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【母倉日(ぼそうにち)/七箇の善日の一つ】~世界もココロもグラデーションでできている~316

こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回 8月4日の「最強開運日」を調べた時にこの「母倉日」(ぼそうにち)という日があることを初めて知りました。

今回は「母倉日」について調べてみました。



🔶母倉日とは?

母倉日は「七箇の善日(ななこのぜんにち)」の一つで「ぼそうにち」と読みます。

母という字が使われていることから「母が子を育てるように、天が人を慈しむ」という意味があり、さまざまな慶事を行うのによい吉日とされています。特に結婚式や入籍、引越しや家の新築などに関することは大吉とされています。

結婚は母になる準備段階、家の新築や修理、引越しは新しい家庭で子を育てる準備ともいえるため、母倉日に行うととても縁起がいいといえます。

☆やっぱり素敵だな~

☆ところで「七箇の善日(ななこのぜんにち)」とはなんですか?

はい!

🔷「七箇の善日(ななこのぜんにち)」とは?

暦中下段に書かれていた日々の吉凶を表した歴注。

七箇の善日は、

天赦日(てんしゃび、てんしゃにち)
神吉日(かみよしにち、かみよしび)
大明日(だいみょうにち)
鬼宿日(きしゅくび)
天恩日(てんおんび、てんおんにち)
母倉日(ぼそうにち)
月徳日(つきとくにち、がっとくにち)
の7つの吉日の総称
です。


◇暦注下段とは

暦中下段は日々の吉凶を表す暦注で、昔の暦の最下段に書かれていたため「下段」と呼ばれるようになりました。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されるも根強く残っており、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注と言えるようです。


☆いつ頃からあるんだろう?

ということで


🔶母倉日の由来

母倉日の由来は江戸時代までさかのぼります。「宝暦暦(ほうりゃくれき)」という、かつて日本で使われていた太陰太陽暦の暦法(和暦)の中にある吉日の一つでした。

母倉日は季節と干支で日が決まり、は亥・子の日、は寅・卯の日、は辰・戌・丑・未の日、は申・酉の日、加えて各季節の土用の巳・午の日が母倉日になります。


🔷宝暦暦(ほうりゃくれき)とは

土御門泰邦・渋川光洪(みつひろ)らによって編纂された暦法で,1755年(宝暦5)から97年(寛政9)まで43年間用いられた。日本で作られた2番目の暦法。8代将軍徳川吉宗が西洋天文学をとりいれて,貞享暦(じょうきょうれき)にかわる斬新な暦法を作るよう命じたことに端を発し,西川正休を登用して改暦を行おうとしたが,正休ら幕府天文方に改暦の実力がなかったため,陰陽頭土御門泰邦の主導で改暦が進められた。貞享暦を若干修正した程度のもので,彼岸の日付をかえたり,古い暦注を復活させたりするなど,あまり意味のない変更を加えている。その結果,日食の予報を誤り,71年(明和8)からは修正宝暦甲戌元暦が用いられた。 (山川 日本史小辞典(改訂新版), 2016年, 山川出版社)


宝暦暦はかつて日本で使われていた太陰太陽暦の暦法(和暦)であり、正式には宝暦甲戌元暦(ほうりゃくこうじゅつげんれき)といいます。

現在私達が使っている暦(グレゴリオ暦)は、太陽の動きをもとにして作られているため、「太陽暦」と呼ばれます。 一方、太陽暦が明治6年に採用される以前の日本では、月の満ち欠けをもとに、季節をあらわす太陽の動きを加味して作られた「太陰太陽暦」が使われていました。

明治改暦により、グレゴリオ暦1873年(明治6年)1月1日からはグレゴリオ暦が使われ、現在に至っています。



🔷母倉日が凶日と重なった場合はどうする?家康!?

母倉日が凶日と重なった場合はどうでしょうか。
選日の「不成就日(ふじょうじゅび)」や六曜の「仏滅(ぶつめつ)」「赤口(しゃっこう)」はいずれも凶日で、入籍や結婚式は避けられる傾向にあります。

これらと母倉日が重なった場合の考え方は大きく3つあり、①吉の力が強く凶が打ち消される、②凶の力が強く吉が弱まる、③吉と凶の力が相殺される、というものです。
弱まろうとも吉に寄ると捉えることもできますが、気になる場合は避けた方が無難かもしれませんね。

母倉日は何事も吉とされる日なので、やってはいけないことはありません。何事にも安心して取り組める日といえそうです。

やっていけないことはない!?
勘違いしないでくださいよ!
noterの皆様は大丈夫ですね(笑)


ここまで調べてきてほんとうに知らないことだらけだなということをあらためて知ることができました。
noteの中でいろいろな方の記事を読んだりこうして調べたりすることで、わかったと勘違い(笑)していますが、
忘れるのも得意です(笑)

それでも、頭のどこかにあればその言葉を聞いたときに流すのではなく興味を持って聞けたり、意識をして観ることができて心が豊かになると感じています。



今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。




お・ま・け

「七箇の善日」を書いてみて、縁起がいい漢字が使われているなと思ったのですが、こちら

◇鬼宿日(きしゅくび)ってなに?

鬼が宿ったらダメじゃん!
悪いこと起きそうやん!
なんで?

そんなふうに思った方私の他にもいらっしゃるかな~?

「鬼宿日」は鬼が外に出ないため吉日。物事の邪魔をする鬼が外を出歩かないので、何かを始める時には開運の道が開かれると言われています。


☆なるほど~そういうことなんですね。

逆さまに考えたらこんなふうに捉えられるということですね。


こんな情報も!

お釈迦様の誕生日は?

鬼宿日だった!!ようです。

やっぱり縁起がいい日だった🥰





ガラスのうさぎさんありがとうございます🥰

昨日8/4の記事【皆さまお忘れではないですか?本日「最強開運日」】をピックアップしていただきました。

感謝申し上げます💗

ガラスのうさぎさんの記事
日々の様子や気持ちを丁寧に書いてらっしゃいます。植物など自然やお料理の写真もアップしていて楽しく読ませていただいております。


みなさま、「スキ💗」「コメント」「フォロー」ありがとうございます💗
たいへん励みになっております。感謝しております。


・1ポ現在進行形

・今日のはじめて・・・目次をつけてみた

・作夜(8/4)の驚き・・・羽生結弦様の入籍発表😭お幸せに…
※動揺隠せず、作夜(笑)→昨夜(どらちゃん、教えてくれてありがとう🥰)


最後まで読んでくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。

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