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ある朝~愛し日々

さよならは
慣れたはずです
でも今夜
思い出すのは
居残りの月




おはようと
きみの肩越し
差すひかり
夜明けなつかし
海の音聞く

どれほどの
ことばを持てば
戻れるの?
戻れぬことなど
全部しってる

飛んでゆけ
きみに出会えるあしたには
あの日抱(いだ)きし
希望語ろう

もゆる朝
凍えて迎えみた空の
ああ このいのち
またけふ生きる

光りあふれる朝に、こころに翼をつけて飛んで行けるなら
飛んでいきたいところがある。希望と不安と懸命に生きた
あの時代に。
行けないことは知っていても、夏の盛りを前に
ふと思う時がある。。。輝いていた。悩んだ。
前だけを見ようと思う時と、過ぎた時を想う
時のはざまで。
つづら折りの人生の途中、改めて光りをみた。
諦めたものもある。
それも、また、受け入れるしかなきこと。

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