変化音に注目したチャーチモードの覚え方
チャートモード(教会旋法)について、メジャースケールの開始音をずらせば「イオニアン、ドリアン、フリジアン・・・」と教わるが、これは少し覚えにくいし使いにくい。
基本的なメジャースケール(イオニアン)、マイナースケール(エオリアン)の音の変化に注目して覚えたほうが楽だろう。
変化音に注目することで、メジャースケールの7度を半音下げればミクソリディアン、4度を半音上げればリディアン、と覚えることができる。楽曲の中でもいくぶん使いやすくなるはずだ。
スケールの構成音が変化するということは、使用するコードもそれに付随して代わる。ただし1コードの場合はその限りではない。
たとえば、"C"一発のコード上で、イオニアンを使おうが、ミクソリディアンを使おうが、リディアンを使おうが、それは自由だ。しかし"C - F"という進行であれば、リディアンは使えなくなる。リディアンを使う場合は"C - D/C"のような進行にコードを変えるべきだろう。
チャーチモードのコード進行に関しての記事も過去に書いているので参考までに。
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※この記事は上記のツイートが思ったより伸びなかったので、制作した図を供養するために書きました。
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