具体的に対象となる人物を絞り、親近感のある文章をつくる

「実際にセールスコピーライティングを書いてみたけど上手くいかない」

「人の心理が良くわからない」

といった事は、セールスコピーライティングをしている中でよくあります。

そこで、今回は具体的にどうすれば、お客様を想像でき、親近感のある文章が書けるのか

についてお話していきます。

具体的に心理を探り、理解する方法を知りたい方は是非最後まで読んでくださいね。


まず、心理や理解をしていく上で大切な事は、
「誰に売るのか」
というところです。

誰とは、どんな欲求を持った人に売るメッセージなのか…ということで、


欲求が違えば発信するメッセージも変わってきます。

欲求には2つ種類があって、

①不快を避けたい欲求
②快楽を得たい欲求

があります。


そしてこれは、快楽よりも不快なものを排除したい欲求の方が強いのです。


例えば、美容用品を売りたい場合、
対象となる年齢は30代〜40代くらいとします。


そして、この年齢の悩みを考えていきます。
もし、難しい場合は、初めは自分を対象にするとやりやすいです。


そして、欲求からなる悩みや、その場所、タイミング、その時起こす行動や発言を探ります。

抱えている問題は具体的に描写することと、対象となるお客様を明確することで、文章はとても書きやすくなりますよ。


そして、文章は情報ではなく、気持ちや感情が大切です。

「あっ、わかってくれてる」


と思うと、お客様は最後まで文章に目を通してくれ、第一段階はクリアされます。


問題の明確化をし、親近感をもたせ、解決策の提示をしていきます。
(これはPASONAという法則を使ってます。詳しくはまた説明していきますね。)


では、例の30代〜40代に向けて美容用品を売りたい場合を例文として書いてみます。


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結婚という言葉に飽きてしまったあなたへ


30歳、31歳、32歳…と年齢が経つにつれ、結婚できない事よりも、子供が産めるうちに結婚出来るかという不安が日々迫ってきます。

周りからは結婚について言われる事も少なくなり「そのうちなんとかなるだろう」
と思っていた余裕も少しずつ無くなっていく現状です。

急に婚活サイトに登録したり、合コンをしてみたりもしたけれど、婚活サイトでいきなり人を好きになれる訳もなく、合コンも周りは結婚しているので、開催されることも少なくなりました。

この年齢の女性は本当に出会いがないんです。

きっとこの手紙を読まれているあなたも同じ気持ちだと思います。

ただ出会いはいつあるのか、それは誰にもわかりません。

いつ出会っても良いように、準備はちゃんと出来ていますか?

髪のお手入れ、ネイルケア怠っていませんか?

今日出会ってもいいように、まだまだ輝いている女性であるあなたに、


美容用品「〇〇」のご紹介をさせて頂きます。


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この内容では、
30代〜40代くらいの未婚の女性を対象にセールスコピーライティングの文章を書いてみました。


この続きには、絞り込みと、行動への呼びかけがくるのですが、今回は具体的なお客様を想像し、理解するということが目的なので、ここまでにします。


この文章には、「親近感」と「あっ、わかってくれてる」といった内容になっていると思います。


親近感が出せるのは、具体的な対象を絞ったからです。

欲求としても、怠ってしまっている美容面での、
「もし、今すぐ出会えるなら頑張るのに」

という欲求を想定して書いてみました。

文章を書く前の対象の絞り込み作業はとても重要ですので、意識して何度も挑戦してみてくださいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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