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マスクの有効活用法

こんばんは、ファーマシストじゅにーです。

「助手のAkkoです!」

さてAkko君、今日はみんなにマスクについて語ろうと思うのだがね。

「その前に先生!コーナーが唐突過ぎてわたし助手なのに状況を理解できていません!」

このコーナーは、薬剤師としてまあそれっぽい何かを講釈していこうというコーナーなのだが、掛け合い型の方が理解もし易いだろうということで、助手も用意してみたのだよ。

「了解しました!…というかわたしで良かったのですか?」

まずは漫才のような感じでとAkko君にしてみたが、話によっては他の誰かに頼むかもしれないね。

「漫才ですか…。とりあえず頑張ります!」

うむ。さてAkko君、巷でもてはやされているサージカルマスク、元はどんなものか知っているね?

「外科医のマスクですもんね。手術中の術野に唾液など飛ばさないためのマスクです。」

よろしい。ではマスクの網の目と、ウイルスの大きさの比較も知っておるかね?

「不織布で、ウイルスを人とするなら編み目はドーム球場くらいです!」

うむ、よく勉強しておるね。感心感心。さて、先日Akko君が纏めてくれたレポートなんだが。

ここでも報告されているが、マスクをしても感染拡大防止に寄与しなかった案件は、どう考えておるかね?

「ただ単に網の目が大きいから役に立たなかった、とかではないのですか?」

このウイルスは呼氣にも含まれておるかもしれんが、基本は飛沫なのだよ。空氣感染は否定されているしね。

「飛沫感染なら最もマスクの得意とするところ。どうして駄目なんでしょうか?」

問題は着けっぱなしというところではないかと思っておるのだよ。飛沫がマスクに付いた後、時間が立てばどうなるかね?

「マスク内は相当な湿潤環境ですから、ゆっくりとですが乾いていきますね。細菌ならそこで増殖もしそうなものですが、ウイルスは増えはしないと思います。」

そう、マスクの中で乾いていくんだよ。そして、乾燥してもしばらくは生きている。飛沫から解放され本来の大きさに戻ったウイルスにとって、マスクの網の目は…どうかね?

「無きに等しい!スカスカです!」

そう、誰も居ないところでしたかもしれない咳やくしゃみを、わざわざ人が多いところで乾燥化させてバラまいておるかもしれんのだよ。

「よもやマスクがクラスターを作っていた!?」

仮説の一つだよ。これを解決するためには咳やくしゃみは勿論、バ行やパ行の言葉を発した後も警戒せねばならん。

「バ行とパ行ですか…?」

実際に手を口の前に当てて、発語してみれば分かるよ。その2つがいかにハイリスクであるかということが。

「本当だ!とても風を感じます。」

つまり、有症状者がマスクを使いこなすためには咳・くしゃみ・バ行パ行発音後、この全てでマスクを取り替えねばならん!これでマスクのポテンシャルが最大限に活かされるのだよ。

「先生!そんなこと出来ません(笑)」

そうだろうね。だからマスクでは防げんのだよ。鼻出しとかそんな理由ではないのだ。

「みんな、使うならもの凄くこまめに取り替えてね!」

さて、続いてだが、症状が無い人のマスクは殆ど無意味であることは知っているね?

「厚労省もアメリカCDCもWHOも効果はないとホームページで取り上げています。」

ところが、日本の研究で、マスクが吸い込むウイルス量を減らすことが解った、との報告がなされたのだよ。

「通説とは違う結果ですね。今までが間違いだったのでしょうか?」

そこは中村先生がしっかり説明しておってくれたのだが、マスクをすると吸氣量が減るのでそれに見合ってウイルス量も減るとのことだ。

「ということは…?」

単に息苦しいからウイルスも吸えてないということだな。サージカルが最も効果が高く、ついで布、ウレタンと続くぞ。ちなみに呼吸量が少ないと體に二酸化炭素が溜まって血液が酸性に傾き、癌が好む環境になるのだよ。

「先生!ハイリスクな場面を除き、普段から着ける意味は有るのでしょうか?」

………ある。

「え!?そ、それは…?」

平地にいながら、アスリートが行う低酸素トレーニングが可能になるのだ!

「…先生?真面目にやりましょうよ。」

それぐらい酸素不足で日々みんな暮らしているということだよ。リスクのないところでは目一杯深呼吸せねばな。

「脳内もリフレッシュですね。」

あと、一つ懸念が有ってな。あくまでも一説なのだが、空から放射性物質がバラまかれているのをマスクで防ぐため、国が躍起になってマスクを広めているという話もある。

「ケムトレイルですね。不自然に残存する飛行機雲。」

本来は直ぐ消えるのだがな。最近は当たり前のように残っているだろう?あれを防ぐためだと言われていたりするのだよ。

「今回の緊急事態宣言は、前回と少し趣が違いますよね。」

前回は国民を潰しにきておったが、今回は保障が手厚い上、制限も意味不明なくらいに断片的。このあたりに何か裏があるのだろうな。

「それがよい方向だと嬉しいのですが。」

何にせよ、トレーニングをしたいのでなければ、適宜きちんと呼吸を行い、酸素を取り込んでおく必要がある。どこの空氣が綺麗かは各々の信ずるところに委ねられるが、しっかり深呼吸せねばならん。

「先生!今日は有り難う御座いました!」

うむ、何か質問はないかね?

「そうですね…。強いて言えば、薬剤師っぽくありません!

…うむ、わたしも書き上げてみてそう思っておるよ…。


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