コミュ障なら頭使う話を

 お久しぶりです。次の太字までは近況報告です。安心してスキップして下さい。

 ここ最近僕が日記を書いていなかったことですが、原因はガンダムと怠慢です。ガンダムのゲーム買ってウキウキで1週間遊びっぱなしでした。怠惰な生活を送っていても思うところはちょこちょこ出てきたのでそろそろ書いていこうと思います。とりあえず予約として、次回は「優しい嘘」について書こうかなと思います。これクソ嫌いなんでいい加減自分の中で決着を付けたいんですよね。


コミュ障の原因分析 

 コミュ障が何の策も講じずにグループトークに混ざると確実につまらない思いをするので、とりあえず原因を分析して対策しましょう。

 と言ってもおそらくコミュ障原因は人によってまちまちなので、とりあえず僕のコミュ障原因分析結果をサンプルとします。共通項があれば幸いです。

 サンプル体である僕のコミュ障原因は、頭の回転速度と空気の読めなさに自我が絡んでいることだと考えます。具体的につまずくポイントを箇条書きしていきます。

①話を先読みする:多分これは多くの人に共通することだと思うのですが、日常会話をしている時に話の流れが読めてつまらなく感じます。感覚としてはyoutubeで動画を見ていて冒頭の挨拶をスキップしたり倍速かけたりするのと近いです。現実だとシークバーがないのでチンタラした世間話をスキップできないのですが。

②つまらない話を避ける:先の項の続きです。ただリズムに合わせて相槌や適当な返事をする日常会話ゲームはつまらないものです。多くの人はそのようなつまらない会話にもストレスを感じることなく適当にこなしているのでしょう(ストレスフルなら残っていないと思われるので)。ですが、僕の場合は「つまらないものは嫌い」という意思が態度に表れてしまい、日常会話ゲームがかなり雑になります。

③空気を読まない:日常会話ゲームをつまらないものとしましたが、マトモにできるかどうかは別問題です。僕の場合は人の気持ちとか何を求められているかとかを読み取るのがへたくそなので、リズムよく相槌を打っているつもりがゲームオーバーになっていることが多々あります。

④気にしすぎる:空気が読めないことの逆です。①の先読みに近いんですけど、言葉の節々や自分のセリフの言い方について細かい所が気になったりします。要はどうでもいいところを気にしているということです。理屈っぽかったりどっしりとした自信がなかったりするのが原因でしょう。

 以上が自分なりに考えたコミュ障の原因です。


原因から遠ざける

 コミュ障の原因はわかりました。対策の項に入りましょう。

 おそらく、空気を読むようにしたりクソみてえな会話を楽しもうとしたりする方法、すなわち原因を直接治す方法はあまり得手ではないと僕は考えました。というのも、原因が深く根付きすぎているので治しにくい+治すための精神的コストがかかりすぎる(治そうとするととても精神的に疲れる)からです。

 それならばなるべく会話がコミュ障の原因から遠ざかるように誘導した方がいいなと僕は考えました。①~④が発動しない話題の条件があるな、と目星を付けました。

 では僕みたいなコミュ障はどのような話題で切り込めばいいのか。それは端的に言うと頭を使う話題です。頭を使うことでどうしてクリアできるか。①~④の各項目とのマッチングについて書いていきます。

①の先読みしてしまうという項目は、少なくとも自分が頭を使うような難易度のテーマなら先読みしにくいでしょう。会話相手が余程頭がいい人じゃない限り相手から答えが即答されることもないので自分で脳を使う時間が確保されます。返事を考える時間が用意されるのも地味に有難いですよね。

②のつまらないと考えるかどうかについては、正直人それぞれだと思うのですが、僕は最低限頭を使う話題であればクリアかなと思っています。自分が明るくない分野の話でも基礎的な質問で相手の言葉を引き出してそれを自分でかみ砕いて…ってムーブができるので有効です。難しすぎてつまらないと感じるのであれば都合よく具体化したり抽象化したりして簡単にできればいいですね。もちろん相手と自分の頭脳レベルがかけ離れていたら調整難しいですけど。

③の空気を読まないという項についてですが、この解決策は完全に話者の感情を切り離すことです。空気を読まなくて損した、という事例は大体は相手の気持ちや気分を推し量れずに言動や行動をすることで生じるため、会話している二人に殆ど関係のない第三者についての話をすると空気を読まなくて済みます。そして、頭を使う話題と言うのは大抵疑問点を何かしらの考えで解決する流れです。5W1Hを明かすだけなら自分の考えを言ってそれを吟味することがその会話での必要十分な役目であるため、ひたすら思うことを言うだけで良くて楽です。思ったことをそのまま言って相手が怒らないように、話題で距離を取ることが肝心ですが。

④の細かい所が気になるという項については、返答の時間が与えられていること、気になったところを言ってもいいという2点でカバーされています。あまり言葉の節々に突っ込み続けると相手が嫌になるかもしれませんが。

 以上が、頭を使う話題がコミュ障に有利となる理由です。メリットをまとめると、アレコレ気にしなくていいといったところです。


具体的方法

 じゃあ具体的にどうやって頭を使う流れに持って行くのか。これが分からないと解決になりません。

 まず、前提として自分より頭の良すぎる、悪すぎる相手とは会話しない方がいいです。これは、そもそもコミュニケーションが難しいようにできているためです。感覚的に言うと「コイツ話通じねえな」と思ったらもう会話を切り上げた方がいいです。そういった人間はバイト先や田舎でたまに見るんじゃないでしょうか(偏見)。そういった相手には会話は成立しないので対処として相槌だけ打っておくぐらいでいいでしょう。こういう人はそこそこの数いて、利害関係がある場合が多いのでなおざりにしにくくて厄介なのですが。

 ある程度話の通じる相手ならば隙を見つけて5W1Hを日常会話リズムゲームにぶっこむといいでしょう。「なに?」「なんで?」「どうやって?」を挟むと話題を強引にこじ開けることができます。ただし自明なことに無暗に突っ込むと、相手は否定された気になって嫌になるかもしれないのでタイミングと回数に注意しましょう。 僕の場合は5W1Hの隙が無かったらジョーク混じりに「もし○○なら××なのかな」って詭弁みたいなボケをかまし、その推論のおかしな所を話すムーブをよくやります。うまくいけば相手から何かしら考える種を貰えるので展開しやすいです。明らかなボケなら相手の機嫌も損ねにくいですし。


まとめ

 コミュ障の原因は人それぞれですが、僕の場合は先が読める会話をつまらないと感じて雑に済ましてしまう上に、肝心なところで空気を読めないことが原因です。そのうえで取れる対策は、空気を読む必要のない先読みできない話題をチョイスすることだと僕は考えました。話の通じる相手と二人で考えて何かしらの推理ゲームをすることで、純粋な会話ではありませんが過不足なく話ができるでしょう。ただ、話の通じない相手については論外であることは留意しておく必要があります。


蛇足 この記事を書くきっかけ

 これは、僕が寮の運営団体の親睦会に参加する際に何かしらの戦略性を以て臨もうと思って考えたものです。会話を議論に近い頭脳ゲームに近似することでどうにかならないかなーと思っていたら、出てきた案です。他に過去にやった会話風ゲームは、相手に何かのワードを言わせるために話題をこねくり回すやつとかあります。ただ、さすがにこれは完全に話の通じない相手をその場のおもちゃにする場合以外はやめた方がいいなと思ってなるべくやらないようにしています。

 頭を使う話題がいいな、と思った理由は自分が会議の時しかチームメイトとロクに会話していないなと感じたからです。では会議の何がいいかと考えたときに目的が定まっていてそのために頭を使うというのが良かったのではないかと考えました。やることが決まっていてそのために頭脳を使うのならそれはもうゲームだな、と。会話の目的を固定するとやりやすくなるぞというアプローチですね。

 本当は何も意識せずに楽に会話出来たらいいんですけどね。陽キャがコレを見たときに「こじれすぎやろ(笑)」と言うんじゃないかと思うと、なんかもう無駄なことで脳のメモリー使ってるなーって負け感がしてきます(笑)。

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