防衛機制。

またも私がダラダラと過ごしている間に、季節はせかせかと変わっていた。                       ただ7月になったからこれを書いているのではなく、モヤモヤした気持ちが湧き出したから書いている。

学校に通うのも当たり前の生活に戻り、使われずに眠っていたお金を日々起こす。              たくさんあったように思えたお金も、毎日外に出ることで帰ってきたときにはすっかり減っているようだ。

けどそれで良かった。友達と色んな店に食べに行くのは楽しいし、したいことがある、と実現するかも分からないことのためにケチケチ節約に励むより、目先のことだけを考える方がいくらか気持ちが楽だと気づいたからだ。

自由の利かない不満ばっかりの実家暮らし、嫌いな家族と過ごす毎日、有言不実行、それも良い。いっそ考えない方が楽だということに気づいてしまった。

好きなものを買おう、親から貰ったお金は残さず使おう、交通費も気にせずタクシーで登校しようか。                                                  楽しいよ、何も考えずに生きるのは。

なのに風呂で考えてしまったからこんな気持ちになった。

これ以上考えてしまう前にここに昇華して、そして寝て忘れて、明日は何にお金を使おうか。







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