声に出してはいけない日本語 言葉で人を動かせる立場として

はい、懲役太郎です。

あのー、これはねえ、結構昔の事……でもう、2年以上前の話で古いんですけど。
Vtuberって音の問題に悩まされる子は結構多くて。防音がどうとか住む所がどうとか色々試行錯誤して、それでも中々難しくて、結局騒音問題で苦情が出るっていう事もあるんですよ。

それでその、ね、2年ぐらい前にあったんですよ炎上が。
Vtuberの子で、隣人から動画や配信で「大声が筒抜けになってる」と。
録音したものが出されてもう、ハッキリ特定もされちゃって、警察が厳重注意しに来たぐらいの騒音を出してたって知られちゃったんですね。
結構ねえ、叫ぶのが面白がられるキャラの子だったんで、その大声・叫び声が夜中じゅう聞こえてたらしくて、その隣の人のTwitterが記録みたいになってて、割と長い期間そんな感じで、「寝れない」って困ってたんですね。

その少し前にも全然別件で炎上してたところで、鎮火して落ち着いたかなってなる前にそんな話も出て来ちゃったっていうタイミングもあったし、騒音の話は本当に、それ自体もう、そのVtuberの子に非があるなってさすがに言うしか無いようなものでしたし、その後の対応とか活動もね、なんと言うかこう……ねえ、良くなかったというか。

本当に色んな要素が積み重なってって、今もう全然名前も聞かなくなっちゃったっていうような状態なんですよ。
うん、でまあ、なんでこの話をするかっていうと、騒音の事は直接関係無くて。
その子から人が離れてった原因は幾つもあるんだけれど、そこから一つ、ちょっとあって。

その騒音問題を訴えた隣人の人っていうのがねえ、問題が明るみに出てから、Vtuberの子のファンだと思われる子達からまあ、いわゆる攻撃を受けていたそうなんです。被害に遭った方なのに、責められるっていう。
そしたら事実として、そのVtuberの子は理由やら何やらがどうであれ、それを制止する言葉は表に出さなかったんですよ。

ここなんですよね。これは本当に、我々Vtuber・YouTuber、芸能人インフルエンサー、あらゆる形で人を動かせる人が肝に銘じておいた方が良い。
自分が扇動して、他人を他人に攻撃させる。
あるいは、自分を理由にして勝手に誰かが誰かに危害を加えに行くのを止めない。
これは絶対にやってはいけない。

この形に持っていかない言葉の使い方、にしてかないといけないよねって事なんです。


私はこの事は何度も「できてしまう、けれどもそれは決してすまい」とハッキリ言ってます。
でも本当に世の中これが無くならない。皆さんも1回くらいは見た事ありませんか?

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