見出し画像

「Eight」だから仕掛けられるイベント主催ビジネス

Eight事業部に組織された「Event Business部」。企業や人を結ぶBtoB領域のイベントを自らのアイデアで企画・主催し、これまでなかった新しい出会いの場を生み出すことで、多くの企業にビジネス成長とイノベーションを届けることがミッションです。

今回のnoteでは、Sansan株式会社 執行役員で Eight事業部 Event Business部の部長を務める 石本 卓也と、「CAMP」という大型カンファレンスの企画・マーケを担当する菅原 実桜、東京ビッグサイトで開催する大型展示会「Eight EXPO」で企画営業を担当する岡澤 優人の3名で座談会を開催しました。

名刺アプリ「Eight」だからこそ仕掛けられるイベント主催ビジネスの裏側や仕事のやりがい、今後について話を聞きました。

プロフィール
石本 卓也(写真左)
Sansan株式会社 執行役員/Eight事業部 Event Business部 部長
1999年より世界最大級の展示会主催会社の日本法人にて、年間60本以上の展示会をプロデューサーとして指揮。「出会いからイノベーションを生み出す」というSansanのミッションに惹かれ2019年に入社。Eight事業部にEvent Business部を立ち上げ、現在は42名の組織の責任者として年間35本のBtoBイベントを管掌。「偶然の出会いを必然に」をテーマに、Eightのビッグデータをイベントに掛け合わせることで、出会いのポテンシャルを最大限引き出すことに挑戦している。

菅原 実桜(写真中央)
2021年にEvent Business部の第一号新卒社員としてSansan株式会社に入社。新規イベントの立ち上げをミッションとするEvent Business部 New Eventグループにて、マーケティングや企画を担当。最近では自らの発案で、人事責任者を集めた「HR Leaders CAMP」を立ち上げ大成功に導くなど、新規イベントの企画・集客から運営まで幅広く担当している。

岡澤 優人(写真右)
ソフトウェア会社の法人営業として従事した後にSansan株式会社へ入社。前職時代に出展者として参加していた展示会業界にポテンシャルを感じ、テクノロジーと展示会で新たな価値を生み出すEvent Business部の仕事に惹かれて転職。現在は、「Eight EXPO」で企画営業を担当、チームの中核として顧客の成果最大化にチャレンジしている。

Event Business部の魅力


はじめにEvent Business部のミッションを教えてください。

石本
:私たちは、名刺アプリ「Eight」のユーザーである350万人のビジネスパーソンを軸に、課題解決につながるイベントを自らのアイデアによってゼロから立ち上げ開催していく、とてもユニークな仕事をしています。イベントに参加してくださる来場者とスポンサードしてくださる企業に最高の出会いの場を提供することで、日本のビジネスを活性化していくことがミッションです。

Eight が主催するイベントに特徴はありますか?

石本:
日々様々なイベントが開催されている中で、私たちが主催するイベントの特徴は「出会いの質」、つまりマッチングの精度に徹底的にこだわっている点があげられます。様々な工夫を行っていますが、みなさんから一番驚かれるのが「Sansanの技術」と「Eightが持つビッグデータ」、これに来場者体験を掛け合わせた独自のリコメンデーションシステムを開発していることですね。

2024年1月に東京ビッグサイトで開催したイベントでは、このリコメンデーションの仕組みをAIチャットに取り込み、来場者がスマホのAIチャットに課題や特性を入れることによって「こういったブースはいかがでしょうか?」 とリコメンデーションが提示されてブースを回っていただく仕組みを設計しました。これまで来場者にとっては自ら広い会場を探し回る必要があったわけですが、偶然の出会いを必然の出会いに変化させることで、イベントに参加する価値を一段も二段も高めることができるため、意義が高い挑戦だなと日々感じています。

また、最近の新しい取り組みの一つとして、Eightプロダクトとの連携を通じ、イベントの体験を全く新しいカタチに刷新する挑戦も行いました。
Eightが開発したタッチ名刺交換機能を活用し、受付から会場内の名刺交換まですべてスマホ一つでワンストップで完結できるという日本初の試みで、「紙の名刺がいらない展示会」として話題になりました。

(タッチ名刺交換)

このようにテクノロジー×イベントに果敢に挑戦し、唯一無二の出会いを提供していくことを仲間と共にどんどん推進していきたいと思っています。

Event Business部の組織体制について教えてください。

石本:
現在42名のメンバーが所属しています。 5年前の立ち上げ時は3名からスタートしましたが毎年着実に増え続けています。現在は、手掛けるイベントごとに4つのグループで構成されており、一つのグループに10名前後が所属しています。

各グループのマネージャーがイベントの総合プロデューサーとして意思決定を素早く行っており、同時に少数精鋭でイベントを主催するため、メンバー一人ひとりにも担当イベントに対するアイデアの実現や裁量が期待されているので、20代前半から主導権を握って事業をグロースできることが個人の成長を後押しすることにも繋がっています。

菅原さんと岡澤さんがイベントビジネスに惹かれた理由を教えてください。

菅原:学生時代からイベントを主催していて、同じテーマに関心を持つ異なる個性や特性を持った人たちが集まる場所って何かが生まれるなと思っていました。自分が主催したイベントの1年後に友人達から「菅原が作ったイベントがきっかけで出会ったんだよ」と聞いた時に、「出会いを生み出す場づくり」が自分のやりたいことかもしれないと思ったことがイベントビジネスに惹かれた最初のきっかけです。

Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げており、またEightは、350万人のビジネスパーソンの最新データを持っています。このデータを活用することで、より必然的に価値ある出会いをデザインできると思いました。

実際、私が担当しているイベントでは参加対象が従業員規模1000名以上の部長職以上の方に限定していたりするのですが、ここまで細かな条件に絞った集客を行えるのはEightだからです。Eightは集客のタイミングから出会いの必然性を高められるプラットフォームだと感じています。

岡澤:前職の営業時代に出展者として展示ブースに立った時、主催会社に対して「なんでこんなアナログな形式で行っているんだろう」と不満を感じていました。

展示会やイベントは素晴らしい出会いの場所なのにデジタル化されておらず、課題感だらけの業界だな、と思っていました。

そんな背景もあり、Eightが主催するイベントビジネスに大きく惹かれました。Eightが持つビッグデータとテクノロジーを掛け合わせて全く新しいイベント体験を提供することが自分のやりたいことだと思っています。

菅原さんが仕事の中でやりがいを感じた場面を教えてください。

菅原:イベントビジネスのやりがいは、売るのも作るのも全て自分たちでできることです。Sansanの他のプロダクトだと、製品化するのはエンジニア、販売はマーケティングや営業と分業化されており、関われる範囲が限定されてしまうケースもあります。

その点、私たちイベント主催者は、スポンサー企業さんや来場者の皆さんの声をその場で反映させて商品を作り変えることができます。

来場者・スポンサー企業の満足度はもちろんのこと、売り上げも出さなければ事業を継続させることはできません。すべてを叶える方法を専門性を持ったメンバー全員で話し合って作っていく過程に大きなやりがいを感じます。シミュレーション通りに実現できた瞬間には「よしっ」て思う楽しさがありますね 。

最近では、今年の4月に開催した「HR Leaders CAMP 2024」というイベントを立ち上げました。
初めての人事領域のイベントだったので講師選定と依頼につまづいた時は、石本さんに親身に相談に乗ってもらったり、登壇者をつないでいただいたりとたくさんのお力をお借りしました。やるからには絶対に成功させたいと思って、事前に人事の皆さんがどんな課題を持っているのか徹底的にリサーチしてイベントを作り込んでいきました。結果、アンケートでは満足度が90%を超えるイベントを設計できたことは自信に繋がりました。

新しいイベントって誰でも企画できるんですか?という質問をされることが多いのですが、まさに誰でも挑戦できる環境があります。
新しいイベントを自ら創れるというのは主催者ならではかもしれません。

(4月に開催したHR Leaders CAMP 2024)

岡澤さんが仕事の中でやりがいを感じた場面を教えてください。

岡澤:やりがいを感じた場面は「こんな凄いイベントは他にはないです」と多くの出展企業の皆さまからお声をいただいたときです。

一般的に展示会では、当日に受注することはほとんどありません。出展者側が展示会出展時に掲げる目標も名刺の獲得枚数だったりします。そのため、ノベルティーを配って多くの人の目を引いたり、大音量で参加者を誘客したり、自社のサービスに関心を持たない参加者にも名刺数を増やすために過剰とも言える働きかけが行われることもあります。
しかし私たちEvent Business部では、商談や受注につながる展示会をシンプルに設計したいと思っていて、研究を重ねた結果、実際に多くの企業の商談や受注につなげることができたので上記のお言葉をいただきました。

AIチャットの機能を活用することで、来場者と最適な出展企業がマッチングしたことが成果につなげることができた要因だと思っています。

石本:AIチャットは優秀な機能ですが、こちらからアクションを促さないと入力してくれない方も多いんですよ。岡澤さんは参加者の一人ひとりの課題感や来場動機を直接ヒアリングしてAIチャットに入力して適切な訪問ルートを作成して渡していました。自ら高い目標を設定して、チームメンバーと地道なヒアリングを行っていた姿はとても感動しました。自分が連れてきた出展者さんの隅々まで満足度を最大限高めたいという強い気持ちがあったんだと思います。

岡澤:前職の自分(出展者)を喜ばせられる主催者でありたいという気持ちが何よりもモチベーションになりました。

(多くの商談を生み出した「ビジネスIT & SaaS EXPO 2024」)

組織の雰囲気と今後について


今後の仕事で挑戦したいことを教えてください。

菅原:Event Business部の世界進出です。入社後の4年間でさまざまなイベントを作ってきましたが、今年初めて私の地元である大阪でイベントを開催することができました。地方での挑戦は組織として基盤が整わないと難しいと思っていましたが、やっと挑戦できるタイミングになりました。

私たちと大阪のお客さまは普段接点もないですし、現地のスタッフの皆さんを含めた初めての運営チームでの実施だったので、本当にドキドキの挑戦でした。

ただ開催してみると、地方のお客さまの方がデジタル化にすごく課題を持っていて、熱量がすごかったんですよ。結果として大成功と言える内容となりました。今後はもっともっと様々な地方でやっていきたいですし、中長期的には海外でもイベントを開催したいと思っています。

岡澤:「Eight EXPO」というオフラインイベントの全く新しい概念を作りたいと思っています。今はまだ展示会の中の一つの選択肢として「Eight EXPO」があるかと思います。

将来的には、Eightのテクノロジーとビッグデータを掛け合わせて、他には真似することができないイベント体験を設計して、展示会の枠を飛び越えた新たな選択肢の一つとして提案できるようにイベントを磨いていきたいと思っています。

Event Business部の雰囲気を教えてください。

菅原: Event Business部のメンバーは、安心して背中を任せられるプロフェッショナルな集団だと感じています。普段は和気藹々としていますが、イベントとなると皆が「良いものを作りたい」と強く考えており、妥協せずに真剣に取り組みます。イベント業界未経験で入社したメンバーも活躍しています。

岡澤: 人が好きで、出会いが好きで、イベントが好きなメンバーが揃っています。良い意味で欲張りな人が多い印象です。

スポンサー企業さまも来場者の皆さまも全部の希望を叶えたいとか、イベント一つとっても気になるところがあったら改善したいとか、本当にイベントが好きで良いものを作りたいと思っている人が多いと思います。

最後に今後のEvent Business部について教えてください。

石本:私たちは、全てのステークホルダーをWin-Win-Win
にできるような存在でありたいと思っています。来場される参加者とスポンサー(出展者)の皆さんには他にはない最高の出会いとビジネス活性化を、そして各産業や開催地域の活性化にも貢献し、Event Business部のメンバーには自己成長とやりがいを届けたいです。
私たちがイベントを開催すれば、皆さんが笑顔になる、そんな少数精鋭のプロデュース集団を目指しています。

組織のビジョンとしては、4年後の2028年までにメンバー数を現在の2.5倍の100人体制に。そして現在の4グループを10グループに拡張する計画を掲げています。現在ネクストリーダーをどんどん抜擢していますが、10グループ100人の組織を目指すわけですから、まだまだ新しいリーダーを担える人材もプロフェッショナルなメンバーも必要です。

インパクトある事業を動かしてみたい、自ら企画したイベントで世界を変えたい、とにかく早く成長したいなど、自らの手腕次第で事業とステークホルダーの未来を一変させることができるイベント主催ビジネスにチャレンジしたい方がいらっしゃれば、ぜひ応募いただけたら嬉しいです。

【Eight事業部 Event Business部 募集中の職種】
企画営業[ビジネスイベントプロデューサー候補]
イベントセールス スペシャリスト[Eight]
イベントマーケティングプランナー[Eight]

【名刺アプリ「Eight」のダウンロードはこちらから▼】
名刺アプリ「Eight」

【Eightを詳しく知りたい方はこちら】
中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」の公式ブログ
プロフェッショナル転職メディア「Eight Career Design」
Eight公式X

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?