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本当に母が死ぬ日~母は、その「時」が来るのを知っていた。

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「割れる・切れる・壊れる」という謎の現象が続いた日から数か月後……。 母は自ら寿命を予知し、祖母に電話をかけて「先に行って待ってるね」と今生の別れを告げました。 そして事実、D…
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【実話】本当に母が死ぬ日*記事一覧(有料マガジン収録/ 1~2話無料)

【この話のあらすじ】 「割れる・切れる・壊れる」という謎の現象が続いた日から数か月後……。 母は自ら寿命を予知し、祖母に電話をかけて「先に行って待ってるね」と今生の別れを告げました。 そして事実、DV夫との離婚成立後、たった四日で突然倒れてこの世を去ったのです。その時まで、私たちは誰も母の言葉を信じていませんでした。 シンクロニシティ、天からの抜き打ちテスト。 死にかけて知った「今世で犯した大きな間違い」。 何度つけても消えてしまうお線香の火、誰もいないのに減るお供えの

【体験記】本当に母が死ぬ日⑥~宿命が使命に変わる時

人は何のために生まれてくるのか? 自ら設定してきた課題を果たす、そのために出会う相手はいわゆる「運命の相手」であるのかもしれません。 でも、だからといって暴力を受け続けなければならない理由はないはずです。むしろその流れを断ち切るためにこそ、出会う相手なのだと思います。 このお話は前回からの続きです。 ▶【体験記】本当に母が死ぬ日⑤~人生の結末は「今の在り方」で決まる

【体験記】本当に母が死ぬ日⑤~人生の結末は「今の在り方」で決まる

母は、あまりにも鮮やかに天国へと旅立って行きました。 同居親族としての権利は全て私にあり、葬儀もお墓も一切が私の管理下に置かれました。 これがあとほんの数日前だったらと思うとゾッとします。母の遺骨は永久に、A氏の家のお墓に眠る事になっていたでしょう。 このお話は前回からの続きです。 ▶【体験記】本当に母が死ぬ日④~離婚成立と母の旅立ち

【体験記】本当に母が死ぬ日④~離婚成立と母の旅立ち

DV裁判によって接近禁止命令を勝ち取り、母はシェルターから戻りました。これにより、A氏は前科一犯という事になりました。 しかし、母が私の家にいる事は当然のようにA氏にカン付かれ、毎日毎日電話の着信がものすごい数に上りました。 このお話は前回からの続きです。 ▶【体験記】本当に母が死ぬ日③~「奇跡」必然の偶然

【体験記】本当に母が死ぬ日③~「奇跡」必然の偶然

それからしばらくの後、仕事中に母から電話がありました。 「今からシェルターに身を寄せるから」 「えっ?嘘でしょ!?……いったい何があったの?」 本当にびっくりしました。 母は、これまで私がどんなに逃げる事を勧めても「どうせ見つかって連れ戻されるから……」と、行動を起こす気力すらありませんでした。 それが一転して自分からシェルターに連絡を取り、A氏から逃げる事を決めて行動に移したのです。 このお話は前回からの続きです。 ▶【体験記】本当に母が死ぬ日②~人の世の真実と、魂の