アルコール消毒 実践編
こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。
今回は前回の続き。具体的な例を挙げながら消毒について考えてみましょう。
では、お2人さん、よろしくお願いします。
「アルコール消毒、実践レポーターのカッパちゃんである。」
「判定員のヨシヒコりんでございます。」
「では、飲食店に向かうとするぞ。さ、中に入ろうかの…」
「アウトです!」
「何故じゃ?まだ入ってもないぞよ?」
「汚い手でドアに触ったりしてはいけません。手の汚れがドアに付けば、その後ドアに触れる人の手がみな汚くなります。」
「そんなもんなのか。まあ中に入ってと。店主、邪魔するぞ。さて、店内の消毒液で消毒をと。椅子に座って、メニューを…」
「アウトです!」
「どうしてじゃ?」
「座る際に椅子に触れましたな。椅子は座る度に皆が触る場所。綺麗ではありませんぞ。」
「では、消毒をして、メニューをと。店主、天ぷら蕎麦を頼む。」
あいよっ!
「では、今のうちに厠へと。おっと、まず消毒してから行こうかの。」
「ふむふむ。分かってこられましたな。」
「ふう、すっきりしたわい。では戻るとしようかの…」
「アウトです!」
「こんな所まで来るでない!」
「中の物に触れれば既に手は汚くなっております。出て来る前に消毒を!」
「分かったわい。もう、いちいち面倒じゃの…」
「アウトです!」
「何故じゃ、もう訳が分からんわい。」
「扉の内側を触った以上、手はもう汚れております。出てから扉を閉める前にもう一度消毒を!」
「ああ、もう面倒じゃな。ほれ、ドアを閉めた後も消毒であろう?椅子に座って、また消毒して。」
あいよっ!天ぷら蕎麦お待ちっ!!
「待ちくたびれたぞ!器を寄せてと。箸箱はここじゃな…」
「アウトです!」
「………器を触ったあと、箸箱に触れる前に消毒せよということじゃな?」
「左様で御座います。箸も、誰が触れているか分かりませんので、持つ度に消毒を。器も勿論、湯飲みもですぞ!」
「余はのんびりと蕎麦が食べたいだけじゃというのに…。」
「厳密に消毒をするというのは、こういうことで御座います。」
「こんな生活、余には耐えられぬな。真剣に消毒に取り組むというのはこういうことなのか。」
「本来なら、医療の現場などでのみ求められる事ですからな。一般向きではありませんよ。消毒をしているつもりでも、全く足らんのです。」
「実際に体験してみると凄い世界じゃな。カッパちゃんによる実践レポートであった。」
「解説のヨシヒコりんに御座る。ではまた、皆様にお会いしとう御座います。」
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