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【デュエプレ】AD最終36位 ラッカガッツンダー解説

はじめまして、チャンバラです!
普段はBEANSというグループに所属しデュエプレをプレイしています。

私がディアボロスZCUPで最終を取ったラッカ超次元もとい、ラッカガッツンダーというデッキについて解説しようと思うのですが、記事公開時点で新弾リリース直前ということで、今更デッキ解説はいらないと思うので、中でも異彩を放つ《砕神兵ガッツンダー》というカードについて焦点を当てて、あれこれを話していこうと思います。(ご要望があればデッキ解説も追記しようと思います)

前半はガッツンダーを見つけるまでのお話、後半はガッツンダーの強さを話していければと思います。


ガッツンダーとの馴れ初め

ディアボロスZ CUPも終盤に差し掛かる頃、私はランクマッチでラッカ超次元を使用していました。
ラッカ超次元のプレイングがやっと板についてきた頃、私はある壁にぶち当たります。



シンランデストラーデきつすぎだろ!!!!



まあそもそもシンランデストラーデというデッキがビート系にものすごい強いデッキなので当たり前といえば当たり前なのですが、あまりにも手も足も出なさすぎるので何か対策はないかと模索し始めます。

プレイで対策するという選択肢もありますが私はそこまでプレイングに自信がないのでカードで対策する方を選びました。

何か良いカードはないかカードリストを眺めていた時、あるバケモンみたいなデッキを思い出します。



ガッツンダーファイナル

何故か、突然、意味不明に、このデッキを思い出しました。

このデッキはいつかのささぼーCUPにて、ささぼーさん自信が使っていたデッキで、視聴者全員が

「バケモンだ」

と口に出して言ったはずです。
そのクレイジーなデッキを急に思い出したのです。

しかも、そのデッキの中でも異彩を放つバケモンカードがあるではありませんか。

やぁ

体に電撃が走りました。一目惚れです。これは恋です。
シンランも取れるしデストラーデも取れる。完璧すぎます。探し求めていた理想のカードが見つかりました。

そして、私はツイ廃なので思い立ったがすぐツイートします。


その後、すぐにガッツンダーをデッキに入れてランクマッチに行きます。

実はまだこの頃は2コスト以下の軽量クリーチャーを入れるのは主流ではありませんでした(ガッツンダーを思いついた日の夜、フェアリーさんがブレイズクロー入りラッカ超次元で大会で入賞していた)がグループ内で既にDJショー入りラッカ超次元が共有されており、軽量クリーチャーを入れるのには抵抗はありませんでした。

早速、シンランデストラーデと対面。
結果は何とか勝利。正直「圧倒的有利!」とは言わないものの、明らかに戦いやすくなっていました。
そしてまたツイート。

 

その後、続けてランクマに潜り続け、、、




そのままトントン拍子でレートが上がり、、、


 

最初レート1550ぐらいだったと思いますが、途中連勝を挟みながら、レジェタッチまでレートを上げることが出来ました。



余談ですが、チームのディスコにデッキを貼ったら森忍さんにこんなこと言って貰って嬉しかったです。


 
また、初めてYouTuberの方にデッキ紹介をしてもらいました。嬉しかったです。


https://youtu.be/SjjmT0Bi7Zs

 

そんなこんなで、その後もレート1600代を維持し続け最終を狙える所にまで来ました。

途中「あれ、これマティアス全く使わんくね?」ってなってマティアスを全抜きして4×10の綺麗なリストにしました。

そして、最終日前日、調子よくボーダー付近まであげることができ、一度魂を地底人に砕かれたものの、諦めずにそのまま潜り魂の3連勝を決め最終確定ラインまで到達することができ、無事AD36位で最終レジェンドを達成することができました。




これが、私とガッツンダーの馴れ初めです。

ここからは、ガッツンダーの採用理由について真面目に深堀りしていこうと思います。

ガッツンダーの採用理由

まずは、ガッツンダーのテキストからおさらいしておきましょう。

「オマエダカラコソ、ホンキデイクゼ」

簡単に言うとパワー6000~10000ラインまで限定の歩くデーモンハンドです。
パワー6000~10000というと有名な所だとこんな感じ。


環境で見るカードがかなりあることがわかります。
ガッツンダーとは何かわかったところでガッツンダーの強み、弱みを見ていきましょう。


ガッツンダーの強み

  • 盤面処理に長けている

これが1番の強さだと思っていて、採用理由の1番大きい点です。

除去できるパワー6000~10000ラインのクリーチャーは、上に書いた通り強力なものが多くあります。しかし、ガッツンダーの盤面処理の強さはそれだけではなく、ヤヌスグレンオーのパワーアタッカーを使えば12000ラインまで破壊することができます。
パワー12000ラインのクリーチャーはこんな感じ。


HDMやジョンで止めて仁王立ちしてるBロマノフ、デスドラゲリオンも処理できます。
また、逆にパワー1000ラインのクリーチャーと相打ちもできるので、ナイトの軽量クリーチャーを処理しに行ってグローリーゲートを打ちにくくするのとかもよくやったりします。


  • 2コストであること 

他の軽量アタッカーと言えば、ブレイズクロー、DJショーなどをよく見かけますが、詳しくは、この後の採用候補カードの項で話そうと思うのでここでは割愛させていただきます。

2コストであるところの良い点は、普通のラッカ超次元より1ターン早く殴り始められることです。

当たり前なのですが、相手の盾の減り方が早くなるのはビートデッキにとって良いことで、アグロデッキに見劣りしないぐらいのスピードで盾を詰めていけることもあります。

また、シンカイヤヌスをたった2コストで裏返らせて即時打点にすることができ、「3コストホール→シンカイヤヌス+ガッツンダー」5コストで2打点を用意することが出来ます。


ガッツンダーの弱み

ここまでガッツンダーの強さについて解説しましたが、ここからはガッツンダーの弱さについて解説していきます。

  • SAを持たない

比較対象となる、DJショーは素でSAになる可能性があり、ブレイズクローは1ターン目に出せば2ターン目には殴れるので、実質2コストSAと捉えることもできます。

このように同コスト帯にはSAになる強力なカードがあるのでそこは劣る点だと思います。

  • パワーラインが絶妙

『ガッツンダーの強み』の項で「盤面処理に長けている」と書きましたが別にそれは間違いではありません。しかし、処理できる範囲が6000~10000なので、意外と取りこぼしがあります。
代表的なのはこんな感じ。


7コストサイキックは軒並みパワー5000代なのでギリギリ届いてません。

これが結構デカくて、超次元ビート系の天敵であるドラヴィタを処理することが出来ないのはまさに痒いところに手が届かない状態になってます。


採用候補カード

ここまで、ガッツンダーについてだけ深堀りしていきましたが、その他の軽量アタッカーの採用候補についても解説していきたいと思います。
それぞれ、明確にガッツンダーを優先した理由があるので、しっかりとお伝え出来ればと思います。

凶戦士ブレイズクロー

言わずと知れたアグロデッキ御用達のこのカードですが、前述した通りフェアリーさんがこのカードを入れて大会で結果を残したことをきっかけに爆発的に増えていきました。

このカードの強みは、

1コストであること

正直これに尽きると思います。
1コストであるおかげで、1ターン目にこのカードを繰り出し、積極的に殴って行けてキルターンがものすごく早くなります。

また、3コストホールと相性が良く、このデッキは4ターン目にオーフレイムホールが引けなかった時にマナを持て余しがちで出力も比べ物にならないほど低くなるのですが、ブレイズクローがあると「3t目 シンカイヤヌス」から「3コストホール→アンタッチャブル+ブレイズクロー→シンカイヤヌスループ覚醒」とすることで、アンタッチャブルを覚醒させることができ、しかもブレイズクローとヤヌスグレンオーで2点入れることができます。
ついでに1コストで出せるのはとても大きな強みです。

しかし、このカードの弱い点は、強制的に殴らなければならないところだと思います。

ある記事で見てめちゃくちゃ納得した言葉があるのですが「ビートダウンはアグロと違って、相手に合わせてキルターンを変えられるデッキ」というものです。

これに則って考えると、ブレイズクローの強制攻撃の効果はビートダウンと噛み合っていないように思えます。

また、役割も殴ることしか出来ないというのもかなり気になるところです。
結局、役割が明確にあって色んな使い方できるガッツンダーの方が強いと思い採用を見送りました。

ですが、ガッツンダー以外で軽量アタッカー入れるならこのカードを選ぶと思うぐらいには強力なカードです。

炎舌実況DJショー

14弾で登場して以来、あらゆる速攻デッキに引っ張りだこのこのカード。

今まで2コスト条件付きSAと違い、特別な条件なしでSAを得られることがこのカードの強みとして評価されていますが、私はそこまでその点を評価しておりません。
なんなら、その点がこのカードの弱みとまで考えています。

なぜなら、どこまで行っても1/2の確率ということから抜け出せないからです。
今さら何言ってるんだと思う方も多くいると思います。

このカードは、2コストSAバトル中パワー7000のバグカードになる"ことも"あるし、2コストパワー1000バニラになる"ことも"あります。

普通の速攻デッキであれば、後者になるリスクよりも前者になるリターンの方が大きいのですが、このデッキはビートダウンです。先ほど紹介した言葉を思い出してください。そうです、このデッキは必ずしも2ターン目に盾を殴らなければならないデッキでは無いのです。

なので、SAになってパワーも上がる可能性があるカードではなく、確実にパワーが上がってアンタップキラーを持っているがSAは持たないガッツンダーに軍配が上がりました。


余談ですが、先日こんなアンケートを取りました。

流石に贔屓してくれた方もいると思いますが、ガッツンダーが1番人気でちょっと嬉しかったです。


その他採用候補カード

これまで3つのカードを紹介しましたが、ここからは試す前に弱そうだったので試さず終わったカード達をサクッと紹介します。

月光電人オボロカゲロウ

2ターン目に出して意味があり、ヤヌスグレンオーをもう1回ひっくり返して使いまわせるのが少し強いカード。

これは1度試したことがありますが、このカードを2ターン目に出してもマナの色は大体2色なのでたった2枚しか入れ替えられないのなら、なくても対して変わらないと思いました。

一応初手でジャックアルカディアスを埋めれば3枚入れ替えられますが、そうすると山札に返すカードをマナに埋めているのでこのカードは必要ありません。

ただでさえマナカーブ通りに動くデッキなので手札がカツカツなのに、手札が減るこのカードは要らないと思います。

メカオーのようにこのカードが担う目的が「手札入れ替え」ではなく「このカートを場に出す」ということでは無いので、他に役割があるカードを採用するべきだと思いました。

アクア・メルゲ

ツヴァイランサーで大暴れしたのが記憶に新しいこのカード。

試しては無いですが、上記のオボロカゲロウと同じ理由で、手札アドを損する手札入れ替えカードは基本いらないと思います。出た時に仕事しないこのカードは尚更です。(エマタイは2:2交換で手札の総量は減っておらずしかもバイケンと共に受け札になるのでセーフ)

手札を先に捨てなければならず、ギャンブルになってしまうのも‪✕‬。

予言者カーラ


赤白速攻でたまに見るこのカード。
パワーが高くブロッカーなのは優秀ですが、別にパワーは正直どうでもよく色も弱いので別にこいつじゃなくてもよくね?となってしまいました。

チェレンコ


なんも強いこと書いてないです。無理にトリガー埋めなくてもそもそも盾厚いのでいらないです。
盤面にも手札にも触れられないので‪✕‬。

黙示賢者ソルハバキ


これまで触れられなかったマナゾーンに干渉できるカードで、実質1コストなのもそこそこありがたいです。

マナに触れられるのはめちゃくちゃ良いですが、2ターン目に出す意義が少ないのが難点です。
あと色も強くないです。

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回、Twitterで反響の多かったガッツンダーについて深堀りしていきました。

私の考えや思考があなた今後のデッキビルドの役に立ったら嬉しいです!

ここまで見ていただきありがとうございました!

それではまたいつか!

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