2024-02-01-05

先週から比べればどうにかなるようになってきた、と思う。本気で死と顔を突き合わせて話をして、(ゆっくり、着実に)こっちに戻ってきた。死は引き止めたりしない、引き止めるのはいつも私だ。そして(配慮なしに言えば)(という配慮のところの人生)(   )留まったという結果だけがある。
自分にはやはり創作が必要であって、リハビリしているうちに歌数が揃ったから、少し無理して賞に出してみた。けど、封筒に御中って書き忘れたから多分読まれもしないと思う。ただ、そういうこととか人が読んで面白いかとかもう既に出した後なので置いておいて、言いたい(やりたい)ことが言えた感覚はそれなりにあって、私にとっては良かったという気持ちでいる。
久々に朝から晩までの授業があった。
前夜は全然眠れなかった。七時間の間に四回起きた。こういう悪い変化は先月の異変からまだ色濃く残っている。
朝、無理に起きて、光を浴びたりラジオ体操をしたり。ブラックのアイスコーヒーを一気飲みして吐き気に襲われる。高校の時と全く同じ感覚で危なかった。早めに教室に行った。
臨床心理がご専門の先生は授業の話し方や補足の仕方にカウンセリング的心掛けが表れていて、それをメモできるのが結構うれしい。
生きることを何よりも優先すること、より良い認知を促すこと、そういう心理支援の方向性に戸惑うけれど、自分もそうしようと思うのは、やはり自分がそういう方向性で前より幸せになった、と感じていることが全てだろう。やっぱり、みんなに幸せになってほしいし、無意識に諦めている・除けている姿があるなら今一度見つけてほしいと思ってしまう。責任を取れる規模のエゴで行く以外有り得ないと思う。
昼に集中し続けるのが久々すぎてくらくらした。でも授業終わってからもなるべく早くやらなきゃいけないことがあってずっと集中してた。チョコとコーヒーは勉強のお供であるが吐き気を強化する組み合わせでもあると思う。やらなきゃいけないことを終わらせた瞬間に倒れ込んだ。
一回起きた時、あまりにも枕の心地が悪く、来客用の枕を引っ張り出したらましに眠れた。
朝に起きる。夜とは別に朝も脅威的ではあって、軽く朝食をとってパソコンに向かう。ふと自分の数年前の文章を読んで、天才だとすら思う。どんどん力を失っている、色んな意味で。カーテンを開けても朝は毎回こうなる。頭も痛いし、しばらく横になっていた。今の元気のピークは深夜1時な訳だが、早起きを続ければだんだん調子も良くなってくるのだろうか?
色んな薬を飲む。薬で本来の自分がなくなる、みたいな恐怖はもう無くなった、というか、整理がついた。
マインクラフトで家を作った。村の家の模倣のはずなのに、でっかい立方体。創造性がほしいよ~
午後になって動けるようになったので、課題をいくつか進めてゼミに出て、帰りに煙草が吸いたい気分だったから近くの喫煙所に行ったけどひっきりなしに人が来るから帰ってきてまた課題。今日は力に対して時間がありすぎてぼーっと進めなきゃいけないことを死んだようにやることしか出来ない時間が長かった。人間としてはその方がいいのかもしれないね。
諦めが必要だと思った。私には全てをこなすことはできないし、昔のように出来る子ではいられないし、頑張っている人には見えない。諦めることともう頑張らないことは私の中では真逆で、どちらかを捨てればもう一つは取れると思った。
夜中になってからもう一回喫煙所へ。酸欠が好きなんだろうと思いながら二本吸ってくらくら家に帰って浴槽浸かりながらチューハイ飲んだ。死ぬ時に死ぬし死なない時は死なないし。すごくうれしくなる。
携帯の寿命が見えてきて、写真をたくさん保存してたくさん消した。記録至上主義もすこし薄れてきてる。でも自分の写真は欲しい。とにかくどんどん止まらずに老いていくから。
枕を変えてから眠りが深くなってきた感じがある。夢の中で母はとても苛立っていて、そういう態度を何回見たことがあるか、起きてからつい数えてしまった。私はWelcome To The Black Paradeを熱唱していた。
茹でたキャベツがおいしすぎてうれしかった。焼きより茹で。
首元にどのアクセサリーをつけるか30分ほど迷ってから出掛ける。微妙な長さのネックレスと銀色のブレスレットが欲しい。あとバーバリーチェックのテーラードジャケット。(そんなものはないっぽい)
吸ってみたかった煙草が販売終了していることを知った。安心か味か悩んで今のうちに味を取った。5ミリ差。
この間の連作を読み返して、言いたいことは言えてるけどとにかくつまんないなあと思った。会員みんなの短歌がとにかく面白い。
シーシャ吸いながら話して、買い物しながら話して、呑みながら話した。話せて嬉しかった。でも私と相手が都会を歩き回る度無数に引っ付いてくる視線とイメージのことを考え続けて、ずっとそれを剥がしにかかっていて、疲れた。
相手が酔った時やけに褒めてくる人の話をしていて、それは自己否定の露出の仕方なのだろうと思った。そして私も、とそう思った。
銀色のブレスレットと服二着を持って帰る。電車に揺られながら何も比喩が思いつかない。つまらなすぎて面白いということもない自分のつまらなさ。
そのままオールナイトゴダールへ。時代背景に乏しい私にとってはとにかく色彩が良かった。感情的でない感情の生々しさ。ウイスキー飲みすぎて酔って終わりになって、早く生きる理由を見つけないとと焦った。自分を守る言葉しか出てこなくていつものようにひとりでに最悪な気分になっていた。いつもそうだ。友人が私の写真を撮ってくれた瞬間をふと思い返す。笑えていた。
結婚したら何をしたいか考える流れがあって、その時お揃いのとびきりいい匂いのシャンプーとかダサいネクタイとか、指輪を付けさせられるようになったばっかりに他のものも色々付けることしか思いつかなくて、ほんと、結婚しない方がいいなって感じ。恋も愛も出来てないし手掛かりすら掴めてない感じ。
自分のことをかわいいと言う人がこの上なく隙なくかわいかった、かわいかった。
ソナチネという映画で人が死にすぎて死に冷静になっている感じが自分にも染みた感じがあってすごく怖かった。
少し眠った後なんとか帰ってきてまた少し眠って、重い頭と体に鈍く気づく。昨日の朝からろくに食べてない。ペットボトルのジュースを少しづつ飲み干して、ろくに食べられるものなくて茹でキャベツと茹で肉を食べた。
伸ばしてた爪がいくつも折れた。全部切ってしまおうと思ったら爪切りをなくしてた。
久々に夢じゃない小説を書き始め、書き終えた。2000字。いいリハビリになったと思う。何も生まなくていい。ただ恐ろしければ。人が二人だけ出てきて喋ったり考え合ったりする、未来のことも二人だけが知っている、それだけの小説が好きで書いていた感覚を思い出した。Youtubeの自動再生がexダーリンを流していた。drivenのことどうしてもドライヴンって読んじゃう。
日付が変わるころに即席の味噌汁を飲み、口の中を軽くやけどしながら明日までの課題を進めようとしたけど、眠すぎてすぐやめて布団に入った。
何十年も前のことで責められる人を見て、償っていない罪を償う機会がやってきたのか、一度でも失敗した人間は二度とやり直せないのか分からなくなった。
自分なりの早起きをして課題を終わらせにかかる。毎朝の薬の効きが分からない。副作用に希死念慮があると聞いた気がする。希死念慮があると言えば変わったり増えたりするんだろうか、それでもっとぼんやりするんだろうか。希死念慮って自殺企図に絶対含まれるものだろうか、自殺企図ってどういう気持ちで何を起こしたらなんだろうか。もうやめよう、元気だから。外にはたくさんの雪が降っている。
昨日の短編がもう色褪せて見える。気に入っていたはずの単調性がばからしくて表現に乏しくて、それが真実のように思える。もっと時間が経って作品が他人のものになったら手放しで褒めるのだろう。自分に染みついている悪い習慣的思考回路を弱めて、思った通りのことをしたい。好きなように書いたし、好きなのだ。
久々に目玉焼きを作って食べた。子供の頃苦手だったから親も私に出さなくなって久しい。今ではすごく美味しく食べられた。天才てれびくんで目玉焼きに何を掛けるか4色ボタンで投票する企画があって、しょうゆ派が多すぎてソース派が少なすぎて愕然としたのを走馬灯に出てきそうなくらい覚えている。
普通にバーンアウトしてるかもしれない。作業が全然手につかない。
最近は性的に見られたいという気持ちと戦うくらい性的に見られるのが怖くなってきていて上手く動けない。満足げな顔も残念そうな顔も等しく私を締め付けてくる。訳が分からない。どうしたらいいかわからない。手慣れて自動的に出てくる振る舞いが怖くて人前に出ていけない気がする。
注目と忘却の波を大きく繰り返して体がそれに持っていかれる。
紙質を改善したいからシルクの枕カバーを買った。痩せたい。何にも自信を持てなくなったらやばい。
人に触れたい、なんでそれが必要なのか説明することができないけれど、とにかく。
こうして書いてると今日は悪い波の日なんだなってわかって少しフラットになる。ひどい言葉がどんどん出てくるし臓器が片端から死んでるのを感じる。
授業受けたくない先生の目に触れるの怖い
授業を受け終わってすぐ脅威的でない音楽だけを聴きながら眠り込んだ。どれにも中毒は出来なかった。起きた後暗い部屋で体をたくさん伸ばした。痛かった。
うれしいたのしいおもしろいと強く強く思い込んでいた数えきれないほどのことがつらくかなしくおそろしいことだと一気に気付いて苦しい。逃れる術がまるでないような絶望が私から目を逸らさない。
意識的に視点・論点・中点をずらすのだ。ずらしてもいい。
課題を這うように進める。明日までじゃないけど今日やらないとどうにもならない気がした、これからまたどんどん元気じゃなくなる予感がした。皆前に進んでるのに 皆前に進んでるのに 皆前に進んでるのに
死に麻痺する感覚が抜けない。オールナイトエリセでイザベラを見た時の感覚に近い。
本当は一週間書くつもりだったけど今夜があまりにも重いからここで終わる。

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