支配者スイッチ 「健康を買う習慣」
こんばんは、闇と光の伝道師、愛を叫ぶじゅにーです。
今回は支配者スイッチ第3回。
意外と好評なのでしょうか、どうなんでしょう?何とも言えないまま、ネタは用意してあるので書いています。
本日の題材はみんな大好き「健康」の話。というか毎度「みんな大好き」の時点で既に怪しいですよね(笑)
これももう時代遅れとなっている感があるので、取り上げてしまっても大丈夫でしょう。
ではでは、今日もポチっとな♪
「閣下、ご機嫌麗しゅうございます。今回もヨシヒコが担当致します。よろしくお願い致します。」
「(他に担当など居るのだろうか…?)うむ、今回もよろしく頼む。」
「閣下、支配し易い大衆とは、何だと思われますか?」
「余に刃向かわぬ者共だな。」
「さようで。したらば、どのような者なら刃向かうと思われますか?」
「余に納得のいかぬ者であろう。」
「納得いかぬだけではそうそう刃向かえますまい。かような者共は、知恵や力も有りまする。」
「では知恵や力を弱体化させれば良いのか?しかしそれでは国力が落ち列強に渡り合えまいて。」
「無論そうでございます。よって適度に弱体化させまする。知恵はまたの機会とさせて頂きたく、本日は力に関しての提案でございます。」
「続けよ。」
「御意。閣下において、力を発揮するための基盤は何でありましょうか。」
「健全な肉体と精神だ。」
「流石でございます。精神は個人差が大きい故、今回は大衆向けに健全な肉体を適度に損なわせましょうぞ。」
「して、如何する。」
「細説はまた後としまして、やや不健康なる者に健康になると謳われる物を求めさせまする。」
「それでは不健康にさせた者がまた健康になってしまうではないか。」
「閣下、ご冗談を。そんな甘さでは列強に足元を掬われますぞ。健康になると謳い、不健康になる物を与えればよろしい。」
「しかし、そんな物、誰も求めてはいまい。如何にして売りつけるのだ。」
「閣下、先日のテレビを覚えておいでですか。あれを用い、悪しき物を良き物と認識させ売りつけるのです。効能には個人差があるとでも付け加えておけば問題はないでしょうぞ。」
「テレビの影響力を利用し、良いものと誤認させるのだな。」
「かような物を複数用意し、常に新しき物を提供し続ければ民はそれらを追い求め、徐々に弱っていくと思われまする。」
「そち、根っからの悪よのう。」
「至上の褒め言葉にございます。これで閣下に刃向かう力を持つ者も減りましょうぞ。」
「悪しき物に価値を見出し、喜んで買わせ地力・財力ともに弱らせる。ゴミから富と安泰を産み出せるのだな。まっこと良くできた仕組みよのう。」
「民の求めし物を美容などに置き換えれば、女子も同様に扱えまする。美容の目指す形も不健康な物であればなお良いかと。」
「天晴れじゃ、望むまま進めてみせよ。」
「かしこまりました。」
「次回もまた新たな企み、楽しみにしておるぞよ。」
「有り難きお言葉にございます。」
私の業界に巣食う闇ですね(^^;)
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