声に出してはいけない日本語 要求のバランス

はい、懲役太郎です。えーと今これ、前回のクレクレの話からそのまま続けてやっています。もちろんね、前回を見ないとわからないようなものにはしませんから、無理にね戻って見なくてはいいんで、はい。
そうしてくれるのもありがたいですけど、大丈夫なようにはします。

では続きから、何の話だったかっていうと、クレクレの話ですね。
アレしてくれ、コレしてくれって求めてくる一方ではいけませんよっていうことで。それで国のね、この夏の節電要請ももううんざりしてしまいますねっていうところから始めたんですが。


だからまあこれ、普通の生活の人間関係でもあるじゃないですか。
仕事の上司にしたって友達にしたって家族にしたってそれで喧嘩だったりもうすんごいこじれるともう、縁を切るってまでにもなるわけですよ。

その要求がたとえ頼むべきことで正当であってもですよ。
例えば仕事で、えーまあ名前はなんでもいいんだけど、田中さんにAとBと、2つ頼まないといけない仕事があるとしますよね?
これ頼み方が悪かったら、これただ「Aやっといて」で「やりました」って田中さんが持ってきて、それで次にBをやる必要はあるにしたってですよ?
そのAを受け取って「はい、じゃ次Bをやってね」っていう風に繰り返していくだけじゃあ、
(こいつは人をこき使ってばっかりだ!)
って思われて反感買って良い事にならなくて、それがもとでどっかでなんか変な事になってっちゃう。

なんで、まあ交代交代でやってあげる事が無いとしても、代わりに何か、して貰った分だけ何か、って気持ちがあるか無いかですよね。
やっぱり「ありがとうな」って必ず言うようにするだけでも違いますし、ドラマとか漫画でありません?休憩してる時とかに自販機のコーヒー1本、スッと出されて「ご苦労さん」って。
あれはやっぱり、ああいうのが良い事だって思って入ってるんですよそういうシーンが。

そういう事されるとされないとじゃやっぱり、自分がどう扱ってもらいたいかって考えたら、違ってくるよなって思いません?
ここなんですよね。頼まれてやってやった甲斐があったって思ってもらわないと。
そこが下手だと、「あいつクレクレだよね」って言われちゃうんですよね。うん。「感謝もろくにしないで」ってね、そういう事なんだろうな。


うん……でね、それでこういう、してあげる・して貰うってことをどんどんどんどん考えてくじゃないですか。
このバランスっていうのは本当に、我々のような、YouTuberから芸能人からクリエイターから何から、沢山の人に見られてる、目を向けられてる立場の人間は本当にそこのところが難しいですし、常にそういう事も気にして考えてないとまずいよなって思うわけですよ。

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