『第64代横綱』 曙 関

今でこそ、最近はしょっちゅう大会が催されているけれど、それまで完全にプロレス不毛地帯と化していた山梨県に道をつけたのはワイだと自負している。
レスラーもスタッフもほぼ変わっていたけど、元・取締役広報部長としてではなく、完全に『お友達』として、ちょっとでもお役に立てたらなぁといろいろと企業さんとか紹介した。
で、20年ぶりくらいに興行を行うことになった時にプロモーションに横綱に地元のYBSやらコクサイやらに来てもらって、現場に顔を出したら完全に初対面なのに、ワイのあだ名「部長~」と親しく何度も呼んでいただき、その日は二人きりで朝までご一緒させていただいた。プロレスラーにしておくには惜しいなと思える人格者で、大相撲界はもったいない人材を、、、と思ったものでした。深夜の午前3時ころから、ご自身の若貴との取り組みをYoutubeで一緒に見始めた、何番も何番も。第64代という伝統をかみしめて。やっぱり、どう見ても寂しそうだったなぁ。「この時の若乃花の顔は忘れられませんね」と伝えることができて相撲ファン冥利に尽きた。
業界から外れた後だったけど、財産となる思い出です。
やっぱり横綱は格闘技より大相撲の大横綱です。
こころよりご冥福をお祈りいたします。


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