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今のゴルフ場って?(7)コース管理

1年ほど勤めたゴルフ場を辞めた区切りとして、ゴルフ場に対する思いを忘れる前にnoteに纏める事に。
今回は「コース管理」に対する思いを纏めてみます。

コース管理の印象

ゴルフ場で仕事を始めるにあたって最も興味があったのがコース管理の仕事でした。なんとなくイメージする事は出来るが、詳細は分からない。近くで見れるのが嬉しかったです。
早朝からコースチェックをしながらグリーンやバンカーの整備をしてトップの組を迎える。午後からは最終組を追いかけるようにコースの整備を行う。
休憩時間が長いが朝早く夕方も遅い勤務となり、決して仕事がしやすい業務では無いと感じました。
そして何度かコース管理の手伝いでコースに出た事は良い経験。これで快適にプレーをしてもらえたかと思うと、仕事としてはやりがいはありますね。

コース管理の機能

快適にプレーが出来る環境をキープする事がコース管理の仕事で「コース維持」。
楽しんでもらえるように新たにコースを変更し行くのは「コース改修」。
この両輪でコース管理をしていくというのを見せてもらいました。
コースをどうしていくのかその方向性を決めるのは経営サイドの判断で、それを実現する能力をコース管理側に求めらます。なのでまずは「どんなコースデザインにするのか」というゴルフ場としての方針を決める事が重要。
コース管理も結局は経営サイドとコース管理側がコミュニケーションをしっかり取ってこそ、その能力を発揮出来ると感じました。実際そこでのトラブルも目にしたので、間違いないですね。

これからのコース管理

現実的に人的コスト、機材コスト、資源コストが必要でやはりお金。
コース管理のコストカットはコースの品質に直結するので出来ないでしょう。これからはコース管理のコストが掛からないコースデザインとなるのでしょうか。
私が勤めていたコースはコースの管理道路が狭く効率の悪い導線だったので、管理道路を見直せば効率良く(低コスト)管理できるのではと思っていました。
コース上だけでなくコース管理の環境を見直す事も必要と感じます。後は頻度の低くコストが掛かる作業はアウトソーシングする等、作業単位で見直しをするようになるのではと思います。
(既に実施しているとは思うのですが…)

#ゴルフ場 #ゴルフコース #管理

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