見出し画像

Pauper EDHデッキを作ろう「番外編 PauperEDH銀枠戦で遊ぼう」~②マナベースとアトラクションデッキを作ろう~

 はじめましての人は、どうぞよろしくお願いします。
 既にご存じの方は、お世話になっております。
 PauperEDH 流行らせたいおじさんの魚野メメです。

 「PauperEDHに興味はあるけど、どうやってデッキ組んだらいいのかわからないよ」という方の一助になれば幸いと思い、自分が組むときはこんな風に組んでるよっていうのを普段は書いています。

 前回に続いてPauperEDH銀枠戦のデッキを組んでいきます。


前回のまとめ

 とりあえず前回はUnfinityから統率者と使うカードを選んでみました。
統率者はこの子↓

帽子を被っているクリーチャーを強化します


 デッキコンセプトは
①Unfinityのカードをなるべく採用しつつ帽子のクリーチャー確保(他エキスパンションと合わせて15体くらいほしい)
②ステッカーとアトラクション、名前いじり系のカードも可能な限り採用する(無理のない範囲で)
というものです。

アトラクションデッキを除き、25枚のUnfinityのカードを選定しました。

 今回はアトラクションデッキを組んでいきますが、ぶっちゃけコモンのアトラクションは10種類しかなく、「ダイスのどの数字を当たりにするか?」くらいしか選択肢がない為、あんまり書くことがありません!!

 というわけで今回記事ではマナベースから組んでしまうことにします


マナベースを作る

 統率者が5マナですので、いつものように土地35枚、マナ関連カード10枚で組んでいってみようと思います。マナ関連カードは前回の時点で2枚ほど採用されていますので、これを踏まえて選んでいってみようと思います。

マナ関連 2枚
1:《チケット配送チューブ/Ticket Turbotubes》

チケットを得るマナアーティファクト

1:《パークの地図/Park Map》

ほぼ探検の地図

 統率者の能力が割とシンプルに「全体強化」と「殴る」系のものであることを考えると、それらをサポートできる構成にしたいです。「探検の地図」のようなカードも既にあるので、バジリスク門でパワーを上げるギミックを採用したいと思います。

マナベース 土地 35枚

1:《統率の塔/Command Tower》
1:《オパールの宮殿/Opal Palace》
1:《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica》
1:《雪原の陥没孔/Snowfield Sinkhole》
1:《シルバークイルの学舎/Silverquill Campus》
1:《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate》
1:《ギルド門通りの公有地/Gateway Plaza》
1:《岡門/Heap Gate》
1:《砦門/Citadel Gate》
1:《黒竜門/Black Dragon Gate》
1:《バジリスク門/Basilisk Gate》
1:《英雄の鍛錬所/Forge of Heroes》
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1:《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
1:《のどかな農場/Idyllic Grange》
10:《沼/Swamp》
10:《平地/Plains》

マナベース アーティファクト 10枚

1:《探検の地図/Expedition Map》
1:《パークの地図/Park Map》
1:《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
1:《精神石/Mind Stone》
1:《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring》
1:《チケット配送チューブ/Ticket Turbotubes》
1:《眷者の装飾品/Bonder's Ornament》※ドロソ兼
1:《拡大鏡/Magnifying Glass》※ドロソ兼
1:《名誉ある家宝/Honored Heirloom》
1:《ナヴィゲーション・オーブ / Navigation Orb》

 ちなみに「マイコシンスの水源」を採用したのは、後々追加するつもりである「帽子クリーチャー」の能力で手札に戻してアドが取れそうなものを、少し入れておきたかったからです。

 とりあえず、マナベースが完成しました。
 前回記事と合わせて、ここまでで68枚。


そもそもアトラクションって何?

 お待たせしました。アトラクションについてです。Unfinityで新しく追加されたシステムですね。ご存じでない人のために少し説明しておきます。

アトラクション専用カードを使ってアトラクションデッキを作ります。

 通常のデッキ以外にアトラクションデッキを用意します。構築だと最低でも10枚以上。シングルトン構築です。アトラクションデッキのカードは「死拍の従者/Deadbeat Attendant」のように「アトラクションを開く」効果をもつカードで戦場に出します。「アトラクションを開く」効果でアトラクションデッキのトップを1枚戦場に出せます。

「アトラクションを開く」カードが必要

 アトラクションがあると、自分の戦闘前メインフェイズの開始時に6面ダイスを1つ振ることが出来ます。アトラクションのテキスト欄右側の数字とダイスの結果が同じであれば、アトラクションを観覧したことになり、効果が誘発します。

 ちなみにアトラクションはアーティファクトなので割と簡単に割れます。ゴリラのシャーマンなどは天敵ですね。

 アトラクションは、たくさん並べるとおもしろいことになりそうですが、コモンカードだけでアトラクションデッキを組もうとすると、ジョークカードを採用しないと組めないため、通常Pauper環境だと組むことが出来ません。せっかくの銀枠戦なので、今回はアトラクションをしっかり使っていきたいと思います。

この場合は④⑤⑥が当たりですね

アトラクションデッキのカードを選ぶ

 アトラクションカードはコモンだと10枚丁度しかなく選択肢がないのですが、出目の設定で差別化出来ます。下記リストは当たりの出目ごとにまとめてみました。当たりの出目に①がないのは仕様です。①が問答無用で全部ハズレ、⑥が全部あたりです。

アトラクションデッキ 10枚

ダイス②⑥
1:《道化師成形機/Clown Extruder (a)》
…白の1/1帽子クリーチャーを1体生成。
1:《発泡武器販売所/Foam Weapons Kiosk (a)》
…クリーチャー1体に+1/+1カウンターとターン終了時まで警戒。

1/3の確率でタダで+1/+1カウンターは中々えらい

ダイス②③⑥
1:《衣装ショップ/Costume Shop (a)》
…ステッカーを貼れる。
1:《子供用コースター/Kiddie Coaster (a)》
…ターン終了時まで全体に+1/+0修正。
1:《回転ライド/Spinny Ride (a)》
…対戦相手のクリーチャーを1体タップ。
1:《落下タワー/Drop Tower (a)》
…ターン終了時かプレイヤーが1の出目を出すまで1体飛行を得ます。

1/2の確率でタダで全体+1/+0は中々えらい

ダイス②③④⑥
1:《そこを狙え/Cover the Spot (a)》
…ミニゲームが出来ます。成功するとチケット4枚+ステッカー1枚。このアトラクションは閉店して次のアトラクションと入れ替わります。
1:《ダーツ投げ/Dart Throw (a)》
…ミニゲームが出来ます。成功するとピンクの2/2テディベアトークン2体生成。ピンクのクリーチャー…。このアトラクションは閉店して次のアトラクションと入れ替わります。

ダイス④⑤⑥
1:《占いマシン/Fortune Teller (f)》
…占術1。
1:《ビーブルすくい/Pick-a-Beeble (f)》
…6面サイコロを1回振って、出目の数分カウンターを載せます。カウンターが6個あれば宝物トークン2個生成して次のアトラクションと入れ替わります。

出目の設定について

 オルゾフカラーは比較的アトラクションに触り易い色のようでしたので、今回のデッキでは帽子意外だと2番目によく使うサブギミックになるかもしれません。

 出目については見てお分かりのとおり、当たりを偏らせています。私の構成だと②⑥が大当たりで、次いで③が中当たりになるでしょうか。

 戦闘に優位に働きそうなものを②③⑥に固めているので、アトラクションの開設状況次第ですが、1/2の確率で「ターン終了時まで全体に+1/+0修正」+「対戦相手のクリーチャーを1体タップ」+「1体飛行」みたいなことが起きるかもしれません。中々のロマン。

 更に補足すると、ダイスの出目操作(±1)が出来るカードが2種ほど(「ずれ/Scooch」「ミステリス/Xenosquirrels」)あり、場合によっては①④⑤が出ても、当たりに変更できたりします。

 ステッカー関連やクリーチャー関連のアトラクションも②③⑥に寄せていますが、これは盤面が何らかの理由で更地になっていた場合にステッカーを貼る先がないと困るかもしれないと思った為です。
「トークンがセットで生成されれば、解決されそうだな」ということですね。

というわけで、今回はここまでです。10/30の開催日までにデッキを完成させて、記事も完成させねば…。次回で完成の見込みです。

次回は「③ステッカーシートと通常エキスパンションのカードを選ぼう」です。よろしくお願いいたします。


今回までのリスト(おさらい)

統率者 1枚
「会場内マフィア、「ブリムス」バローネ/"Brims" Barone, Midway Mobster」

クリーチャー系 10枚
1:《空象/Aerialephant》
1:《おどけまわり/Clowning Aroun》
1:《タッパー/T.A.P.P.E.R.》
1:《ライド・ガイド/Ride Guide》
1:《謝肉祭の肉食獣/Carnival Carnivore》
1:《死拍の従者/Deadbeat Attendant》
1:《割り込む奴/Line Cutter》
1:《帽子の中の鼠/Rat in the Hat》
1:《魂のペテン師/Soul Swindler》
1:《___服の狼/Wolf in ________ Clothing》 ※兼除去

コンバットトリック・ギミックサポート系 6枚
1:《いらっしゃいませ/Step Right Up》
1:《ずれ/Scooch》
1:《ミステリス/Xenosquirrels》
1:《チケットマトン/Ticketomaton》
1:《ハットトリック/Hat Trick》
1:《さあご覧あれ…/Now You See Me . . .》

アド源 1枚
1:《怪しげな料理店/Questionable Cuisine》

除去・妨害系 6枚
1:《くじ没収ボット/Impounding Lot-Bot》
1:《母音抜き/Disemvowel》
1:《六面体災殺/Six-Sided Die》
1:《修理のための停止/Down for Repairs》
1:《ドラコニアン・ゲートボット/Draconian Gate-Bot》
1:《規制入場/Bar Entry》

マナベース 土地 35枚
1:《統率の塔/Command Tower》
1:《オパールの宮殿/Opal Palace》
1:《オルゾフの聖堂/Orzhov Basilica》
1:《雪原の陥没孔/Snowfield Sinkhole》
1:《シルバークイルの学舎/Silverquill Campus》
1:《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate》
1:《ギルド門通りの公有地/Gateway Plaza》
1:《岡門/Heap Gate》
1:《砦門/Citadel Gate》
1:《黒竜門/Black Dragon Gate》
1:《バジリスク門/Basilisk Gate》
1:《英雄の鍛錬所/Forge of Heroes》
1:《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1:《亡骸のぬかるみ/Mortuary Mire》
1:《のどかな農場/Idyllic Grange》
10:《沼/Swamp》
10:《平地/Plains》

マナベース アーティファクト 10枚
1:《探検の地図/Expedition Map》
1:《パークの地図/Park Map》
1:《オルゾフの印鑑/Orzhov Signet》
1:《精神石/Mind Stone》
1:《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring》
1:《チケット配送チューブ/Ticket Turbotubes》
1:《眷者の装飾品/Bonder's Ornament》※ドロソ兼
1:《拡大鏡/Magnifying Glass》※ドロソ兼
1:《名誉ある家宝/Honored Heirloom》
1:《ナヴィゲーション・オーブ / Navigation Orb》

メインデッキ 計69枚

アトラクションデッキ 10枚
1:《道化師成形機/Clown Extruder (a)》
1:《発泡武器販売所/Foam Weapons Kiosk (a)》
1:《衣装ショップ/Costume Shop (a)》
1:《子供用コースター/Kiddie Coaster (a)》
1:《回転ライド/Spinny Ride (a)》
1:《落下タワー/Drop Tower (a)》
1:《そこを狙え/Cover the Spot (a)》
1:《ダーツ投げ/Dart Throw (a)》
1:《占いマシン/Fortune Teller (f)》
1:《ビーブルすくい/Pick-a-Beeble (f)》

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?