ヴィクトリアマイルの最終予想

今週も予想を見ていただきありがとう。
明日のヴィクトリアマイルも当てて大本線決めたいところ。

過去レースラップをもとに考察していきたい。

今回のメンバーを見て、どうも能力には差がある印象。
というものの東京マイルの舞台で狙いたい馬がいる。

買いたい馬を厳選して、ホームランを放ちたい。

それでは予想の方に。


過去5年のレースラップ

2022年 ソダシ
12.5 - 10.8 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.1 - 11.3 - 11.8

2021年 グランアレグリア
11.9 - 10.8 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.2 - 10.9 - 11.3

2020年 アーモンドアイ
12.0 - 10.9 - 11.3 - 11.4 - 11.1 - 11.2 - 11.1 - 11.6

2019年 ノームコア
12.3 - 10.6 - 10.8 - 11.1 - 11.3 - 11.2 - 11.5 - 11.7

2018年 ジュールポレール
12.4 - 11.3 - 11.5 - 11.6 - 11.5 - 11.1 - 11.2 - 11.7

過去5年のラップを見て、基本的にはラスト4F→3Fにかけて加速ラップが刻まれ残り200mまで11秒台の脚が求められる一戦。

今年はグランアレグリア、アーモンドアイのような怪物馬はいないため昨年、2019年、2020年は参考にしやすいかもしれない。

ソダシが出走した昨年を見ると前半4F46.3、後半4F45.9と前半より後半にラップの比重が傾く。

ラスト3Fないし2Fで最速になりやすい瞬発力戦。

そしてスタート直後は下り勾配の影響でスピードに乗りやすい傾向もある。
長い直線へむけて立ち回りが非常に大切になるだろう。


また、勝ち馬にはポイントがありグランアレグリアの末脚は別としても、

コーナー通過順位が10番以内で、もっというと中団より前から末脚を発揮できる馬にこのレースの勝機があるということ

これは過去結果を見ればわかる。

このことからはスピードだけで押し切るのは容易ではないが、後方であればあるほど前にとどかないのがこのレースだということを示している。


これらの要点を押さえつつ、狙いたい馬を見ていきたい。


今年はこれといった逃げ馬はサウンドビバーチェ、サブライムアンセム、ソダシくらいでハイペースにはなりにくく昨年のような平均ペースで流れると想定したい。

そんな中で、まず狙いたい筆頭候補がソダシ。

Twitterでも多く取り上げたがこの馬のマイル成績は抜群で一度も外したことがない。

芝1600m(4-0-1-0)複勝率100%

東京芝1600m(2-0-0-0)勝率100%


さらに東京マイルは2戦2勝の結果。
隙がないようにも思える。


今回は極端な逃げ馬がいないことからもスタート後のスピード力あるこの馬は、まず間違えなく先行できるポジションを確保できるだろう。もちろん騎手次第ではあるが。

昨年の同レースで1着。ファインルージュ、レシステンシアを出し抜いているようにラスト3F最速の展開で33秒前半台の上がりを発揮できる脚質がある。
先行してさらに持続させられる後半要素は高いところにある。

府中牝馬Sではイズジョーノキセキに差し切られたが、アンドヴァラナウトも馬券内に来ているように差し馬に展開利あった一戦で5番手からの粘り込みは評価したい。
この1800m戦を見るとやはりマイルがベストに思う。

2021年の桜花賞はレコード勝ち。
12.1 - 10.8 - 11.2 - 11.1 - 11.6 - 11.2 - 11.2 - 11.9のラスト3Fから2Fにかけてロンスパ求められた中でサトノレイナスを交わしての勝利。
正直サトノレイナスの末脚を振り切れるならスターズオンアースを出し抜くことができるとも思った一戦。

過去レースを見ていると4コーナー過ぎてからのギアチェン、直線への対応が抜けている。

マイルはなぜ成績が良いのかを考えた時に、
「立ち回りの上手さ」これに尽きるとも思った。

先行して瞬発力勝負に持ち込めば確実に馬券内に食い込んでくる有力な一頭間違いなしだろう。
ただ、大外枠は本当に残念だ。
とにかく頑張って欲しい。

次に今回本命として最も狙いたい馬。

ナミュールだ。

Twitterで「馬体覚醒馬」として取り上げたのは実はこの馬。
個人的に、馬体を見て、素晴らしい筋肉と仕上がり具合だと思った。単純にそこだけ。
素人眼ではあるが自分の目を信じたい。

有馬記念はイクイノックスを筋肉マンとして馬体覚醒枠で推奨したが今回はその有馬以来の指名をさせてもらう。

そしてこの馬のタイプは中団からキレる脚を持つ瞬発力型。
東京マイルに出走すれば必ず狙いたいと思っていた。

前走の東京新聞杯では12.3 - 10.8 - 11.3 - 11.4 - 11.3 - 11.0 - 11.6 - 12.1のラップで2着まで。8枠から5番手に取り付く競馬でラスト3F最速の瞬発力勝負で前から出し切った内容。

ハナを奪ったウインカーネリアンにマイペースに持ち込まれたが5番手から34秒ジャストの上がりタイム。
前からでも上がりを使ってこれる脚質。

評価したいのはエリ女2200m戦→東京新聞杯1600mへの3F短縮になんなく対応した点。
普通なら折り合いに欠くはずだがむしろパフォーマンスが上がったようにも思える。

秋華賞ではラスト4F 11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.8のラスト3F→2Fのロンスパ戦でゴールまで末脚求められたハイレベルな一戦。

上がりタイムはスターズオンアースに劣るもののポジション差により先着しての2着。

今回想定するのはまさにこの展開で、前走マイルを使ったスピード力は確実にここで活きるのに対し、スターズオンアースは末脚を溜めたいので後方からになる。

このレースは後方すぎると昨年のソングラインのようにとどかない。

中団より前からキレ味使って出し抜くならこの馬しかいない。

ソダシより上に取りたい要素は一つで、
それは前にいくであろうソダシを目標にしながら折り合える位置を取れると思っているからだ。

東京舞台は全て馬券内と相性は良い。

この馬をここで狙うほか選択はない。
真ん中やや外目から被されないポジション取れそうなのでまさに絶好枠。

自信の本命とさせてもらう。


続いてサウンドビバーチェ。

今回前々を確保できそうな筆頭候補。
阪神牝馬Sでは12.5 - 11.7 - 11.9 - 11.9 - 11.7 - 11.2 - 11.0 - 12.0の1着。
ラスト3Fから加速し、ラスト2F最速の瞬発力勝負で2番手からそのまま押し切る形。

これまでのレースとは一味も二味も違う強い内容で押し切り勝ちを見せた。

馬場が渋ればこの馬の脚質も活きそうで今回は1発あると思っている。

中団やや後方に有力勢が集まるので隙があるならば逃げ、先行できそうなこの馬にもチャンスが巡ってくるかもしれない。

充実してそうな今は、前走からの上積みがさらに期待できそうな買いたい一頭。


スターズオンアース。
この馬の末脚は世代屈指といっても過言ではない。

とにかく距離の幅が広く適性も広い。

スローの流れからヨーイドンの展開、上がり勝負になれば最も展開利あるパターン。
この馬の勝ちパターンだろう。
昨年のオークスみたいな競馬。これが理想。

今回の東京マイル戦は、この時期特有でもある高速馬場の影響で道中どこまで脚を溜めていけるかが鍵になる。

脚を溜めきれなければ終いが甘くなり3着まで、というように直線に向けての準備が必要。

このレースは毎年中団より前から出し抜く馬に勝機があって後方すぎると差し損ねる。
今回はその差し損ねが唯一懸念される。

2Fの距離短縮でどこまで対応できるか。
これも見どころの一つ。

瞬発力戦になれば当然浮上するので必ず買っておきたい存在。



そしてマイル戦で狙いたいソングライン。
3枠6番と枠順は申し分ない。

正直前走の海外戦、セントウルSの1200m戦とこの馬にとって忙しい競馬になったことは否めない。

昨年の安田記念を制しているように東京マイルであればシュネルマイスターに先着できる後半要素の高さがある。
昨年のヴィクトリアマイルは前にとどかずの内容であったが33.2秒の上がりだけでみればやはりキレる脚はあり瞬発力タイプ。

戸崎騎手も3週連続跨り、コントタクトは十分に取れているとみている。

マイルで買わなかったら必ず後悔する馬でぜひとも狙いたい有力な一頭。


最後に安定した上がりと成績をおさめているララクリスティーヌまでおさえたい。

昨年の雲雀Sから全て連対と結果がいい。
結果だけでなく内容も良い。
京都牝馬Sは中団から上がりを使っての差し切り。
1400m路線で培われたスピード力は東京マイルでも活きる。
後半要素も高くこれまでの走ってきたメンバーレベルを見ても十分。

今回好走してもなんら不思議ではない。



本命馬と対抗

◎ナミュール「馬体覚醒枠」
◯ソングライン
▲ソダシ
☆サウンドビバーチェ
注スターズオンアース、ララクリスティーヌ


推奨買い目

単複◎

馬単マルチ
◎→◯▲☆注

ワイド3点
◎→◯▲☆

3連複狙うならフォーメーションで3列目は広げて買ってみたい。


予想が少しでも参考になりましたらスキを押していただけると励みになります。


最後に、

ヴィクトリアマイル、マジでとろうな

この記事をお読みいただいて的中した際にはぜひよろしくお願いいたします😁