声に出してはいけない日本語 「これくらいいいだろう」

懲役太郎です。

今ね、ちょっと支払いをしないといけないものがあったんで払いに行ってたんですけど。
(あぁ、そうだそうだ。コレnoteのネタにしよう)って思いついたんで、まぁ、この一言からもう、人というものはズルズルといけない方へいけない方へと落っこちてっちゃう、もう恐ろしい呪いのような言葉というのが、あるんでございますねえ。

「これくらいいいだろう」
「ちょっとくらいいいだろう」
この気持ちになった事が無い人は居ないと思いますね、えぇ。
でもそれが、
「もう、ここまででいいだろう」
「これ以上はいいだろう」
という風にはね、踏みとどまって引き返すのは、すごく難しいよというお話です。


まぁ何度か言ってるんですけど、この「これくらいいいだろう」で踏み外してっちゃう典型的な例が、酒・煙草ですよね。
本当に何かと良くない物の入り口になってってしまう、あの、ケミカルとか、葉っぱとかね。
煙草一切やらない人が、いきなりそういう物に手を出すっていう事は殆ど無いですもんやっぱり。

そこからアルコール中毒とか依存症になってくのも、こう、ね、ストレス発散にとか気分転換にとかで「今日もいいよね」「今ちょっと1杯・1本ひっかけてからでもいいよね」でどんどん間隔が短くなり、量も増え、最後には常にそういったものを身体に入れてないとイライラが収まらない、入れてるところで何も手に付かないで、生活から何から崩れていってしまうという。

「そんな人は駄目だ」と責めようという事ではないです。
人間はそんなもんで、楽な方・快楽のある方に流れてくのはそりゃ皆そうできるならそうしたい。
実際そこを何とかできる力が弱くて流されて流されて、流された先で生きづらい思いをしちゃってる人も居る。
じゃあそういう人を引っ張り上げて、このまま流れて行きっ放しはもう止めたい、より良い生き方をしたいと望んでる人は何をしたら良いだろう、という事。

それが、「これくらいいだろう」を飲み込んで抑えてくとこから、ちょっと頑張ってみたら、という話なんですよ。
「お前は駄目だ!」で責めたところで叶う事ではない。

じゃあどうするかっていったら、これは、「死にたい」と言って悩んでる人に対して私が言っている事と一緒です。
「今日だけやってみよう」
「この1日だけなんとか乗り越えよう」
ここからなんですよやっぱり。この気持ちを心の中に持つ事が大事。

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