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本業は「感謝 > 不満」だが、副業は「満足 < 感激」だと思う。

副業開始までの経緯

副業をされる方の目的は、①本業以外の収入が欲しい、②本業以外の人脈形成、③スキルアップ、④社外でも通用するか?など、様々あると思いますが、私の場合の目的というかキッカケは知的好奇心です。
世の中で話題になっている副業をするってどんな事なのか?を経験し、経験値として蓄積し、経験知として活かしていきたいと考えました。

2018年1月に、副業・兼業について、企業や働く方が現行の法令のもとでどういう事項に留意すべきかをまとめたガイドラインが作成しました。
また、モデル就業規則を改定し、労働者の遵守事項の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という規定を削除し、副業・兼業について規定が新設されました。

政府が主導し、副業・兼業を推進していこうという動きから、副業の関心が高まり、もし自分が副業をするのなら?ということを想定し、シミュレーションを開始しました。

私が勤める会社が人事制度改革の一環として副業解禁を社内発表したのが、2019年12月。
2020年4月の新年度より許可制で副業を認めるという発表でした。

その発表を受け、2020年4月より前に、知人に対して副業としてコンサルタント業務を請け負えることを伝え提案してよいか?確認したところ、実際の活動は2020年4月以降に申請し、承認を得てから開始してくださいとの回答でした。

2020年4月1日からの稼働開始に向け準備に入り、予定通り、4月1日付けで申請書を人事部に提出し、約1週間ほどで許可を頂き、副業を開始しました。

約13ヵ月が経過した現在の心境、本業は「感謝 > 不満」

実は、私はサラリーマン30年選手です。
入社以来、現在勤めている会社にお世話になって、30年。
本業のみで、29年。 本業 + 副業で1年。
「会社に不満が無いか?」と問われると、「無い」とは言い難いですが、30年もの間、現在勤める会社で働けたのは。

不満を遥かに上回る、感謝があったからだと、副業を1年経過し感じたことです。

人財主義という理念のもと、社員は重要な財産という考え方で
・業績も順調で、給与水準は、比較的高い方だと思っています。
・福利厚生も充実していると思っています。
・コンプライアンス教育も行き届いていて、どちらかというとホワイト企業では無いか?と思っています。

いい会社にめぐり合えて、良かったと副業を行い再確認しました。
加えて
仕事面においても、副業でコンサルタントをやってみたいと思えるほどの知識と経験をさせてもらいました。

の職務経歴でご確認ください。

話が逸れますが、副業者には必須となるパーソナルオウンドメディアの予感

パワフル副業者を目指して②

で、2021年度は知人の2社に加えて、新たなクライアント先様の仕事をするという計画で現在動いていますが、多くの職務を経験したという事実だけをお知らせしているだけで、私の能力が見える化されているわけではありません。
もっと、もっとホームページを充実させ、どんなことが出来るのか?をアピールしていきたいと考えています。

というのも、ヤフー副業の公募案件に一つ応募してみました、その登録フォームにはURLを入力する欄がありました。
私が想定するに、FacebookなどのSNSのURLを入力する項目だと思います。
SNSでの発信内容や知り合い関係者などから、応募者の能力を推察するためだと思います。
きっと、履歴書や職務経歴書だけでは解らない、人物像がSNSから推察できるからだと思います。

そう言った意味で、どのような能力を持っているのか?を見える化し、ホームページで公開しないと採用してもらえない時代にあるのではないか?と考えています。
副業のホームページと電子名刺のURLを送信するだけで選考されるようになる予感をしています。

約13ヵ月が経過した現在の心境、副業は「満足 < 感激」

副業で感じたことは、お金を頂いて、「ありがとうございました」と言っていただけること、これはやはり「嬉しい」感激します。
私の副業は、コンサルタント業なので、口頭でのアドバイス、請け負った業務に関するドキュメントの納品です。

全て私一人の仕事の成果です。
その成果に対しての対価を頂くだけではなく、感謝の言葉をプレゼントされるという感覚です。
企業に勤めるサラリーマンは役割分担の一部を担うため、個人の成果では無く組織の成果です。(中には自分の手柄のように言う方もいらっしゃいますが(汗))

また、企業に勤めるサラリーマンはプロジェクトなどの活動で、社外・社内の仲間とやり遂げる達成感という満足を得ることはありますが、感激という感覚ではありません。
これは私が経験したプロジェクトが管理部門のプロジェクトでエンドユーザーから遠いかったからかもしれません。
エンドユーザーと直接対話するようなイベントなら感激を味わったのかもしれませが・・・

定期定例業務であると、達成感といった満足すら時間とともに薄れていくと思います。

現時点で、私は幸せなことに副業で感激を味わえています。

知的好奇心で始めた、副業が感激という推進力を得て、パワフル副業者を目指すという方向に動き始めたのじゃないかと思う、今日この頃です。


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