バックパッカー② '18夏

マニラ2日目

ほぼ寝てない。
起きたらいきなりのいきなりのスコール。サンダルが泥だらけになる。道が臭い。歩いて6キロ先のリサール公園に行こうとするが、野良犬に追いかけられ断念。タクシーを使うことに。

12時ごろリサール公園に到着。まずスタバで腹ごしらえ。がしかし、サンドイッチがカピカピ、プレートが汚いなど、結局完食せず。

リサール公園を歩く。ガイドの客引きがしつこく話しかけてくる。断っても10分くらいはついてくる。めんどくさい。イヤフォン、サングラスでシャットアウト作戦決行。

しかし、帰り道、ネイマール似のいかつい若者が馬車で近づいてくる。

絶対に乗らない松田と絶対に乗せたいネイマールのホコタテ開始。

シャットアウト作戦も通じず、道を阻む形で馬車で歩道を遮る。わずかな隙間をくぐり抜け無視して歩き始める。
しかし、次の瞬間、イヤフォンから流れる「Shape of you」も完全にかき消されるほどに鳴り響く、馬の蹄鉄の音と馬車の揺れ。そして、馬のいななき。
馬車が全速力で追いかけてくる。
びびって逃げる。
走って逃げる。
商店街に駆け込み、なんとか事なきを得る。が、今度は道端に座ってた老婆が急に立ち上がり、

「お前日本人！この前フィリピン 来たとき、子供作った！逃げた！金払え！馬鹿！」

と叫び始める。
赤子を抱えながら追いかけてくる。
普通に怖い。

チェックインの時間になるまで海辺の公園で時間を潰す。
発砲音の後にパトカーが集まって来る。
マニラ治安悪すぎて泣ける。そして暑い。めちゃめちゃ日に焼けた。

ホームレスファミリーや、ストリートチルドレン、気を失って干からびている人間で溢れるスラムを行くこと25分。
14時、ホテルに駆け込み、無事生還を果たす。エアコン無し。部屋の鍵は壊れている。
とにかく、シャワーを浴びる。禁煙の部屋だったが、おんぼろのシャワー室ならいけるだろうと思い、喫煙を試みる。火を点けるが良心の呵責により断念。
とりあえず洗濯を済まし、仮眠をとることに。

目を覚ますと夜中の2時。夜の治安が悪すぎるため、夕食は断念。
結局、フィリピンに着いてからは丸一日、サンドイッチ一切れしか食せず。

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