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曲から一句

車窓には
泣き顔の母
冬の朝

かあさんの
裾持ちて笑む冬の
駄菓子屋

冬の朝
かあさん手紙
読んでるか

冬菜茹で
かすんで揺れる
母の背よ

泣かないで
こうしてぼくは
あなたから
旅立ちいつか
迎えに来るよ

同世代の小椋佳さん。
初めて主人とデートした夜の海岸で聴いた曲。
泣けて、泣けてしまったのを思い出します。
切なさが 今も息子の思春期とともに
思い出されます。

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