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基本情報技術者試験「午後」編


はじめに

2022年春季の午後試験に合格したので、シェアします。
出題分野によって点数差の激しい結果となりました。

なお合格ラインは6割


試験対策


 以下のテキストをやりこみました。過去問+模擬試験で四回分の練習ができます。

『基本情報技術者過去問題集』

以下、単元別に勉強法と結果の紹介していきます。

ソフトウェア開発(C言語)


プログラミング選択言語はC言語を選択しました。本試験の勉強を開始したのはちょうどJavaの基礎文法を勉強した直後だったのですが、過去問を見る限りJavaは問題の難易度が思いの外高くて、自分の知識だと対応できない箇所がいくつかありました。
 IT業界で生きていく以上は一度くらいC言語を触っておいたほうが舐められないだろう()という気持があったため、C言語を選びました。「苦しんで覚えるC言語」(通称:苦C)を購入して読みました。実はネット上に本の内容がそのまま?公開されていて、購入をやや後悔しましたが。ここに書いてある内容を押さえれば、テストは対応できると思います。https://9cguide.appspot.com/
 テストを念頭に置いての勉強なので、ただ基礎文法を浚(さら)っただけにすぎませんが、C言語への率直な感想として、Java言語と文法が似ていると感じました。調べてみると、両言語には歴史的な関連性があるらしいです(Cを基にしてC++が創られ、C++を基にしてJavaが開発された)。両者の違いを挙げるとするなら、Javaからオブジェクト指向を除いて、メモリ管理(シフト演算等)を加えたものがCといえるかもしれません。

結果は、満点でした。(とてもうれしい)

データ構造及びアルゴリズム


過去問を4年分解いて対策しました。
コツとしては、変数が沢山定義されるので混乱しないこと、「+1」かどうかを慎重に見直しするの二点が重要だと思います。高校数学の数列という分野との類似を感じます。数列好きだった自分にとってロジックそのものはあまりむつかしさを感じませんでしたが、以上の二点のような、「正確に表記すること」はむつかしく感じました。

 結果は満点でした(うれしい)

 選択問題


 選択問題は出題4問中2問選択します。ただ出題範囲は8分野のため、対策する範囲は6分野に絞って問題ないと思います。自分はプロマネと企業戦略を捨て、それ以外の過去問を解きました。データ構造及びアルゴリズムと同様、午前試験からの追加的知識が必要なわけではありません。(復習は必要ですが)問題は簡単で、尚かつ対策もしにくいので、あまり気にしていませんでした。

結果は8割でした(まずまず)

セキュリティ


 セキュリティは、過去問を4回解きました。頻出の用語もわかりますし、なにより午前試験のネットワークとセキュリティの知識を総動員して解くような問題で、勉強していて一番楽しい分野でした。
しかし、試験当日は過去問にあるような、ネットワーク図を基に思考するような問題は出題されず、午前試験に近い形の問われ方でした。聞きなじみのない用語の意味を答えさせる問題で、ほぼ解けないという事態に陥り、脂汗がでるなどして、焦りました。実際、ほかの箇所がいつになく上出来だったため合格できましたが、間一髪だったと思います。
【皆さんは気を付けてください。アルファベット三文字の用語は100個くらい覚えていったほうがいいかもしれません。】

結果は2割でした(おわっとる)


お読みいただきありがとうございました。
他の試験の結果についても書いているので、呼んでいただけると嬉しいです!!

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