声にしてはいけない日本語 『らしさ』に縛られない時代

えー、懲役太郎です。さっきちょっと用事があったんで外に出て、帰ってきたんですけどもう、暑いですねぇ。
用が無きゃずっと家から出ないんであんまり感じる事も無いんですけど、出るなら出たでまぁ、暑いっちゃ暑い。じっとり汗かいちゃって。

で、行きすがらに丁度、ランドセル背負った小学生の子達が居たんですよ。
男子も女子も集団で元気に歩いてて、それで男の子の2人か3人かくらいで、開いた傘を振り回して、道でやってて(あー、危ないなあ)って気にして歩いてたんですけど。あれっ?ってなったんですよ。
別に今日、雨降ってないんですよ。そういう予報も無くて。
それでなんで傘持ってんだろう?って思って様子見てたら、要は、それ日傘なんですよ、折り畳みの。
黒とか紺の日傘をその小学生の男の子達が持ってて、よく見ると女の子にも、白い日傘を広げてた子が1人2人居たんですね。

へぇー、と思って。今はもう、そういう時代かーって。
今は男でも肌のケアだとか化粧だとか小物がどうとか、もう珍しくもなくなりましたよね。
良い時代だと思いますよ、そういう決めつけが段々ちょっとずつ少なくなってきたというか。
これがひと昔前だったら日傘なんてやっぱり、女の子でもねえ、小学生ではまだ持たせて貰えないっていう風な世間の、そういう風当りでしたよね。

ということで今日はね、そういう話なんです。
昔だったら、
「日傘なんて男らしくない」
「そういうのは大人の女の人が使うもんで子供らしくない」

……とね、今よりもっと言われてたんじゃないかと。
そういう、『らしさ』の話です。

まぁね、今日はちょっと炎上ネタには絡められないんですけど。
毎回毎回なんか、悪い人の悪い話ばっかりしてても面白くないですから、1回たまにはこういう微笑ましい、子供の話からね入ってもいいだろうという事で、はい(笑)。良い話もできますからね、こういう風にね。


まぁ、かくいう私がその『らしさ』に一つ、苦しめられた立場なわけですよ。
とにかく昔から小食だったって話なんですけど。

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