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勝手に新系列車転配予測

2015年に山手線にE235系が導入された。これにより山手線からE231系が撤退し他線区の旧型置き換えのための捻出が始まります

ということで来年あたりから始まるであろう第3世代新系列車の導入とそれに伴う各線区の転属 廃車を勝手に予測してみました。

あくまで参考までにここにうp

新系列車・・・・209系以降に作られた鉄道車両の総称
車両そのもののライフサイクルコストを考慮したうえで、各部や生産工手を適正化し、
また税法上の鉄道車両の減価償却期間の13年間で廃車にしても費用面でマイナスにならないように設計されている。
そのほかにも、13年で更新工事を行なうことで使われているエレクトロニクスの陳腐化を防ぐ。
公共投資として一定の間隔で工場の生産ラインを稼働させることで、一定数の雇用の確保に貢献する
など、鉄道業界という枠を超えて日本の科学や経済に対しても少なからず作用がある。
また、次期車両の開発は在来車両の減価償却期間満了までに行われ、満了すると次期車両に増備が切り替わり
在来車は生産終了となる。以後在来車両は増備は不可能となる
逆にいうと、形式の初回ロットが減価償却を終わらせる直前までその形式は増備することができる。
なので、とある地区への2次投入が1次投入の10年後になるケースが発生する
(例 
E721系1000番台  キハE130系500番台)

減価償却期間の周期とそれに伴う更新等の目安

・1週目1~13年
13年目まで新車から大幅な改造や更新を行わず使用する。13年経たずに廃車にすると計算上赤字になる
また、この13年の間に次の13年の主力になる世代の車両の研究開発が行われる

※419系や715系の種車となった583系は、余剰になった後も減価償却を終了していなかったため廃車にできず、近郊車化改造されることに

・2周目 14~26年 13年を経過して時点で減価償却を終了をしているため廃車にしても赤字にはならない。
1週目で開発されていた新型(例 E233系)がデビューし、首都圏の主力になってる旧世代車(例 209系)を置き換える。
さらに次の13年の主力になる車両の研究開発が行われる。
209系 701系やE217系はこのタイミングで床下機器や制御装置に更新を行っている。
なお、転配にあぶれた車両はここで廃車になる場合もある。

・3週目 27~39年
2周目で開発されていた新型(例 E23X系)がデビューし1週目開発組(例 E233系)を置き換える
置き換えられた1週目開発組で旧世代車(例 209系)を置きかえて廃車する。
新系列車にかかわらず、走行距離にもよるが大体車齢30年を超えるころが廃車にするタイミング。
現に、国鉄型でも更新を受けない車両は30年で廃車になる。
仮に更新されてもJR東日本で40年以上使うパターンはよほどの理由が無ければない。
30年を超えてしまうと、アコモデーションの陳腐化や部品が入手困難になる可能性が大きく、
それを無視して使うと運行コストや整備コストが増大し、ライフサイクルコストに影響が大きくなってしまうため
新系列車にするメリットがなくなる。

予測の注意点
・あくまで個人的な予測。本気にしてはいけません
・今回は一般型のみ、特急車両は考慮に入れません
・目安にするのは、京浜東北線のE233系の導入開始時期から13年後の2019年
・以下の様に世代付けします

第1世代
・209系
・E127系
・E217系
・E501系
・701系
・キハ110系

第1.5世代(首都圏以外に増備なし)
E231系

第2世代
E233系
E531系
E721系
キハE130系

第2.5世代(各形式にて、新機軸の運用とデータ収集中)
E129系(0.5Mユニット)
E235系(デジタルATC INTEROS)
HB‐E210系(ハイブリット機構の安定運用)

・どこかあぶれてるとこがあるかもしれませんが、悪しからず

1、首都圏関東方面
E235系 E23x系
置き換え対象・・・車齢13年を超えたE231系とE217系 E233系 (車齢13年程度での廃車発生の可能性)

中央線に投入されたE233系0番台を筆頭に、減価償却が終わった車両から順次置き換えと更新
捻出されたE233系の転配予測
・南武線6両編成是正のための増車
・武蔵野線や千葉支社で運用されている209系の置き換え
・高崎支社に残る211系や115系の一部の置き換え 
・宇都宮線205系の置き換え  etc

E217系に関しては、2020年度に更新工事から13年が経つため、701系と同じく他線区への転用は無く一括で廃車が進む可能性がある。

近郊向けE231系 E233系(東海道色車)は機器更新を行って運用継続の可能性も


E233系は南武線に限らず、京葉線や横浜線 京葉線などに比較的最近投入された路線に転属すると思われる

E23X系 (相模線用)

置き換え対象・・・205系

相模線に関しては、専用車で置き換えると公式から発表あり

E53x系 
置き換え対象・・・E501系と車齢13年を超えたE531系
E501系を一気に置き換えて廃車。
E531系も減価償却が終わった車両から順次置き換えと更新
捻出されたE531系の転配予測
・東北線の黒磯白河間のデットセクション運用増加に合わせて振り分け
・現在E501系が運用されている水戸線の運用
・常磐線全通時の仙台~いわき方面の増発に向けた転属
E531はここ以外に使うと思わしき場所がないため、現状予測はここまで
東北線系統に関しては、宇都宮線の205系をE233系と共に行う可能性もあり

上越新潟長野方面

E129系・またはそれの改良型

置き換え対象・・・新潟支社と高崎支社に残存する115系など国鉄型
国鉄型の老朽化が著しく早急な置き換えが必要

E129系の時点で、既に完成されているが E23X系の登場によりフィードバックで別形式が立ち上がる可能性
E129系のノーマル2次増備車でE127系を置き換え、えちごトキメキ鉄道に譲渡する可能性もあり。

長野支社の211系とE127系置き換えのために投入も考えられる。

東北方面

E72X系
置き換え対象・・・・701系とE721系0番台

秋田方面の701系が減価償却期間を2周し
老朽化も相応に進行してるため、置き換えの可能性は大

また、仙台地区には

・2両13編成程度を投入し、捻出したE721系ないし701系を阿武隈急行に譲渡する

・上記に加えて701系を置き換えるために40編成ほど(4両固定と2両固定)投入する

この2つが考えられる。

車体はE721系のボディにE129系の走行装置の組み合わせになると思われる。
混雑率が高くならない地区にはステップ付きのE129系交流版の可能性もあり

E729系??

置き換え対象・・・719系5000番台

走行距離は0番台ほど多くはないが、既に車齢も20数年経過しておりパーツも少ないため置き換えの可能性大

単純にE129系の交流版と思われる。なお701系5500番台も置き換えの可能性は十分ありうる

JR東日本全体

キハE13X系 GV-E400系(既に決定事項 第3世代1番乗り)

置き換え対象・・・キハ40系列とキハ100系列の一部

置き換え理由は115系などと同じ。

キハE130系列の減価償却が終わるタイミングで新形式のDCが登場すると仮定すると
ここ以外に早急に置き換えが必要なのは、新潟と青森 秋田 の3支社のキハ40系しかない
キハ100系列に関しては個々の状態を鑑みて、廃車や更新工事の可能性
また余剰になったキハ100系列で波動車をつくり、各支社に残存するキハ40系ベースのジョイフルトレインや波動車を置き換える可能性もあり

現在増備進行中のキハE130‐500から何らかのフィードバックがあると思われる。

予測不能

205系(鶴見線 仙石線)

置き換え予想がされてはいるが、公式かららしい知らせがない。

両線区とも運転台に大掛かりな改造を行ってから、数年ほどしか経過しておらず、そう簡単には廃車にできない模様。

なお仙石線は東塩釜以北の私鉄時代のトンネルに、新系列車(東急車両製)の雨どいがヒットするらしい(東急などで運用される新系列車タイプは建築限界を超えないようにボディを台形にして雨どいの部分が当たらないように設計されてる)

2020年ころに何らかの動きがあるとは思われるが・・・・・・・

以上です。2019年が目安ですがE233系の中央線投入は2005年あたりでしたので来年あたりから始まる可能性もあります。
なお、これら転配計画のすべてが明らかになるには、短くても5年 長くても10年以上かかります。
5年後この動画内での予測がどこまであたってるか。気になるところです
では、それまで気長に待つとしましょう。

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