活字メディアとしてのnote

 noteは活字メディアだ。
 BeReal.やTikTok、Instagramといったリッチコンテンツを発信するSNSが普及している現在において、活字メディアはどちらかというととニッチな方に分類されそうだ。世界最大の活字メディアであるXにしても、基本的には文字数を制限することで、相互的なコミュニケーションや情報の流動性を促進している。

 それに比べて、noteは長文SNSだ。情報の流動性がないばかりか、相互的コミュニケーションの意味合いも弱い。となると、noteにはどのような価値があるのか。情報を広く浅く届けるよりも、特定のユーザーに深く届ける。商品やコンテンツに対する顧客のコミットメントを高める。これに限るだろう。

 しかし、これをなすには、Xをはじめとした情報流動性の高いSNSと連携することが不可欠になってくるだろう。流動性の高いSNSで新規ユーザーを獲得し、noteでユニークユーザー数を増やす。noteはあらゆる機能を備えているスーパーアプリではない。そのため、他の機能と兼ね合わせてこそ価値が最大化するのではないか?

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