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iPhone15 proは基本いらないけど買った

購入の経緯

結構前にもiPhoneを使っていましたが、ここ3年間はXperia5IIという軽量でコンパクトな良いスペックのAndroidスマホを使っていました。
その時の気持ちとしては

  • Android使ってる俺かっこいい

  • カスタマイズ性が優れている(ホーム画面のアプリの行列・ウィジェット等)

  • リフレッシュレートや有機ELなどの最新スペックが搭載されている

などがありました。

しかし、最近になって機能的にはiPhoneもカスタマイズ性やスペック面が良くなってきており、自分の環境も変わってきた中でiPhoneが魅力的になってきました。

周辺デバイスのApple化

前職ではWindows機での開発作業だったり、プライベートのゲーミングPCももちろんWindowsだったりで特段感じなかったのですが、
転職でmacbookでの開発になったこと、ゲームから離れて個人開発ようにmacbookを買ったこと、日々の持ち運び読書端末としてiPad miniが増えたことなどからだんだんとAppleデバイス間での連携が重要になっていき、他は連携できているのに普段使いのスマホだけが連携の外にいる状態になってきました。

一番痛かったのはObsidianでのファイル同期です。
無料の範囲内で頑張って同期させることはできるらしいですが色々試して失敗・使いにくさを感じた結果、スマホがAndroidであるためにiCloudでの動機ができず、公式のクラウド同期機能であるObsidian Sync(月額$10ほど)を利用してました。

元々ガジェット好きなので買うための理由付けな面もありますが、スマホも3年使ったし、Androidであるだけで月額がかかっているのも嫌だったので、購入に踏み切りました。

iPhone15シリーズの魅力

Lightning端子からUSB Type-C端子へ
元々がAndroidだったのと、iPad系についてはTypeCで充電ケーブルは一本で済んでいました。
モバイルバッテリー側もTypeC端子になってきており、TypeC - Lightningのケーブルをわざわざ買うのもなあと思っていたのでこの変更は大きかったです。

カメラ性能の向上

Proは前のシリーズからですが、メインカメラの画素数が1200万画素から4800万画素に向上しました。
1200万画素のカメラは結構前のシリーズから継続して使われていたもので、これから買って長く使うにはスペック不足を感じていました。

OSのサポート期間が長い

自分の環境の変化と年々スマホが高騰化でポンポンと新しい端末に乗り換えることが難しくなったので、サポート期間が長いのはとても良いことでした。
サポートが長い分、古いスマホでも動作が安定していてありがたいです。
今まで使っていたXperia5IIだとすでに最新バージョンへのアップデート対象外となっており時代遅れのスマホになるのは一瞬だなあとか思ってました。

Proシリーズである必要性

iPhoneで撮った動画、PCで編集すんの?

Proシリーズのみ端子の規格が1ランク上のものであり、転送スピードが数十倍と変わってくるとのことでしたが、今まで利用していて画像や動画はGoogleフォトにアップロードされ、たまにそれを見返すくらいでした。
また、旅行に行く際はカメラを持っていき、それで撮ってSDカードからデータの読み取りなど行なっていたので、スマホを直接PCに繋げてそこから大量のデータを持ってくることはしないので、転送速度のためにProにする必要性はありませんでした。

今まで撮った写真、ズーム使ってるか?

Proシリーズでは望遠レンズが追加され、3~5倍の光学ズームが可能です。
しかし、日常でそんなに綺麗にズームしたい場面はなく、基本的には広角レンズで事足りるので望遠レンズは不要です。
(使ってみて思いましたが、Proの3倍なんて所詮2倍ズームからちょっと寄ったくらいなのであんまり意味ないと思いました)

iPhoneを裸運用してるのか?

今回のProシリーズの目玉である側面素材のチタニウム化ですが、軽量化はとても恩恵があるとはいえ、無印15シリーズよりも重いうえ、ケースをつけて運用するなら正直無印から3g増えただけの飾りです。

落としたらすぐに破損する17万の精密機器をほぼ毎日使って落とさない覚悟は流石にありませんでしたので、チタニウム素材は不要です。

重いゲームを最高グラフィックで遊んでるのか?

最近では飛躍的な向上はないですが、Proシリーズは性能面ではかなり優れています。
ただ、数字だけ見ればAndroidスマホの方が点数は出ていると思います。
(カメラの話にも繋がりますが)最新のスペックに憧れがあるならAndroidスマホの方が断然お得です。Xiaomiとかなら10万円前半で最強なスマホが買えると思います。

高負荷のスマホゲーが最高設定でヌルヌル動く!などのレビューもありますが、結局はバッテリーや発熱の関係上、その設定でずっと遊ぶことはなく、ローグラでリフレッシュレート高めで使っていると思います。
そういう点では最高スペックでなくても良いはずなのでProシリーズは不要です。というか無印15シリーズもスペック的にはハイエンドなので十分です。

それでもProにした理由

iOSであること

Obsidian Syncからの脱却やそのほかアプリデータの連携のために、今回の機種変更ではiOSであることが絶対条件でした。

iPhone Proシリーズというブランド

結局は所有欲が一番の理由でした。
ガジェットオタクの自分からすると、他の人が使っているスマホがDynamic Islandで背面のカメラが3つだったりすると、ああ最近の高級なProシリーズを使ってて良いなあという憧れがありました。
(そういった憧れを拗らせてハイエンドとミドルエンドの選択肢がある中でミドルエンドを選びたくないみたいな意地もありました)

個人的には機能面で言えば高すぎるようなハイブランドの服やアクセサリーを持つことと同じ感覚でネット環境を持ち運びできるアクセサリーに対してブランドものであるiPhoneProシリーズが欲しかったのかなと思います。
もちろんハイブランドのアクセサリーと違って数年後には必ず劣化するのでこの価値は一時的なものです。。

買ってみた結果

所有欲は満たされた

一切妥協せず購入したのでとても満足感があります。
iOS自体はiPadや昔のiPhoneで触れていたのでいつものiOSだなという感じで感動はしませんでしたが、
カスタマイズ性の向上や進化したこだわりのUIなどは触っていてとても新鮮でした。

カメラはなんだかんだ綺麗

端末が変わったことでカメラの画像処理も変わったのである程度の新鮮さがありました。
ぱっと見の画質はそんなに変わらないにせよ、暗所性能や動画の手ぶれ補正、スペック向上によるカメラアプリの動作向上などは体感できました。

せっかくなのでと3倍望遠も使ったりしてますが、2倍→3倍はそんなにズームした感がなく、iPhone15でも満足するだろうなという感じです。

微妙なところ

今更バックアップ用のクラウドストレージを変えられない

元々がAndroidだったので写真・動画はGoogleフォトでした。
iOSでは自動でバックアップ・端末からファイル削除をしてくれません。
今までのファイル分もまとめてiCloudに移行するとなると結構面倒くさいのと、新規にiCloudのストレージ増量プランも加入しなくちゃでさすがに移行できませんでした。

なので、たまにGoogleフォトを開いてバックアップ・本体容量削減してます。

アクションボタン全然使わない

購入前はさまざまなレビューを見てショートカットアプリが設定できる、傾き検知で切り替えられるなどカスタマイズ性に溢れていて使いやすそうだなと思っていましたが、
右利き かつ 本体の左側面にある関係上アクションボタンまで手を伸ばすことがないです。
使うにしても持ち直したり左手で押すような一手間がかかるので、サッと取り出して音声メモ、カメラ起動、といったスピードが求められる作業には使えなくてがっかりでした。

右手持ちで届かないアクションボタン。。

右側面の下部とかにあるとすごい使いやすいんですよね。。

文字デカすぎ

アプリ内の文字が大きくて結構使いにくいです。
元々のXperiaが21:9という縦長スマホだったこともありますが、画面内の広告の割合が増えてうざったさが増しました。

Yahooファイナンスの画面。一度に表示できる情報が少ない

21:9のスマホ、結構否定的な意見が多いですけど持ちやすいし画面の情報が多いしで結構好きなんですけどね。。

まとめとしては無印15シリーズで十分だけどPro買った理由は所有欲ってだけです。

以上!

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