声に出してはいけない日本語 伝統と文化の名の下に

はい、懲役太郎です。えー今日のお話はね、まあ私が常々おかしいと思っている、ある事の話をここで改めて文章に残しておきたいなと。

とある高校の、運動部のコーチが生徒に暴力をふるっている様子それを撮った動画がSNSで拡散されたというのが大きなニュースになりましたね、何カ月か前に。
そこからその部活の部員の子供達の”謝罪動画”も出て来て、監督もテレビに出て、なんか、ちゃんとした事を言ってたんだけども、でもその生徒の謝罪動画は監督に支持されてやったんじゃないか?って話も出て来て、って、もうものすごい大炎上だったんですよね。

よくまあ、あれだけの事をやれちゃうもんだなって思いますよ本当に。
大人が子供を殴る蹴るっていうのを、理由をつけてできちゃうのかっていう……うん、それがもう、部活動って所になるといまだにこうやってまかり通って、それは必要な事なんだ・良い事なんだっていう風になるのが……なぁ、って。

本当にこの、やっぱり刑務所よりもひどいですよこんなのは。
刑務所の中で暴力沙汰なんてすぐに警備隊が飛んできて鎮圧されるのに、シャバではこんな有様ですよ。
これ1つだけでも間違ってるのに、世の中の声とか、もう正直な話、ひどいのにこのひどい事が珍しくない
なんかこう、「あぁやっぱりな」って言う人が居る。

これで普通に世の中が回ってっちゃってる、このおかしい事が継承されちゃって続いているのは、まぁこれもひとつ、そうなるように言葉で誘導して抑えつけて、飲み込ませてるんですよね。
言葉の力、『国語力』を大人が都合よく使って、おかしい事を正しい事のようにして伝える力を込めて、子供に伝わっちゃってる。
何を言って言う事を聞かせているかっていったら、それは、『伝統』の名の下に、なんですよね。

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