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安田記念のコラボ予想


みなさん、いつも予想を見てくれてありがとう。

結果だけで見ると春のG1は外しに外しまくったのが事実。
そんな中でもいつも温かいお言葉くれる方には感謝の気持ちを伝えたい。

改めてありがとうございます。

6月に入り、春のG1も終盤戦。
約3万人という大観衆の期待に応えたいのが本音。

鳴尾記念で本線的中できて流れがいい。
この勢いのままむかえたい。

そしてこの「安田記念」という舞台で底力を発揮したい。

いつも通り全力で予想するし応援のほどよろしく頼みたい。


ところで、今回はある方からコラボの依頼があった。

タカ @競馬
https://twitter.com/takahirotenli?s=20

この方の予想を見ると「血統面」から馬を導くスタイル。

さらに重賞はnoteで無料公開もしているし覗いてみたら、自分にはない観点から予想する部分を持っていて興味も持ち始めた。
これは新しい発見でもあった。

タカさんの血統から分析する予想は参考にもなるし、理解もしやすい。
noteもフォローしておくといいかもしれない。

タカさんのnote
note.com/taka_nick


先週の日本ダービーもきっちり的中してるしなんだか楽しみになってきた。


快くコラボ依頼を引き受けさせてもらった。
やるからには大本線を決めたい。



そんなわけで今年の安田記念は、
私の「ラップ適性」から導く本命馬✖️タカさんの「血統分析」から導く本命馬をそれぞれ公開させてもらう。

どちらを参考にしても良いし、組み合わせて馬券を買うのも良い。


それではまずはリットマンの予想から。

ラップ適性

今年のメンバーを見て、抜けた馬は一頭もいない。
むしろ大混戦。横一線で考えていきたい。

これほどまでに豪華なメンバーが集まった安田記念はあるのだろうか。
ワクワク感が凄いしかなり楽しみだ。

スタートから先行争いに加わりそうなのはジャックドール、ソダシ、ウインカーネリアン主にこの3頭。もしかしたらここにメイケイエールも加わる可能性も視野に入れておきたい。

ハナ奪えば理想の競馬できそうなウインカーネリアンが前にいきたいと思うが今回は外枠の影響、ジャックドール、メイケイエールも加わる可能性がありそうでマイペースに持ち込むためには相当出していかないといけないだろう。
ソダシは前を見る隊列になりそうで先行争いからある程度締まった淀みないラップになりそう。


東京新聞杯は12.3 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 11.3 - 11.0 - 11.6 - 12.1のラップでウインカーネリアンがハナを奪って逃げ切り勝ち。
今年の安田記念はさらに淀みない流れになりそうでスタートから2F目にかけて2秒弱加速する前半の流れになるはずだ。

今回はソダシ持ち前の基礎スピード力からしっかり追走する展開になり、前半はハイペース相当になるのがいいところだろう。


安田記念直近3年のラスト4F

2022年 12.0 - 11.2 - 11.0 - 11.4

2021年 11.4 - 11.2 - 11.0 - 11.7

2020年 11.6 - 11.4 - 11.0 - 11.9

いずれもラスト3Fから加速ラップが刻まれ、
ラスト2F最速になりやすい瞬発力戦。

これは安田記念特有のラップでもあり直線のキレ味が問われる。

真の瞬発力型の馬が台頭するレースでもある。


そうなるとやはり狙いたいのは上がり3Fタイムを持っていて、キレ味ある瞬発力型の馬。
あまり深く考える必要はない。


今年の安田記念で狙いたい馬が3頭。


まずはシュネルマイスター。
Twitterでも多く取り上げさせてもらった馬でもあり、馬体覚醒枠としても推薦させてもらう。

この舞台で「文句なしに狙いたい存在」でもある。


前走のマイラーズCで本来の力を発揮したなという印象。
シャイニーロックに残り目のある展開の中、11番手から異次元の末脚を発揮して差し切り勝ち。
ラスト3F最速の瞬発力勝負。
綺麗な馬場でかつ淀みない流れになれば展開も向く印象でこの馬の良さが活きる。

ここで一つ。

中山記念   504kg(+14)
マイラーズC    490kg(−14)

調教師も「馬体重が絞りきれない中でしっかり絞ることができました」というように、改めて馬体重の増減は大事なんだなと。

マイルCSではグランアレグリアと接戦をしていたように、個人的にマイル路線でいえば現役5歳の最強馬と言っても過言ではないと思う。


目標は確実に安田記念。
近2走の上積みはさらに見込めそうで大いに期待できそうな一頭。


続いてソダシ。

マイル戦では100%買いたい存在。

前走のヴィクトリアマイルでは大外枠ながらポジションを取っていき12.1 - 11.0 - 11.1 - 12.0 - 12.3 - 11.3 - 11.0 - 11.4のラップで2着の結果。

ロータスランドを追いかける形で、中盤も12秒台連続のスローに落ち着いた展開で持続力を見せた。
正直、東京マイルらしからぬ一息入った展開でソダシ的にはもう少しハイラップになれば展開利があったようにも思う。

そのハイラップというのは2年前の勝ち切った桜花賞のラップ。
12.1 - 10.8 - 11.2 - 11.1 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 11.9で中盤は中緩みせず淀みない流れでレコード勝ち。
昨年のヴィクトリアマイルも同じようなラップで勝ち切ったように、ハイラップで流れて後続に脚を使わせて持ち前のロンスパを発揮するというのが勝ちパターンに思う。

そこを考慮すると前走は展開不向きの中、結果を残していたのでやはりマイル戦での地力の高さを見せた一戦だったと考えるべきだろう。

また、マイルでの成績を見ると

芝1600m(4-1-1-0)複勝率100%
東京芝1600m(2-1-0-0)連対率100%

これを見ると圧巻の一言。
ますます買いたくなる。

今回の最大の不安要素といえば中2週。
アーモンドアイやグランアレグリアでも勝てなかったように中2週の疲労というものは考慮すべきか。

限りなく本命に近い対抗評価で狙いたい。


最後にセリフォス。
前々からレーン騎手の騎乗が決まっていたとか。

この馬の最大の持ち味は直線での末脚。4歳世代最強のマイラーとも言える瞬発力の持ち主。

昨年のマイルCSでは12.2 - 11.2 - 11.7 - 11.5 - 11.9 - 11.6 - 10.8 - 11.6のラップで勝ち切った。上がりは33秒と強烈な末脚で差し切った。
道中は中緩みしない展開でラスト2F最速の瞬発力戦。

ソダシ、ダノンザキッドを1馬身以上突き放す結果で後半要素の高さを見せた。

富士Sの勝ち方なんかを見ると差しが決まりやすい馬場の方が恩恵を受けるタイプで今回は先行争いも明確なので中団やや後方からでも十分に前にとどく流れになりそうだ。

朝日杯では世代最強馬のドウデュースに0.1差なので能力の物差しをはかるならこのレースだろう。
前走の海外戦は完全に度外視したい内容で、東京マイルで瞬発力勝負になれば確実に展開が向くだろう。

以上の見解から、推奨馬は以下の3頭。

◎シュネルマイスター「馬体覚醒枠」
○ソダシ
▲セリフォス


今年の安田記念

本命はシュネルマイスターだ。

推奨買い目

単複→◎
馬連BOX→◎○▲

3連系買うなら相手を広げて、アレンジして買ってみてくれ。



タカ@競馬さんの血統分析
(上位人気馬解説付き)


上位人気馬解説


ソダシ

クロフネ産駒
前走VM2着。
VMでは大外枠から好位置に付け先行し2着。
前走はレーン騎手であったが、今回は川田騎手が鞍上予定。
川田騎手とソダシは合うのか?という疑問はあるが、先行力が高いソダシと前目で競馬ができる川田騎手はそこまで悪くないのかなと感じる。
ただヤンチャな部分があるソダシを馬を支配しながら騎乗するタイプの川田騎手がどう抑えこませるか。
そこがカギ。
東京マイルの成績は【2-1-1-0】と完璧だが、
高速馬場が得意な馬で今週末の雨がどうでるか。
また、ここ4戦は勝ちが無い。
川田騎手×ソダシということで人気してオッズ妙味が無くなる可能性もある。
クロフネ産駒は、重賞芝で活躍する牝馬を輩出する傾向。
スリープレスナイト(スプリンターS)、カレンチャン(スプリンターS、高松宮記念)、アエロリット(NHKマイルカップ)など
牝馬からはスピードのあるスプリンター、マイラーが出ている。

芝の中距離が合わないのだ。
だからこそ高速馬場で活きるのがソダシだ。
大崩れをしない堅実な走りなので、買い目には入れておくべきか。



ソングライン

キズナ産駒
前走VM1着。前年安田記念1着。
キズナ×シンボリクリスエスの配合はアカイイトと同じ。
キズナ産駒は上がりを使えるレースが得意で母親の影響を受けやすい。

中距離適性よりも短距離適性のある馬の好走例が目立つ安田記念では、また今年も好走しても不思議じゃない。
ヘイローとボールドルーラーのクロスをもち、
高速決着を得意とするマイラーである。
東京芝1600mの成績は【4-1-0-1】と好成績。

間隔が中2週で少しきついか?と思うかもしれないが以前に1着を取っていて、不安はない。
気にする点があるとすれば、枠。

ソングラインは外枠よりも、内枠〜中枠での成績が良い。大外をぶん回して差す競馬よりも馬群に揉まれながら隙を突く競馬の方が得意な馬だからだ。
極端な外枠でなければくるであろう。
また、キズナにはStorm Catの血が流れている。
安田記念で激走したダノンキングリー、サトノアラジンなどもそうである。



ジャックドール

モーリス産駒
前走大阪杯1着。
モーリス自身は安田記念を勝ってから距離を伸ばしたが、ジャックドールは2000m G1を勝ってから安田記念の1600mに挑戦する。

つまりは逆のパターンだ。
緩いペースの展開になり、単騎逃げとなれば勝機はあるが、ウインカーネリアンやソダシの展開によっては3.4番手で競馬をしてしまうことになる。
そうなると厳しい。
また、モーリス産駒というのは、直線スピードやキレの面で劣る馬が多い。
サドラーズウェルズとロベルトの影響を受けた産駒が多いためだ。
多くの産駒は2000m以上の直線が短いコースでの好走が多い。

大阪杯でジャックドールを推奨した理由は、
・距離と馬場が向いたこと
・ハイペースで逃げる馬がおらず、緩いペースに持ち込めること。
・逃げ先行馬の扱いが上手な騎手に代わったこと
である。
ただ今回は、距離と馬場が向かない、先行馬が来にくいレース。
買いどころが少ないので、今回は見送りたい。



セリフォス

ダイワメジャー産駒
前走ドバイターフ5着。
全成績は9戦5勝【5ー1ー0ー3】で8戦を芝1600mで走っている生粋の
マイラー。
昨年の安田記念では4着だったものの、1着ソングライン、2着シュネルマイスターとの差は僅か0.1秒。3歳馬という立場ながら非常に強い競馬をした。
またマイルチャンピオンシップでは快勝。
レーン騎手が今回も連続で騎乗してくれるのは好材料か。
先週の日本ダービーや目黒記念でも勝っていて、イケイケ状態。テンションが高揚している時の外国人騎手はかなり怖い存在である。

血統面でいうと一つ不安なデータがある。
それは、安田記念でのダイワメジャー産駒の成績は、
【0ー0ー0ー13】と全く来ていないのだ。
あのアドマイヤマーズでも敵わなかった。
もともとダイワメジャー自身が安田記念を勝った時は、落ち着いたペースで
前有利の展開を作り、好位から抜け出したもの。
本質的には中団から前で競馬をする馬なのだ。
その産駒もあってか、差し決着が多い安田記念では自然とキレ負けしてしまう。
ただ、セリフォスはダイワメジャー産駒ぽくない。
上がりが使えて差す競馬が持ち味の馬だ。能力が高いことは間違いないし、
このデータでオッズが上がるようなら買いである。



シュネルマイスター


父Kingman
前走マイラーズC1着。1年半ぶりの勝利。
後方から上がり3Fで32.9の末脚を使い、復活してきたという印象。
安田記念は一昨年が3着で昨年が2着と相性が良い。
リピーターが好走することが多い安田記念においてプラス材料か。
また騎手もルメール騎手。東京G1芝のルメールは買いか。

ただ、マイナスデータもある。
先述したが、過去10年で前走マイラーズカップでは中々安田記念では馬券内にならない。
それに、前走マイラーズカップ3着以内の馬は【0-0-2-19】と良くない。
シュネルマイスターは前走1着。このデータを壊すことができるか。
高速馬場に対して高い適性を持っているが、今週の雨でどうなるか。
雨が降るということはこの馬にとって1番の割引材料。
また、同じG1を三年連続で好走することは難しい。

ただ、馬体を見るからに仕上がっている印象なので、買い目には入れておくべきか。

本命馬と推奨馬

さて、私の今回の本命を発表する。


◎ソングライン

でいきます。

枠が大外になってしまったが、金曜日の雨により、安田記念当日は、
外差し有利の展開になると予想。
また、メイケイエールが前に行く可能性がある。
1200mを中心に使ってきたメイケイエールがレースを引っ張る流れがあるとすると速い持続的なラップになると判断。

牝馬で安田記念、VMを制したのは馬場改修後でウオッカ、グランアレグリア、ソングラインのみ。
そんな高い実績を持つこの馬が過小評価されているので、
ここは高く評価。

私は戸崎騎手を信じます。。
がんばれ。戸崎。


推奨馬

まず一頭目。

ソウルラッシュ

ルーラーシップ産駒。
前走マイラーズカップ3着。
ルーラーシップ自身はキングカメハメハ×エアグルーヴの良血馬だが、産駒成績ではG1を勝ち切ったのは2017年の不良馬場での菊花賞のみ。
だが、2着3着には入るなど複勝率で見れば高い。

なぜなら、トップスピードでは主流のサンデー系種牡馬には劣るために、勝ち切るまではいかないものの、G1のように高いレベルの持続力やスタミナ能力が求められるレースではルーラーシップのバテない強みが活かされていることがよくわかる成績。

弱い相手にも勝ちきれないが、強い相手にも善戦する。そんな産駒である。

また、ソウルラッシュは母父がマンハッタンカフェ。
サンデー系であるため、根幹距離などの主流条件でも走ることができる。
ルーラーシップは追走する競馬が得意であるため、体力を活かせる同距離や距離延長がプラス材料。
ソウルラッシュの前走は1600mで同距離。

イルーシヴパンサ―

ハーツクライ産駒
母父キングカメハメハ
前走中山記念8着。
前年安田記念1番人気8着。

ここ最近のパフォーマンスで人気が落ちている印象。
だがもともと能力は高い馬だ。
ハーツクライ産駒というのは、重馬場を苦にしない。
2019年ジャパンCの勝馬スワーヴリチャード、同じく2019年フィリーズレビューの勝馬ノーワンも重馬場で行われた。
金曜日の大雨によってパンパンの高速馬場になることは想定しにくい。
チャンスは十分にある。

またハーツクライ産駒は古馬になってから上昇する馬が多い。(ジャスタウェイ、リスグラシューなど)
5歳を迎えるイルーシヴパンサ―。
リベンジを果たす時だ。

メイケイエールが内枠に入ったことによって、逃げてハイペースを作り出す可能性がある。
そして雨の影響によって前傾ラップになればチャンスは拡大。

そうなれば前半3Fの方が後半3Fよりも速くなる展開と予想。
差し有利で上がりが使える局面になれば勝機も見える。
そして何よりもオッズ。
前年安田記念1番人気の馬が約17倍のオッズがついている。
買わないわけにはいかないと判断し、推奨馬にする。

◎ソングライン
○ソウルラッシュ
▲イルーシヴパンサー


買い目

18 単複
18→10.11.13.14馬連、ワイド
18→5.10.11.14 三連単軸一頭流しマルチ

以上が2人の予想。


リットマンの本命馬
シュネルマイスター

タカ@競馬の本命馬
ソングライン

2人の本命馬のワイド1点も狙ってみたい安田記念。


参考になりましたらスキを押してもらえると嬉しい。


最後に、

安田記念、マジでとろうな

この記事をお読みいただいて的中した際にはぜひよろしくお願いいたします😁