乃木坂46 n期生のn番目のxについて考える


何かの動画内でも話していた内容になるのですが、期別曲について答えが出ております。
現在、乃木坂46では5期生までおりまして、その中の3、4期にそれぞれ「三番目の風」「4番目の光」という期別曲があり、3期が風、4期が光なら他はどうなんだということについて考えたことのある乃木坂ファンはたくさんいることでしょう。
noteに書いた人もいるでしょう。
僕はその中でお一人だけ、記事を読んで、なるほどと膝を打っていたのですが、最終的にその方とは違う結論に至りました。

というわけで結論から。
1期生→詩
2期生→花
3期生→風
4期生→光
5期生→星(仮)
です。5期は正直いうとまだ確信は持てていません。

1期生は「乃木坂の詩」から。
2期生は「ゆっくりと咲く花」から。
5期生は「絶望の一秒前」から、それぞれ引用です。

それぞれ色々なロジックで各々の答えを持っているかと思います。5期はともかく、1、2期については今後楽曲が出るということはないので、それぞれが信じる答えを信じればいいので、他の答えを持っている方を否定することは致しません。
あくまで僕が考えるのはこれというだけでございます。なのでお手やわらかにお願いいたします。

ここからは僕なりの理由について。
「三番目の風」のなかで、「希望の使命はそう 光を作ることさ」という歌詞が出てきて、それが「4番目の光」に繋がるのではないか、というのはかなり有名な説になっております。
そんな感じで、期別曲同士のつながりがあるのではないかと考えられもするのですが、僕は別の曲に注目しました。
齋藤飛鳥卒業コンサートで意味ありげにフルで披露された「キャラバンは眠らない」です。

乃木坂第2部の「乃木坂になる」というテーマにおいて、やはり重要なのは1、2期生の卒業です。卒業していく先輩を見送って、「自分たちは乃木坂を創り上げた1、2期生の先輩には絶対にかなわない」という固定観念から脱却する物語ですから。
その内チャンネルで公開される予定ですが、乃木坂の歌詞で、しばしば出てくる「太陽」というワードが、乃木坂を表しがちなんです。
秋元真夏が最後に参加した全体曲「僕たちのサヨナラ」でも「沈む太陽を何度見ただろう」とあり、メンバーの卒業を「沈む太陽」にかけているのではないかと思います。
この曲についてはしっかり時間をかけて考察していくとして、「キャラバンは眠らない」について、歌詞に注目してみましょう。

そもそも発表された時点での「キャラバンは眠らない」は、齋藤飛鳥をセンターに据えた若手メンバーによる楽曲で、新世代への世代交代を思わせる曲でした。
この曲を齋藤飛鳥卒業コンサートで披露したのは、単純に齋藤飛鳥センターだからというだけではないと僕は考えます。
最後の1期生という立場を秋元真夏と分け合った形になる齋藤飛鳥。その飛鳥ちゃんが後輩たちに向けて「前の世代を超えろ」と檄を飛ばしているのではないかと。
つまり今の新世代を担う後輩たちに向けて。
実際、飛鳥ちゃんをどれだけ新世代と言ったとて、あくまで同期なんですよね。
それに星野みなみも入ってるんですが、星野といえば初期乃木坂の象徴の一人ですし、若手メンバーによる楽曲というのに違和感を覚えずにいられない。
だからこそ、この時のための曲なんじゃあないかと思ったわけです。
そんなキャラバンの中でも、特にBメロの歌詞について。

「どんな夢を見たのか?
 風は強く吹いたか?
 太陽が沈んで暗い闇に絶望したか?」
これは1番Bメロ。
「太陽が沈んで」→1、2期生の卒業。
「どんな夢を見たのか? 風は強く吹いたか?」→夢も風も3期生を彷彿とさせるワードです。
「暗い闇に絶望」→絶望の一秒前っぽい。
3期生は何を目指してここにいるのか? 3期生として、新たな風を吹かせることはできているか?
乃木坂を作ってきた1、2期生がいなくなって、絶望しているのか?

「時に雨は降ったか?
 花は咲いていたのか?
 太陽が昇って鳥の声に詩が生まれたか?」
これが2番Bメロ。
もうお気付きですよね。
そうです、2期生=花、1期生=詩だと確信を持ったのはここです。
最後の2期生曲が「ゆっくりと咲く花」、最初の1期生全体曲が「乃木坂の詩」。
1番は3、5期生にまつわるワードが入って、2番に花と詩が来たら、もうそういうこと。
「太陽が昇って」とありますが、4期生が初めて表題センターに立ったシングルは「夜明けまで強がらなくてもいい」な訳で、飛鳥ちゃんが卒業するタイミングでこの2番を含むキャラバンを披露し、これが飛鳥ちゃんからの檄とするならば。
この時から、新たな乃木坂を作れという檄なら、飛「鳥」の声で、新たな「乃木坂の詩」が生まれるってことではないかなと。
「雨は降ったか?」もね、「4番目の光」のCメロでバッチリ出てきます。
「もし雨が降ってぬかるんでも」
「雨雲の隙間ほら差し込む 光たちよ」
Cメロで2回も雨って出てくるのはある程度狙いもあってなのでは?と思ってしまいました。
つまりこの曲、乃木坂を作ってきた1、2期がなくなった乃木坂に新たな夜明け=4期生がやってくるという意味がこもっているのではないかと思うのです。
過去に1期生が「4期生に1期生ぽさを感じる」と発言しているのもあるし、やはり4期生は乃木坂の凝縮みたいな存在なのかも。
ところで「絶望の一秒前」も、ここから残っていた1、2期生が続々と卒業していくという意味を込めてのタイトルかもしれませんね。

というわけで、僕が出した結論、改めて書いてみましょう。
一番目の詩
二番目の花
三番目の風
4番目の光
五番目の星
結構しっくり来ると思うんですよね。
で、これ書いてて思ったんですが、五番目で星の他に有力とされている説で「色」ってのもあるんですよ。
これを思い切って6番目に入れるのはどうかなと思いまして。
6番目の色

4と6だけアラビア数字なのは、乃木坂46だからです。
4期と6期はちょっと特別な何かがあるかも!知らんけど!

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