見出し画像

【大盛】自作MADの話("CHOCOtto HAYAtTE"~"鬼でもない")



直近の動画4本分の話をちゃちゃっと終わらせたい所存


お疲れ様です!八海山大五郎Pと申します。
2022年も気付けば9月を迎えてしまいました。
信じられません。意味がわかりません。

自作MADの解説みたいな記事は
なんだかんだで今まで大体
書いていたはずなのですが。
直近の動画4本分くらい解説してないのが
溜まっちゃっていたので、
ちゃっちゃと消化してしまおうと思いました。
なんならほぼ忘れつつあるので……。




【アイマスMAD】ミュージック



これはサカナクションの「ミュージック」を
なんとか使ってみたいよね、というシンプルな動機で
作ったMADです。
言うまでもなく超絶大傑作な名曲であり、
もれなく僕も大好きなので。

アイマスにも「MUSIC♪」という楽曲があり、
それが多機種にて実装されているので
その振付を使おう、ていうのと
音楽っていうからには
メインとなるテーマには千早を据えるしかないよね、てんで
思考としてはさくさくとまとまっていきました。

「音楽」しかない千早は、
大事なものを音楽ごと奪われ、
しかし音楽によって救われ、
また音楽によって親友を救う事が出来た……
というイメージで構成しました。
上下にオーディオスペクトラムを表示したり、
円状のスペクトラムをアイドルの周りに表示したり、
そうなると画面が結構うるさくなっちゃったので
ほぼモノクロにしたり…とかそんな感じ。

振付を絞ったし
アニメからの引用も多かったりして
割と情報量の多い、理屈っぽい感じになったかも。
思ったよりおとなしい印象の動画になった気がします。

でも僕は結構好きです。

細かい話ですが、個人的にはこの美希のカットが好きです。
美希だけライトが赤いのは、
美希だけ春香が無理してるのに鋭く気づき
いちはやく心配している、という感じを
気づかれない程度に暗喩したかった、ていう
知ったこっちゃない思惑がありました。




【UESAM@STER】「討ち損じたらば罰」



これはシンプルに一回やってみたかったのです。

UESAM@STERというジャンルがありまして。
いわゆる疑似m@sの一種でして、
上様(マツケン)の妙に豊富な実写おもしろダンス映像に
アイマスの楽曲をあてる、というものです。
僕はこのUESAM@STERが
概念として大好きなのです。

↑おすすめのUESAM@STER動画。
大体このジャンルはhitonariPさんが始祖にして究極。

映像がイカれてて笑っちゃうんですが
割とマツケンさんの元映像がそもそもイカれてるパターンが多くて、
どこまでが公式でどこからがMADなのかよくわかんないんですよね。

このカット好きです。
狂気が見える。
ほぼ無加工です。

そして時代劇よろしく、
いつものSE、いつものカット、といった
お約束的演出もまた大好きなのです。
チョーン!!という拍子木の小気味よい音や
ガカァーッ!!というキハーダの衝撃的な音
(”キハーダ”という、ロバのアゴの骨を割っただけの
見た目めっちゃエグい楽器の音)と共に
上様のドアップが表示される、てのが
いくつもの動画で執拗に繰り返されるのですが、
何回見ても笑っちゃうんですよね。

それを見様見真似で僕なりにやってみた、という感じです。
作ってよかったです。
とにかくSEを大きくするというのがツボだと思いましたね。
普通に色々勉強になったなと思うし
(どんなジャンルにも通用する基礎みたいなものが
 あるんだなという発見があった)、
また、UESAM@STER動画を作った事がある自分、というのが
非常に誇らしい
です。

おすすめです。お兄さんお姉さんもいかがでしょうか。

あとタイトルは「クリムゾンラバーズ」に対する押韻になっております。
これもまた約束事。




【アイマスMAD】鬼でもない



こちらは「アイドルマスター匿名合作」に出展した作品です。
投稿時点では匿名でした。
主催者から参加者まで全員匿名、という
壮絶なレギュレーションの企画でした。
メチャクチャいい企画だったと思います。
なんかのびのびしていた。
現代ではポリコレだなんだと非常にこうなんというか
肩が張った空気感があっちでもこっちでも漂ってるので
こういうアングラ感に飢えていた所があったのかもしれません。

合作内ではダンスMADというのは
比率的には多くなかったようですが
割と好意的に受けれてもらえていた様なので、
そこは本当によかったなぁと。

これは楽曲が死ぬほどいいなっていうのから始まって、
歌詞をストレートに捉えれば男女の話になるべきなのですが
あえて双子のアイドルを据える事で
「なんか…大丈夫か?」という、背徳感というか
意味深な危うさが出るかなぁ、と思いながら作りました。

個人的にはすげーよく出来たのでは?と思っています。
お気に入りです。
雰囲気と色調がかっちりハマってくれました。


完全にニコマスPじゃないとわかんないバイブスだと思いますが、
このシーン、色調については完全に無調整なんですよ!
こんなに無調整でうまくいったの豆乳以来ですよ。


久川姉妹。そりゃ売れるわ。


あとなんか、SideMの双子がすげーいいんですよね。
彼らのおかげで一気に中庸なニュアンスになったというか。
彼ら自体にも儚さがあるし(これは公式設定からくるやつですが)。


この子達、なんかじーんと来るんですよね。


余談:
僕はSideMはアニメをさらっと見た程度ですが(おもしろかった)、
ひとまず推しだけは決まっております。
信玄誠司さんです。




完。


ちょっとごめん、疲れた。いったん終わります。
すみません結局クソ長くなってしまいましたね。
全然手短じゃねー。





おまけ:【 アイマスMAD 】 CHOCOtto HAYAtTE♡ [ 第5回 R@ndom scout ] の話



ちゃっちゃと消化してしまおうと言いましたね。
ありゃ嘘だ。
すみません、このセクションは死ぬほど長いです。
なので最後に置きます。
興味のない方は見なかったことにしてくださいね。

大丈夫でしょうか?続けますね。

まずこちら。ランスカ出展作品ですね。
ランスカというのはR@ndom scoutという企画の事です。
「他のプロデューサーさんの担当(推し)アイドル」を
お借りする、という体で
そのアイドルをテーマとした動画を作る、というものですね。
僕は「クリームパン名P」さんから
久川颯、園田智代子という二名のアイドルをお借りしました。

実は僕の出展した動画は本来は長編のノベマスでした。
何故ノベマスか?というと理由があります。
そもそも、「園田智代子」シャニマス
「久川颯」デレマスのアイドルで、
しかも学年も高2と中2と離れている。
マジで接点がないんですよね。文脈がない。
で、ないならでっち上げてでも作ればいい、
となりまして、ノベマスを作る事にしたんですね。

やむを得ず、設定も一部改変致しました。
例えば、二人の年齢を合わせる…
3歳年下の久川颯さんを園田さんに合わせて繰り上げる。
その空白の三年間にも " if " 的なドラマを設定したり。

この辺は悩んだのですが、
まぁもう、二次創作としてならアリということで
勘弁してもらおう、と割り切る事にしました。

最終的に出来上がったものは、ひとつの制作物としては
まーひとまず構造は成り立ってたんじゃないかなと思います。
消したんでどうとでも言えるだけですがね。ハハハ!


こんな感じでした。
前川はラスボスとして登場しましたが
ちょっとこう…エッチに描きすぎたかもしれません。

今、自分のブログだから漏らすんですけど、
マジで死ぬほどハイパー大変でした。
シナリオは3か月間、
最後の最後まで悩んだり微修正し続けたし、
立ち絵もたくさん描きました。
しかも使用経験のあった紙芝居クリエーターは
バグで使えなくなってしまったので、
新たに「ティラノビルダー」という
ノベルゲームを作るソフトを購入し、
なんとか使い方を覚えました。

こう、しこしこと地道に、でも休みなく
毎日毎日積み上げていったのです。

そうして出来上がってみれば、
なんと総再生時間約90分というクソ長さ
(1話あたり約30分の動画を3話作りました)。
これには大五郎もびっくりです。
全力を出す事にしか頭が回らなかったのです。

いやしかしね。
これ、一見空気の読めてない出展物に見えるかもしれません。
でもフタを開けてみればですね、実は
本当に全く空気が読めてなかったのです。

こう、投稿した後に周りを見渡してみると、
そもそもノベマス投稿してる方というのが
僕以外だと1~2人しかいらっしゃらなかったのかな?確か。
少なくとも90分なんてことは無いわけです。

翻って。
皆さんただでさえお忙しいのに
こんなクソなげぇ訳のわからん動画を
義務で読まされる主催者さんとかの事を考えると
果てしなく申し訳ないな、と思ってきちゃって。

だったらもう動画ごとその義務を消してしまおう、と。
そういう感じで、ノベマス部分については
出展を撤回させていただいたんですね。

主催者さんや借り受け元のPさんとは
DMでちょいちょいやり取りさせていただきましたが、
やりとりを鑑みるに、
多分幸いどちらもまだ読まれてなかった様なので、
それについてはまだよかったのかな。

いや、実際ですね、ひとしおでしたよ。
血と汗と涙を流しながら制作し、
完成して何度も何度も確認しては調整し、
投稿した瞬間の解放感はすさまじいものでした。
終わったころには二人への愛着もそれはもう。

しかしこのノベマス、企画の外から見ると
他ブランドのアイドルが独自設定で無理に絡まされてる
という風にしか見えないでしょうし、
企画の内側では90分だし、てんで
実際、どこにも居所のない動画だったと思います。
作るべきではなかったんでしょうね。
いや全く、馬鹿な事をしたもんです。

↑で、ようやく上の動画の話になるのですが。
この動画、本来は、そのノベマスの為に作った
”OPムービー用の動画2種類”をまとめたものでした。

もしノベマスの制作が提出期限に間に合わなかった時のために
最低限提出できるものは作っておこう、という狙いもあって
作ったものです。
実際その狙いはほぼ当たったのでよかったですね。

もちろん、出来映えがどう見られるかはわかりませんが、
頑張って作ったのは確かです。
間に合わせで作ったつもりは全くありません。

平面の映像しかないシャニマスと
3Dでダンスするデレステの映像とを
どう掛け合わせるか、て事について
苦心しました。

面白いのは、シャニマスはイラストベースな分、
豊かな表情のドアップだったり
限定したシチュエーションに特化したシーンだったりと、
ミリシタやデレステではあまり見かけない類の画が
非常に多いんですよね。

なのでMAD動画としては
結構幅広いニュアンスを扱えるような感触がありました。
(とはいえ、映像素材や技術などの
 補足ありきかなーとも思いますが。
 ゲームの映像だけでMADを作るのには向いてないかも。)
こういうのは他ブランドでは逆にあんまりないかもしれませんね。

2Dと3Dの映像を同時に使うに当たって
統一感をどう出そうか、という点については、
エフェクトや色調補正でなんとか寄せたり、
動画の上下の枠やイメージカラーを設定するなど、
全体のデザインを合わせる事で
なんとかまとまらないかな~と工夫した感じです。

音楽はいにしえのビートマニアの好きな曲から。
歌はあるけど歌詞が無い方がいいかな、ていうのと
オシャレな感じと、
あとはEDへの伏線、という感じでした。

まぁなんというか、色々ありましたが
参加してすみませんでした。これにつきますね。

余談ですが、企画アンケートは
そういうわけで気まずいので出せなかったのですが
一気見配信の時に出してない事についてイジられて、
「出して頂ければ個人的に見ますよ」と
配信上では主催者の方がそう仰って頂いていたので
配信中にまとめて、終わった後提出して
その旨DMしました。
でも多分読まれてないんじゃないかな?と思います、
理由はまぁ…うん。
いや、ホント申し訳なかったなとしか思えません。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。

いやぁ、やっと懺悔出来ました。

おまけということで、煽り前川とブチギレ前川を置いておきます。
この世界線の前川は腹筋で割りばしが割れます。




煽り前川


ブチギレ前川




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?