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✅NHKマイルカップの予想〜過去傾向とラップ診断から〜

NHKマイルカップの予想となります。



この記事は使えそうな過去傾向と過去のレースラップから考察していきます。
本命馬と対抗、推奨買い目も記載してますので是非ご覧ください。




想定上位人気馬

セリフォス      2.1倍
ダノンスコーピオン  3.4倍
マテンロウオリオン  5.7倍
インダストリア    6.6倍 




コース分析

東京1600m・左回り

スタート地点は2コーナー付近。スタート直後は緩やかな下りになっていてスピードに乗りやすい。3コーナーまでの距離は約540m。バックストレッチ後半の起伏を越えると3コーナーに入る。3コーナーから4コーナーはカーブが緩やかなためペースが落ちにくい。
ゴール前の直線は525.9m。直線の前半には全長160m、高低差2mのタフな坂が待っている。
坂を上り切ってからゴールまでは約300mあって、ここで最後の瞬発力勝負になる。
平均的に速いペースで流れることが多い上に、最後の直線では切れ味も求められる。マイラーとしての総合力を試されるコースだ。




過去3年のレースラップ


2021年レースラップ

12.2 - 10.2 - 11.3 - 11.6 - 11.6 - 11.4 - 11.4 - 11.9
前4F 45.3 後4F 46.3


2020年レースラップ

12.3 - 10.4 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.2 - 12.0
前4F 46 後4F 46.5


2019年レースラップ

12.0 - 10.4 - 11.5 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.3 - 12.0
前4F 45.8 後4F 46.6

東京競馬場芝1600mの左回りを使用。

前半4Fと後半4Fのレースを2分割してラップ考察していきたい。

2021年は前4F 45.3 後6F 46.3のラップタイムで前半ややハイペースの後半4Fより1秒以上早くなった前半特化型のレース。

2020年は前4F 46 後4F 46.5のラップタイム。この年も後半4Fより前半4Fの方が時計が速くなる前半特化型のレース。

2019年も同じような前半の方が時計が速くなる前傾ラップとなった。

過去3年を見るといずれもラスト4F→3Fにかけて一気にギアアップしラップも11秒台前半へ突入する。
ラスト3Fないしは2Fが最速ラップになりやすい。

2020年を見るとわかりやすいが、ラスト4F12.0 - 11.3 - 11.2 - 12.0のラスト2F最速の瞬発力戦。直線距離が500m以上あるだけに仕掛けどころが肝となるこのレース。長く脚を使おうとする馬は垂れやすく、一瞬の脚を使えるキレ味ある馬に展開利のあるレースだろう。

前半4Fは45秒台のラップになる傾向が強く平均よりのハイペース。マイル戦でスター後のハナ争いは激化しやすいのもあるだろう。
東京競馬場特有の高速馬場であることからも他の競馬場よりも時計が出やすいのが特徴だ。
後半はラスト3Fまたはラスト2Fが最速となる瞬発力戦を想定したい。

また高速馬場の影響により前が止まりにくいことも想定し馬場は要チェックだ。当日の馬場は確認しておきたい。

最後の直線距離は約525mと長い。
展開によっては差し馬にも十分チャンスのレース。

直線でギアの上がるレース質で勝利してきた馬を探していくのがポイントだ。

<レース展開>

前半から中盤まで平均よりのハイペース。
直線ではラスト3Fまたは2F最速の瞬発力戦。
キレ味必須。


過去傾向

過去10年の前走の距離別成績から、前走1600m組は出走馬全体の5割強(180頭中98頭)を占めながら、3着以内馬の数は30頭中14頭で5割弱にとどまっている。
芝1800m組は(0-4-1-19)と優勝こそないものの2着が4回と、まずまずの成績となっている。前走芝2000m組は(3-1-3-12)と勝率は15%を超える。距離短縮組が優勢か。
→前走2000m組(インダストリア、ダンテスヴューが該当)
→前走1800m組(ソリタリオ、ドーブネが該当)

オープンクラスの芝1600m戦で優勝経験があった馬の成績を単勝人気別に分けてみると、3番人気以内であれば3着内率は58.8%と非常に高くなっている。

過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、JRAのレースで4着以下に敗れたことが1回以下で、ここ2年は該当馬が3着以内を独占している。
プルパレイ、タイセイディバイン、ダンデスヴュー、ステルナティーア、ドーブネ、トウシンマカオ、フォラブリューテ、ディオ以外の全馬が該当。

種牡馬別の成績に注目すると、安田記念の優勝馬であるダイワメジャーの産駒が〔3・1・2・10〕(3着内率37.5%)と好成績を残すなど、東京・芝1600mのGⅠを制した馬の産駒が6勝と活躍している。
セリフォス、マテンロウオリオンが該当。


考察

東京競馬場はラストの長い直線でキレ味問われる瞬発力戦になりやすい。

上がりを使える馬+内枠を引いた馬には注目。



以下は私の本命馬と対抗、各馬の解説、
推奨買い目を記載しています。




本命馬と推奨買い目

本命馬
◎マテンロウオリオン

本命はマテンロウオリオン。

まず初めに最内枠を引いてありがとうと言いたい。

前走のニュージーランドTでは強いと感じた一戦だった。
12.3 - 11.2 - 11.2 - 12.1 - 12.0 - 11.7 - 11.4 - 11.6のラップタイムで2着まで。
一瞬の加速があったラスト2F最速の瞬発力戦。
さらにラスト1Fタイムも11秒台と最後まで脚を求められた。
34.1秒の上がり3Fタイムといキレ味抜群の末脚を見せつけた。
一番評価できる点は4コーナーから直線に入る段階で外へブン回し、最速の上がりタイムを発揮したこと
勝ち馬のジャングロは内をロスなく回っていたことを考えると負けて強しの内容。
ロスなくコーナリングに徹すれば着順も変わっていたかもしれない一戦。
映像を見てもジャングロにはアタマ差であったが敗因は4コーナー時点でのポジション差だろう。

2走前のシンザン記念では12.6 - 11.1 - 11.5 - 11.8 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7のラップタイムで勝ち切った。ラスト2F最速の瞬発力戦。キレ味求められる舞台で結果をも出せたのは大きい。
早仕掛けの一戦になると飲み込まれやすいタイプなだけに展開も向いた。

前半4F 47  後半4F 47.1と前半平均ペースから34.9秒の上がり3Fタイム。前走とは異なり、内をコーナリングすることができれば勝ちきれる。

万両賞では後方11番手のポジショニング、シンザン記念では3番手のポジショニングと前後ろ問わずレースできるのはセンスだろう。
今回は内を引いたので前に壁を作りできれば前目5番手あたりを取ってほしい。

過去レースを見る限り、この馬はスタートも良く折り合いも器用だ。
直線での伸び脚、キレ脚には太鼓判。
中山、阪神、中京の三会場で結果を残していることは何よりも大きい。

今回東京競馬場へ替わる。求められるのはスピード力、ラスト200mでの切れ味。そうなった場合に展開利があるのはこの馬だと思っている。

自信の本命を打たせてもらう。

○インダストリア
今回レーン騎手が跨るテン乗りの馬。
できれば戸崎さんに乗ってもらいたかった。
過去傾向から前走2000m組からの臨戦は勝率は15%を超える。傾向面からは狙いやすい。

前走のディープ記念では5着の結果。実は34.9秒の最速上がりタイムを使っていた。前目残りの決着で展開も向かず分が悪かった一戦。

今回の仕上がりは特段良さそうな印象。
得意の東京替わりで期待する。

▲セリフォス
△ソネットフレーズ
☆タイセイディバイン

以上の見解でいく。

推奨買い目

単複→1

馬連一頭軸流し
1→2.4.7.11(4点)

3連腹フォーメーション
1ー2.4.7.11ー2.3.4.6.7.11.13.16.17.18
(40点)

ワイドBOX
1.2.4.11(6点)

馬連4点が本線。
3連腹は3列目を広げて、手広く勝負する。
単複はもちろんだが、ワイド箱買いも厚めに。

この記事をお読みいただいて的中した際にはぜひよろしくお願いいたします😁