見出し画像

PCRとは

こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。

今日はPCRについておさらいしておきましょうかね。


PCR検査?

まずそもそもですが、「PCR検査」なんて物はありません。

PCR、もしくはPCR法というのは、対象の遺伝子を増幅する反応の事を指し、そもそも検査法ではないんです。

増幅した遺伝子を検出キットで確認して初めて検査的意義を持ちます。

一緒くたにPCR検査と言われてもちょっとしっくりこないんですが、既に広く一般に広まってしまっているので仕方ないんですかね。

以下、こちらでもPCR検査と表記しておきます。

今回、コ口ナウイルスにこの検出方法が適用されたのは、ウイルスは単体では培養が出来ないからです。

細菌であれば環境を整えれば培養・増殖が簡単なため、菌そのものを増やして確認する方が早いです。


PCR検査のメリット

検体が生きている必要がないため、無毒化して増幅する事が出来ます。

郵送での検体提出が可能なのはこのためですね。本来病原体は郵送できませんからね。

そして、検体の遺伝子が微量でも、複製回数を増やすことで検出出来る量まで増やすことが可能です。


PCR検査のデメリット

ウイルスそのものの増幅ではないため、特異性が高くありません。

検出キットもコ口ナウイルス特有の遺伝子配列を確認してはいるのですが、他のウイルスの遺伝子配列が似ている部分と反応してしまうこともあります。

そして任意で検体をいくらでも増幅できるので、定量には向きません。


PCR検査の闇

さて、ここで終わってしまってはわたしの記事になりません。

闇を突いてこそ記事にする価値があるというもの。

さて、根本的な闇ですが、新型コ口ナウイルスは未だどの研究機関も単離培養が出来ておらず、微生物学的存在証明が出来ておりません。

これは厚労省も認めるところであり、もちろん自治体も同じです。

東京都や大阪府に対して「存在を証明する根拠は未だ存在していない」という公的文書を公布して貰っている方が何人かいらっしゃいますんでね。

さて、そうなると氣になるところ、何をもってコ口ナウイルスを判定しているのか、ですね。

武漢で流行りだした頃、とある方の検体を元に遺伝子配列を決定し登録したのですが、後に撤回されています。

しかし、検出キットはその時の情報のまま。何ならワクチンもその情報を元に作られています。

即ち、確認しているのが本当に新型コ口ナウイルスがどうかが不明瞭なまま、検査のみが一人歩きしています。

そもそも検出キットの添付文書には「マイコプラズマやインフルエンザウイルスも陽性になることがあります」と記載されていますし。

そして、メリットの項で上げましたが、増幅回数を無制限にすると、例え一つの遺伝子断片からでも検出可能な量まで増やすことが出来てしまいます。

これが結構厄介で、ウイルス遺伝子が多かろうが少なかろうが、生きていようが死んでいようが、目当ての遺伝子があれば検出出来てしまいます。

それを防ぐため、感染症の原因となっているか確認するためには増幅回数を30~35回にしておく必要があるんですが、実質40~45回にされていました。

この回数が10回違うと、感度が1000倍違ってきます。

今回、無症状陽性者がというのが非常に多いのは、検査の感度が高すぎるためだとわたしは考えています。


そして、このPCR法を発明しノーベル賞を受賞した故キャリーマリス博士は、度々PCRを単独で感染の確認に使用してはならないと講演されておりました。

検査の特異度や定量性に難があるため、あくまでも補助的な診断基準にせよ、ということだとわたしは捉えています。

即ち、PCR検査で陽性反応が出て、臨床症状や血液検査、画像診断などでもウイルス感染が疑われて初めて確定診断とせよ、と。

現状はPCR検査陽性=感染者という風潮ですが、それは本来の開発者の意図するところではありません。

また、陽性者が何の疾患かも特定出来かねる特異度ですし。


最後に

さて、改めてPCR検査に触れてみましたが如何だったでしょうか。

正直、陽性者=感染者という構図にわたし自身は辟易としています。

そういった分かり難い知識を広く一般に広めることもメディアの役目だと思っているのですがねぇ。

わたしのこの記事もそうですが、与えられた情報を鵜呑みにせず、しっかり自分で考えるようにしないと情報社会の闇に飲み込まれて行いきますのでご注意を。


もしサポートして頂けるなら泣いて喜びます。サポートして頂いた分は、ほかの方へのサポートや有料記事購入に充てさせて頂きます。