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映画『PASCALS(パスカルズ)〜しあわせのようなもの〜』伊勢真一監督作品

日比谷公園の図書文化館でのパスカルズの映画。
前日偶然知った、運が良い。
パスカルズはライブ以外にもテレビ「凪のお暇」や「妻、小学生になる。」
映画では「さかなのこ」「川っぺリムコリッタ」と大活躍だ。


今回のパスカルズのドキュメンタリー映画はとても嬉しいのだけど
三木黄太さんを偲ぶ追悼の映像ということで複雑な気持ちだ。

昨年春、突然の出来事。
そのことを追いながら、の、映画なのだ。

私はパスカルズの音楽が好き。
自然の風景とパスカルズは妙に合う。
今までのツアーの映像などと
吉祥寺スターパインズカフェの様子が何度交互に出てくる。
次第に、三木さんの存在の大切さが映像から伝わってきた。

映画は鳥たちが森の間飛び立つ光景が素晴らしい。

私は大切な人との別れと重ねて観ていたことに気づいた。
どうしようもない哀しい気持ちが昇華されていくような気がした。
そうかも知れない。 

いのちの終わりと、残された人の哀しみ・・・
哀しんで、哀しみ過ぎないで、想うことを続けることにした。
この深い哀しみは、この分、私が大切に思える人に会え過ごせたこと。
まさしく、〜しあわせのようなもの〜なのかも知れない。
出逢ってくれてありがとう


音楽を作っている方々が言う「同じ音が出ない」ということの現実とこれからのこと。
ロケット・マツさんをはじめ、パスカルズの皆さんのお気持ちは計り知れない。
ただ、これからもパスカルズの音楽がどうなっていくのか聴いていきたい。


※おまけ※
会場には、パスカルズのメンバーや友部正人さんが来場されていて
終わってからのトークイベントや演奏のサプライズもあった。
それに、伊勢監督のお誕生日でHappyBirthdayの歌を歌うことも出来た。
偶然、この日に映画を観て良かった。
もう一度、地元でもこのPASCALS~しあわせのようなもの~が観たい。

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