのキャラクターが登場するアニメが映されていて、ナンジャタウンがなぜできたかといったお話のようでした。

 そしてそれを少し見たのですが、子供向けか?といった複雑な話が混じっていたり、なかなかにメインキャラクターの......とくにナジャヴのクレイジー部分がわかり面白かったです。
 私は3章の途中から見始めていたようで、見終わった後「4章前編に続く」という次回予告が入ったときに「いや終わんないんかい」と驚いてしまいました。「しかも前編かい」と。全部見ようと思ったら結構時間いるなと思いましたが、どうやらYouTubeに公式が全話公開してくれているようです。

 公式サイトにストーリー一覧があったので、載せておきます。

 私も全部はみれていませんが、時間があったらみたいですね。


 そして、これをみて(といっても3章の途中からの一部ですが)、ナンジャタウンのエリアの作りに納得しました。お話の中でナジャヴが「怖いも楽しいに」というようなことを言っていて、「初めての経験は怖くっても楽しいんだ」というようなことを言っているのを聞いて、それがそのままナンジャタウンのエリアに当てはまっていると感じたからです。
 ナンジャタウンのエリアはなぜかどこも、怪しさや奇妙さといった、一括りにすると「怖さ」を感じるところばかりでした。路地裏だったり、大人のお店な感じだったり、怪しい占い屋だったり、不気味で恐ろしい、胡散臭い、でも正直こういうところ行ってみたい気持ちはあるけれど、現実だと危なそうだし怖いから避ける場所がモデルになっているのが多いと思いました。その今まで知らなかった、ためらっていた「怖さ」の中にある楽しさをナンジャタウンは安心して知ることができる場所なんだろうなと感じました。
 あと、言うのも失礼とは思いますがエリアそれぞれの作り込みがすごい。探偵のアトラクションがあるからというのは多少関係はするとは思いますが、それを抜きにしても、路地裏の落書きだったり、大正・昭和を思わせるエリアでの懐かしさを思わせる井戸や昔の形の郵便受け、当時流行りの俳優の看板の仕様など、とにかく作り物なんだとわかっていても雰囲気に入り込んでしまう。前に来た時も圧倒された覚えがありますが、ドキドキが色褪せませんね。そのくらい作り込まれているからこそ、リアルな感覚として、いつも味わえないスリルを孕んだドキドキを味わえるのだと思います。正直、薄暗いところが多く、子供は一部泣く子がいるのではないかと思うくらいです。ただ、危ないということをやってみたいちょっと背伸びしたい子供はワクワクするのかもなんて感じました。
 テーマパークというとキラキラしていて夢の世界というイメージがあるとは思いますが、それとはテーマを異にしていると感じました。現実では実際に入ってどうなるかわからない、危険かもしれない、だから立ち入らないでおくのを、ナンジャタウンは叶えてくれる。リアル寄りの初めてを体験できる場所。そういうところが、ほかのテーマパークにない魅力なんだと思いました。……なんだか、ナンジャタウンの回し者みたいになってますね、違います。あくまで個人の感想です。
 思えばチュッパチャプスのベンディングマシーンなど、日常とかけ離れているわけではないけど、やったことはなかったことを体験した、体験してもいいと思わせてくれた空間だったわけですから、私もナンジャタウンではじめて体験をした一人になることができたのだと言えましょう。



 楽しかったナンジャタウンともお別れしようと思います。最初入ったときはなんだか怪しさを感じた場所も、帰り際には見慣れた光景の一部のような錯覚さえしてきます。大正・昭和のような路地裏も見慣れるとそんな気がしてくるので、当時の人はこういうのを普通だと感じていたんだなと思いました。

 ゲートを抜けると一気に現実に引き戻されて、あれはパーク内のことだったのだとわかる感覚がまた私を不思議な気持ちにさせます。
 めったにサンシャインシティに来ることもないですし、中のお店を少し見てから帰ることにしました。



 総括

 まず、コラボとかを置いといて、ナンジャタウン自体が魅力のある場所で面白かったです。
 そして、スターリッシュツアーズコラボは、ゲームをやりたかった気持ちはありますが、コラボしているという事実とその場に行って雰囲気に盛り上がって、かなり楽しめたので良かったです。ブロマイドももらえましたし。何度も猫トキヤくんをみましたね。かっこかわいいとはこのことです。

 まとめますと、とても楽しかったです。ありがとうコラボ!ありがとうナンジャタウン!


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