NPO法人サポネっていうとこ
正式名称は、
「特定非営利活動法人障害者の自立を支えるサポートネットワーク」
略してサポネっていいます。
サポネでは、障害者を対象とした訪問介護をメインに活動をしています。訪問介護と言っても利用者さんの自宅での介護だけに限らず、一緒にお出かけ(移動支援)もしています。
また、介護と聞くと体を持ち上げたり、車いすを押すことのイメージが強いですが、サポネでは、身体介護もありますが、全体の割合で言うと少ない方です。
サポネの理念
サポートが必要な人々が集まる社会、
互いが互いを支えあうネットワークをつくりたい。
障害のある人とない人が共に住み慣れたまちで、
働き、遊び、暮らしたい。
いろんな個性のある人々がカラフルにまちで活躍できるような
システム作り、場作りをしたい。
サポネはこうした理念のもとで活動しています。
サポネで働く
僕が働いている、ここサポネは、スタッフ(正職員)37人とサポーター(アルバイト・パート)約50人規模の事業所です。
サポネでは、ただ介護をするだけではなく、介護を通して、地域の人たちに障害についてしってもらおうと様々な事業を展開しています。
イベント事業=障害者と地域の人が一緒に楽しみ、交流するいべんとづくり
ネットワーク事業=サポネの活動を多角的に発信し、地域や社会に広める
サポネの家=住宅街にある一軒家で、宅幼老所・生活介護・カフェの運営
といった事業で地域と関わることを大切にしています。地域で暮らしている障害者にとって僕たちの介護だけでは、解決できない問題がたくさんあります。例えば店の入り口に階段があったり、入店拒否だったり、車いすの入れないお店、差別は世の中にまだまだたくさんあります。
こういったことは、介護するだけでは解決できません。
そのためサポネでは、介護以外に地域の人と交流することで、障害について知ってもらうことや実際に障害者と会ってコミュニケーションをとって障害者ってどんな人なのかを知ってもらう活動をしています。
いろいろと書いてきましたが、サポネがやっていることを簡単に言うと
『障害者と共に生きること』
です。
僕たちは、障害のある方々と共に日々を過ごすことで互いに理解し尊重し支え合って生きています。
サポートをして一緒にまちに出て行くことでたくさんの人の目に触れ、たくさんの感情に出会い、理解と差別が生まれます。
これを繰り返すことで、生まれてくる差別をより多くの理解に変えていく。これも僕たちの活動の一つ。
差別もそもそもは何も知らないから個人の思い込みから始まるっていると思います。
だから僕たちはサポートを通じてたくさんの方々に知ってほしいと思い活動しています。
一人ひとりの考えがあり、一人ひとりの感じ方があります。
自分の考えや感じ方はすごく大事です。
でもそれを他人に押し付けることは違うと思います。
自分の考えを出す前にまずは、相手を知ることから始めましょ。そしたら新しい何かが見えてきますから。
そして、互いに理解し、尊重し合い、共に支えながら生きていく。
そしたら差別もなくなっていくんじゃないかなぁ~って思っています。
今の世の中に必要なのは、相手の気持ちを受け止める心。
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