歌い手グループは絶対組むな

こんにちは、eightです。
以前の記事で、今歌い手グループがたくさん誕生しているとお話ししました(2020/06/02現在)
今や歌い手グループの数は100を超え、界隈で大流行しています。
その背景には、以前解説した「TSUKUE」というグループの影響や、有名配信者のポケカメンさんが新人歌い手を配信でよく取り上げていることに便乗して有名になろうとする人が増えたことがあります。
では今から歌い手グループを組んで成功するのか。
グループを組むメリット、デメリットと共に解説していきます。

歌い手グループを組むメリット

歌い手グループ

歌い手グループを組むメリットは多くあります。
むしろメリットの方が多いです。
挙げるとすれば

・リスナーを共有できる
・グループが好きなリスナーに訴求できる
・知名度を上げやすい

主にこのあたりでしょうか。
ひとつずつ解説していきます。

リスナーを共有できる
グループを組む以前にも歌い手活動をしていたメンバーであれば、リスナーを抱えているはずです。
そのメンバーがグループを組むことで、グループの他のメンバーの事も知ることとなります。

グループが好きなリスナーに訴求できる
歌い手界隈には「箱推し」のリスナーが存在します。
箱推しというのは、グループ全体を推す、という意味です。
その箱推しのリスナーを獲得できるのは大きなメリットです。

知名度を上げやすい
これは現在歌い手グループが注目されているからということもありますが、ソロの歌い手と比べ知名度は上げやすいでしょう。
先のポケカメンさんの配信で取り上げられれば、それだけでTwitterのフォロワーが1000人以上も増えるのです。

歌い手グループを組むデメリット

グループを組むメリットを述べてきましたが、このメリットにつられて歌い手グループを始めるのは早計です。
デメリットもしっかり確認してみましょう。

・リスナーを共有しなければならない
・埋もれてしまう
・解散のリスク

こちらもひとつずつ解説します。

リスナーを共有しなければならない
これは大きなデメリットです。
元からリスナーがいないor少ないメンバーは得ですが、多くのリスナーを抱えるメンバーは自身のリスナーを共有しなければなりません。
誤解を恐れず言うと、歌い手のリスナーは尻軽です。
1人のことを長く応援するリスナーより、「2推し」「DD(誰でも大好き)」のリスナーの方が遥かに多く見受けられます。

つまり、多くのリスナーを抱えるメンバー(Aさんとします)がグループを組んだ場合、Aさんのリスナーが他のメンバーのことも推し始める、ということが起こるのです。
そして、これがしばしばトラブルの元となるのです。

埋もれてしまう
先程、歌い手グループの数は100を超えると言いました。
それはつまり、ライバルが100グループ以上もいるということです。
そのどれもがメンバーごとに色やキャラクターを分け、自己紹介動画を上げ、合唱動画やゲーム実況動画、コラボ配信と同じような事をしています。

差別化を図ろうとイラストや動画のクオリティを上げるグループ、広告費を惜しまないグループ、売れている歌い手や配信者同士で組んだグループ…
今から歌い手グループを組んでも、よっぽどの「何か」がない限りは埋もれてしまいます。

解散のリスク
前述した「リスナーを巡るトラブル」やよくある「方向性の違い」等の理由で解散するグループも少なくありません。
主要メンバーが脱退した場合も、残されたメンバーのモチベーションの低下や、リスナーの減少により活動休止という名の実質解散状態になります。
「グループを組んで有名になってから解散すればリスナーが増える」と考えている歌い手さんもいるようですが、それは一時的なものです。
元々個人で活動していけるスキルを持ってない人は生き残れません。

結論 : 歌い手グループを今から組んでも伸びない

個人的な意見を述べると、歌い手グループが好きな人の大半は「DD」です。
そして、「見る目(耳)がない」と思っています。
もちろん歌い手グループを組んでいる人の中にも上手い人はいます。
ですが、基本的に1人で活動できていれば組む必要なんてない訳です。
「そこそこの歌い手」の福袋みたいなもんです。セット売り。
僕もいくつかのグループの自己紹介動画を拝見しましたが、歌もそんな上手くなければMIXも酷い。
「かっこいい…古参名乗ります」とか「一生推します」とかコメントで書かれているのを見てちょっと引いちゃいましたね。
絶対誰にでも言ってんだろ…って思っちゃいました。

それはさておき。
今から歌い手グループを組むのはやめた方が良いです。伸びないので。
どうしても組みたいなら自分よりリスナーを多く抱える歌い手と組んで、リスナーを奪うのが良いと思います。
僕は個人で活動していけるスキルを身につけるのがベストと思っています。
歌い手グループは5人、もしくは6人でひとつですが、1人でそれを超えられればわざわざ大切な自分のリスナーを他の歌い手と共有する必要が無いですからね。

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※本気で歌い手として活動したいと思っている方のみでお願いします。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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