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モチベの話

 要旨提出という大きなタスクが終わって,一段落がつきました.来週には学会に行くので,一段落といっても直ぐに休めるというわけでもないですが….タスクが立て続けにあると,目標ができるので研究のモチベーションはある程度保てるのですが,モチベーションが保てないときもあります.
 今回は,私がモチベーションを出す,最低限でも保つためにどうしているかという話です.

研究室に行く

 私は基本的に家ではやる気が出ないタイプの人間です.昼は室内や廊下に誰かしらの気配があって程よい緊張感(?)がありますし,何よりも誰かと相談しやすいというのが大きいです.先日の台風10号のときには交通機関が止まっていましたが,そういう学校に行けないやむを得ない事情があるとき以外は学校に行って作業しています.
 本当に切羽詰まっているときは,一回家に帰って家事を終わらせてから,夜に研究室に戻って泊まり込みで作業をします.私は女性ですが,卒業研究の際に何度か泊まったために,泊まる際のハードルは低いです.夜は夜で人の気配がないので気が緩むかと思いきや,研究室という公共のスペースであるという認識と深夜のハイテンションからか,むしろ進みます.
 もう一つメリットとしては,学校に行くことが習慣化されるということです.所属研究室では,コアタイムはないので自由に来るか否かの選択をとれます.ゼミは出席必須なので,ゼミの日は来る習慣ができるのですが,それ以外でいざ行こうとすると結構身体的にキツいものがあります.私は卒業研究の追い込み時期になってから毎日研究室に行こうとしましたが,最初の2週間くらいは体が追いつかず中々大変でした.

進捗はコツコツ積んでおく

 人間やる気がないときでも,何かすることはできるので,本当に少しでも良いので進捗を生んでおくことが大事だと思います.毎週の進捗報告にあげるまでもないような亀のような速さでも,何かしておいて損になることはないです.
 私はプログラミングをしていますが,改良を行おうとするとかなりプログラムを書き換えないといけません.書き換えが必要な部分の多さに絶望することもしばしばです.モチベーションが高いときは一度に終わらせることもできますが,毎回そうもいかないです.何かしらの成果発表をしなければならないときに,1ミリも進んでいなければやる気が殺がれます.コツコツとした進捗があると,徐々に達成感が出てきてモチベーションも上がるというものです.

忙しくても趣味の時間は作る

 よく言われることではありますが,メリハリをつけためにもやはり趣味の時間は必要です.
 私の場合は,茶道,ゲーム,散歩でしょうか.特に研究室にいる場合は,ずっと籠もっているので,散歩が丁度良いです.春や秋頃は,気候がいいのでちょっとした花探しも兼ねて外に出ると結構気分が晴れます.
 ただ趣味の時間には,同じ行為の繰り返しはやらない方が良いと思っています.ゲームにはデイリーミッションがあったりしますが,そういったデイリーを最低限毎日やる等,趣味に義務をつけはじめると「やらなければ」という脅迫感を無意識上にも感じるので,むしろ負担になります.「趣味を仕事にしない方が良い」という言葉はよく耳にしますが,それと同じことだと思います.気楽に行えてこその趣味です.

おわりに

 ここまで色々書きましたが,正直本当にやる気が出ないときは何もやれません.結局最後に自分を動かすのは,タスクの「締切」期限がせまっているという切迫感,そこからくる「ここまで来たらやるしかねぇ!!」というノリと勢いです.むしろこのノリと勢いでどうにかしているまであります.ただあまりにもタスクが並ぶと,精神的にくるものがあるので,追い込みすぎにも注意しないといけません.
 タスクの作成も程々に(予防線).

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